絶景とグルメに島田珠代も大興奮! 『WEST EXPRESS 銀河』のスゴすぎる中身

ゴージャスな瑠璃紺色の車両に乗ってリッチな旅気分を楽しめるJR西日本の『WEST EXPRESS 銀河』で、大阪-下関間を走る「山陽コース」の運行が12月12日(土)から始まりました。今回は、吉本新喜劇の島田珠代が大阪駅から福山駅まで乗車。ゴージャスな車両を堪能しながら、道中の見どころやグルメなど、豪華な鉄道旅行の魅力をお伝えします!

出典: FANY マガジン
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銀河に乗り込み、旅がスタート

午前7時、大阪駅のホームで『銀河』が到着するまでの間、車両やコースの説明を聞いているだけで、珠代は「乗ってみた〜い!」と早くもやる気十分。ふだんからテレビの旅番組などを観ることも多く、すっかり旅への期待が高まっている様子です。『銀河』がホームに到着して車内に入るなり、「うわ〜! すごーい!」と大興奮の珠代。いよいよ大阪駅を出発し、旅が始まります。

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出発時は、ちょうど朝日が街を照らす時間帯。オレンジ色に輝く朝の街並が、車窓を流れていきます。車内アナウンスでは、六甲山、明石海峡大橋など、通過していく土地の見どころの説明がされました。

発車から約30分、三ノ宮駅を出ると朝食の時間です。朝食は神戸の老舗「イスズベーカリー」の銀河特製パン。その前に、今回のコースのなかでも指折りの絶景、須磨海岸や明石海峡大橋が一望できるエリアへ差し掛かります。「景色を見ながら進む一人旅、いいなぁ」とご満悦の珠代は、この絶景を4号車のフリースペース『遊星』で見ることに。車窓いっぱいに広がる瀬戸内海の風景の美しさに感激し、思わず窓にへばりつきながら“変顔”を披露していました。

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朝食は神戸の老舗が作った特製パン

素晴らしい景色を堪能したあとは、『遊星』に4つあるボックス席のテーブルで、お待ちかねの朝食を堪能。『銀河』の焼印が押されたパンは、中にチョコチップの入ったここでしか食べられないレアな逸品です。イスズベーカリーのことを知っていた珠代は、「貴重な経験! 甘さ控えめでシンプルでおいしい!」と笑顔。チョコチップとアーモンドクリームのハーモニーは「甘過ぎず食べやすい! お茶に合う!」と高評価でした。

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続けて、「いまどきのデニッシュ系ではなく、シンプルで子どものころを思い出す……」と話したかと思うと、「切ないです……子どものころ、お父さん、お母さんに叱られたことを思い出します……」と“珠代劇場”がスタート。「でも、あのころ叱られたから、いまの常識が身につけられたのかなぁとジーンと切なくなります……」と思い出に浸っていました。

バラエティに富んだ『銀河』の車内

『銀河』は明石から姫路へ向かい、西へ西へと進んでいきます。在来線を走るため、通勤や通学の人たちがいる駅に停車することもしばしば。珍しそうに車両を眺める子どもたちの姿もありました。

ここで、それぞれ個性的な車両を見て回ることに。

まずは6号車のグリーン個室へ。窓の外にはのどかな田園風景が広がっています。シートに座った珠代は、大きな窓から見える景色に「思わず手を振りたくなりますよね〜、すごーい!」と興奮気味です。

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この『銀河』は「117系」と呼ばれていた車両を改装したもの。すべてに手が入れられていると言ってもいいほどの変身ぶりですが、乗務員室のすぐそばにあるフリースペース『彗星』には、「117系」の名残ともいえる部分が。それは手動で開閉できる窓です。最新型の車両と思っていただけに、これには珠代もビックリ。5号車には、車椅子でも安心して使える半個室のスペースも用意されています。

朝食を食べたフリースペースの4号車を通り過ぎて、3号車へ。3号車のファミリーキャビンは、大きなベンチシートが設置されており、シートの座面はマットレスのように広げることができます。ここで珠代は、「大の字」になって広さを体感してリラックスします。

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先頭車両は線路の先が見える特等席

2号車は女性専用車両で、「クシェット」と呼ばれるくつろげるスペースが用意されています。照明のスイッチが星型になっているのを発見した珠代は、思わず「かわいい!」と乙女な表情に。

そして暖色系の明るいカラーのリクライニングシートへ。一般的な特急列車の座席よりも前後の間隔が広く、リクライニングの角度も深く作られているとのこと。これまでも仕事の移動などでいろいろな電車に乗ったことがあるという珠代も、このシートは「乗り心地がいい!」と絶賛。

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「新喜劇の移動でも、こうやって景色を見てるんです。看板などを見ていると、ギャグがひらめくこともあるので貴重な時間。でも、そうしていると“暗い”ってウワサが流れるんですよね……(笑)」

ここ2号車には、女性専用車両らしく更衣室も2カ所設置されています。着替えたり、化粧を直したりできるスペースに、珠代も感心した様子でした。

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先頭の1号車は、線路を進んでいく様子が見られる特等席です。デッキはグリーン車の乗客専用のラウンジになっていて、“旅”をイメージした書籍も置かれています。そのラウンジでくつろいだあとは、ボックスの座席に移動。この席が夜行便ではベッドに変わると聞いた珠代は、「え〜!? すごーい」とビックリ。すかさずベッドに変え、靴を脱いでリラックスモードになると、「寝心地サイコー!」とご満悦でした。

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昼食で岡山名物を堪能!

そうするうちに銀河は岡山駅へ到着。ここで昼食が用意されました。メニューは岡山の「三好野」の銀河特製弁当。珠代は3号車のフリースペース『明星』へ移動し、広々としたテーブルでランチタイムを楽しみます。

弁当のフタを開けた珠代は、その豪華さにニッコリ。9つに仕切られたスペースには、岡山名物の祭ずし、穴子めし、えびめしなどが詰められています。珠代は「まず色合いがものすごくきれい! 目で楽しめるし、テンションが上がる!」と話したあと、「視力も上がった気がします」とひとボケ。

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そしてひと口食べると「おいし〜!」と小さく叫んで、「見た目だけじゃない! 上品で高級な味です。ご飯もしっとりしていて、料亭でいただける食事そのまま!」とその味に目を丸くします。えびめしは初めて食べたそうで、「関西人が好きな味、おいし〜!」とこちらも気に入った様子。岡山名物のきびだんごも、そのやわらかさにうっとり。「ボリュームがしっかりあって、男性も満足できると思います、岡山の食の旅をしている感覚です!」と、大満足の様子でした。

岡山駅から福山駅までの間には、『銀河』グッズや岡山の特産品などの車内販売用ワゴンも登場。アテンダントスタッフと並んだ珠代は、背の高さの違いに思わず苦笑いしながら、それでもすかさず腕を組むなど旅情を満喫します。

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福山駅でもさまざまな「おもてなし」が

いよいよ目的地の福山駅に到着です。到着前には、地元出身のラジオDJ・小林克也氏が福山の魅力を紹介する歓迎車内アナウンスが流れます。

福山駅では、駅長から缶バッジがプレゼントされるサプライズも。「チ〜ン!」のポーズでお礼する珠代に、周囲からは笑いがこぼれます。さらに「ようきたね 福山」と書かれたのぼりの前で、観光アシスタントの「ローズ福山」、イメージキャラクターの「ローラ」と記念撮影も行いました。

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駅長さんから缶バッジのプレゼント
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ローズ福山もお出迎え

『銀河』のツアーでは特定日に、この『ローズ福山』と『ローラ』のお出迎えや備後福山武将隊の演舞が実施されます。福山駅の構内では特産品の紹介と販売も行われ、珠代も地元スタッフとコミュニーケーションをとりながら買い物を楽しみ、今回の旅は終了となりました。

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のんびりと電車の旅を楽しめる『WEST EXPRESS 銀河』山陽コースは、12月12日(土)から一般運行が開始。運行は来年3月までの予定ですが、
すでに12月~2月分は受付を終了しており、12月17日(木)から1月13日(日)まで3月分の予約受付がスタートします。
3月以降は、別のコースが始まる予定です。

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