笑い飯(西田幸治、哲夫)と千鳥(大悟、ノブ)の“ライフワーク”ともいえるライブイベント『笑い飯・千鳥の大喜利ライブスペシャル』が1月15日(土)、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで開かれました。コロナ禍の影響もあって2年ぶりの開催となった今回は、初のオンライン生配信が実現。どぶろっく(森慎太郎、江口直人)、もう中学生、ニッポンの社長(辻、ケツ)、ダイアン(ユースケ、津田篤宏)ら豪華ゲストとともに仁義なき大喜利合戦を繰り広げました。
“笑点スタイル”で大喜利スタート!
出演者たちがステージに登場すると、「待ってました!」の大きな拍手とともに客席が大きく湧きます。まずは大悟、笑い飯、ニッポンの社長の西軍と、ダイアン、もう中学生、どぶろっくの東軍に分かれて、着物を着た“笑点スタイル”の大喜利でスタート!
全員でニッポンの社長・ケツの着こなしをイジったり、このイベントの常連となっているダイアンの着物が、15年前に買ったままの「やっすい生地」(津田)で「着てないのと同じくらい軽い」(ユースケ)ものだと明かされたりと、本編前のトークからヒートアップします。どぶろっくの大ファンだという千鳥は、「アーティストとして見てます」と大悟。江口の着物姿に「もうエロい」と興奮を隠せません。
大喜利は「あいうえお作文」からスタート。テーマにちなんだ5文字の言葉を頭文字に、5人でひとつの文を作っていきます。「はじめてのハワイ旅行」のテーマで、西軍に出題されたのは「アラモアナ」。1番手の大悟が「アナコンダだ」で口火を切ると、「ラ」「モ」と、さまざまな“目撃談”が続いたものの、最後のニッポンの社長・辻の答えにはノブから「ぜんぜん関係ないやろ!」とクレームが。
一方の東軍は「カメハメハ」。ユースケの「カメラを忘れた」で始まった作文は、5番手の江口が見事に下ネタで着地し、どぶろっくファンのノブから「素晴らしいですね!」と絶賛されていました。
「2021年5大ニュース」のコーナーでは、「芸能」をテーマに、芸人だからこそ知りえた裏ネタ・驚愕の事件が暴露されていきます。ケツの「ケツ、PayPayを使い始める」というプチニュースで始まった西軍の回答は、コアな関西芸人ネタに終始。ノブから「知名度上げてよ」とクレームをつけられつつも、西田がとんでもない大ネタを投下すると場内は騒然!? 東軍も、負けじとコアな裏ネタを連発するなか、「大喜利ライブ」に欠かせない“あの芸人”のニュースも飛び出し、ファンを喜ばせました。
珍回答にノブのハリセン炸裂
演芸コーナーに続いては「大喜利ライブ大喜利」で大盛り上がり。前半は笑い飯、千鳥に加えてダイアン、もう中学生が参戦し、「アホ居酒屋『お刺身にいらんことすな!』どうなっている?」などのお題で火花を散らしました。
「しっかり火を通している」(津田)、「誕生日ローソクを刺してくる」(西田)と、文字はもちろんイラストを駆使した回答も入り乱れ、そのたびにノブのツッコミとハリセンが炸裂! もう中学生の回答に哲夫がカブせたり、微妙に古い事件をからめた回答にノブが翻弄されたりと、予測不能な展開で会場を沸かせます。
どぶろっく、ニッポンの社長が参加した後半は「『SASUKE』開始1秒で落ちた人の一番多い言い訳とは?」をはじめとするお題になり、やはり名回答・珍回答が続出。森がなぜか毎回、メロディにのせた回答を聴かせるなど、それぞれの持ち味も全開です。
なかでも白熱したのが、「『荒れる成人式』みたいな言葉を考えてください」というお題。語感などを合わせた回答から始まり、中盤からは何でもアリの様相に……。江口の回答に引っ張られて下ネタだらけになる一方で、前半から引き継いだ“ノリ”が新たな進化を遂げるなど、「大喜利ライブ」ならではのクセになる笑いが次々と生まれました。
大喜利の濃い魅力がつまった2時間超。エンディングでは、ノブが「コロナが落ち着いてきたら大阪でも定期的にやりたいと思っているので、ぜひまたお越しください!」と呼びかけて、会場も大きな盛り上がりで応えていました。
このライブの模様は、1月22日(土)18:00までFANYオンラインチケットで見逃し視聴できます(チケット販売は同日12:00まで)。
FANYオンラインチケットはこちらから。