ネイチャーバーガーの三浦リョースケが1月14日(金)、東京・ヨシモト∞ドームで開催されたライブイベント『ムゲンダイ報道局 vol.3~本当に記事になるライブ~』に出演。自身も所属する『神保町よしもと漫才劇場』で活躍中のピン芸人・バチョフの“人生”すら変えるエピソードを話し、会場を驚かせました。
このライブは読んで字のごとく、記者となった芸人たちが、さまざまな楽屋ニュースや芸人たちの生態を紹介し、そのなかから審査員のライターが記事化するネタを選出。後日、本物のネットニュースとして記事になるという企画の第3弾です。
ライブには、MCの相席スタート・山添寛を筆頭に、三浦、アイロンヘッド・辻井亮平、THIS IS パン・岡下雅典、男性ブランコ・浦井のりひろ、ドンテコルテ・渡辺銀次、バビロン・千葉ストロガノフ、ドッチモドッチ・栗原慎一郎が芸人記者として登場。それぞれ、エピソードを持ち寄ってトークをしました。
先輩の新居で「チョフチョフミー!」
赤を基調とした衣装に身を包み、奇妙なポーズで「チョフチョフミー!」と叫ぶギャグを持つバチョフ。
スラっとした見た目とは裏腹に、冷蔵庫も洗濯機も1人でヒョイっと持ち上げられる彼に、引っ越しの手伝いをしてもらったという浦井が、バチョフの奇行を振り返りました。
新居に荷物を入れたあと、買い忘れたものがあったため、バチョフに留守番をお願い。すると、こんな出来事が!
「合間にTwitter見たら、バチョフのアカウントで『新居でチョフチョフミー!』って書いてあって。(一緒にアップされた)動画を見たら、ダンボール山積みの僕の新しい家で『チョフチョフミー!』って叫んでて……。どういうこと!?」
愛する芸名を本名にしたい!
そんなバチョフですが、三浦に「僕はバチョフという名前と結婚したいんです!」と熱弁するほど、自身の芸名を愛しているという。その愛がマックスまで溜まったとき、“本名にバチョフを入れたい!”と思うように……。
区役所で確認すると、ミドルネームに入れることは可能。しかし、本名のワタナベコウタ(本名非公開のため、カタカナにて紹介)+ミドルネーム(ワタナベ・バチョフ・コウタ)として5年間ほど生活せねばならず、年賀状などの実績がないと、改名は難しいことが分かりました。
それでも、名前をバチョフにしたいと思い調べた結果、自身の下の名前のふりがなを「バチョフ」にできることが発覚。現在は、戸籍上、漢字はそのままに「ワタナベバチョフ」として生活しているという。もちろん、ミドルネームを入れることも画策中で、三浦は「彼は5年後、(苗字・名前は漢字で)ワタナベ・バチョフ・バチョフになるそうです」と報告。出演者を驚かせました。
そんなバチョフの改名こぼれ話として、渡辺は「裁判所まで話を聞きに行ったらしいんだけど、みんな離婚とかでめちゃくちゃケンカしている中、あいつだけ『バチョフ』にしたいって願い出たらしい」と回顧。会場は爆笑に包まれました。
それだけこだわるバチョフとは、一体どういう意味なのか? ライブでは、その語源が話題に。
三浦や渡辺曰く、造語でもなければ海外の言葉でもない。どうやら大学のときに名付けられたようですが、本当の意味は分からずじまいとのこと。
すでに諦め気味の三浦や渡辺に、山添は「なんでみんなバチョフを飲み込んでるんよ! もっと気になれよ!」とツッコミを入れていました。
バチョフに独占取材を実施!
ファニーマガジンでは、エピソードの宝庫でもあるバチョフに、後追い取材を敢行。アンケート形式で質問に答えていただきました。
――バチョフの意味を教えてください。
『世の中をハッピーに変えたい、楽しく、明るく、元気にしたーい!というところから来てます!!!
全てをポジティブに! ポジティブももっとポジティブに変えるぞーーーっていうのが込められていて、普段の生活で感じる小さなことでも多くの幸せをみんなに感じてほしいんです! 「チョフチョフミー」で!
だから、「チョフチョフミー」という魔法の言葉で、色んなものをハッピーにしたいと思ってます!
世界中の全ての人を笑顔にする為に、幸せにするために、そして自分自身も笑顔にする為、僕は「チョフチョフミー」を極めていきます!!!
大学の時にバチョフになって、9年。
ある意味バチョフがなぜバチョフなのかを探す旅にバチョフは出ているので、これからのチョフミー人生で示していきまーす!!!
みなさーん!!!
チョフチョフミーーーー!!!
――浦井さんの新居で「チョフチョフミー!」をやったそうですが……。
実際には3回ほどチョフチョフミーをしました。シークエンスはやともさんの家でもチョフチョフミー、ルームシェアしているオズワルドの畠中さんの家でもチョフチョフミーを沢山したので、ハッピーな家になってるはずです!!!
――いまハマっているものは?
『超ときめき♡宣伝部』というスターダストのアイドルで(ももクロさんの姉妹グループです)、去年の9月にたまたま有線で流れたので知って、YouTube見てハマって、10月にはファンクラブに入って、12月にはライブに行くぐらいどっぷりハマってます!!!
――資格も持っているそうですね。
高等学校教諭一種免許状(生物)です。
そして、今保育士免許を取ろう勉強中です!!!
あと、プチ情報なのですが、12月にゴールド免許になりました!!!
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バチョフの意味が分かったようなわからないような……。とにかく、実績を集め、5年後にはミドルネームを入れたいというバチョフ。そんな彼の熱い思いはnoteでも綴られています。あわせてご覧になると、より今回の記事を楽しめます!
『あの日僕はバチョフになった。』はこちら
『本名をバチョフに変える為、いざ裁判所へ!!!』はこちら
『本名をバチョフに変える為、いざ市役所へ!!!』はこちら
また、同ライブでは、岡下がトークした芸人ニュースも記事化しています。あの歌ネタでおなじみのピン芸人と、チョコレートプラネット・松尾駿とのマル秘話が……。こちらも要チェックです!
岡下がトークした芸人ニュース「チョコプラ松尾、後輩芸人の「淡い恋」に軍資金5万円を“男気”プレゼント…その結末は!?」はこちら
【ライター講評】
バチョフさんの“バチョフ”に対する異様なまでのこだわり。そして、本名まで変えてしまう執念を知り、ぜひ記事化したいと思いました!