「人生とは恥をかくスポーツである」
この名言はさっき僕が思いついたものです。
ちゃんとした人が言ったことにすればめちゃめちゃ良い感じの名言になりそうなんですが、なんとかならないでしょうか。
もし、なにかしらのメダリストで読んでいただいてる人がいればよろしくお願いします。
どうも、てりやきマックバーガーセッターことたくろうの赤木です。
僕は漫才劇場の出番がある日の半分は喫煙所にいます。ぼぼ全てのことは喫煙所で知ります。
誰々が東京移籍するらしい。あの賞レースの決勝誰々が行ったらしい。誰々が結婚するらしい。中谷さんが謹慎になったらしい。中谷さんがオープニングアクトの1ステ目普通に来たのに2ステ目だけ遅刻するというトリッキーなトチリ方したらしい。中谷さんが謹慎明けすぐ今まで誰も吸ってなかったからいいわけないのに舞台袖でアイコス吸って支配人ブチ切れてるらしい。
昔は1階の駐車場に喫煙所があったのですが、そこがご時世上撤去され、今は楽屋の隅っこに定員3人の喫煙所ができています。大行列になることもよくあるので、ある日から番号札が設置されるようになりました。後々聞くとなぜか喫煙者じゃない祇園の木﨑さんが作ってくれたそうです。おそらく大行列を見て、作ってくれたのでしょう。気配り上手すぎてそのDIYで楽屋にハンモックとか設置してくれそうです。
そんな密室で狭い喫煙所では人見知りの僕でも色んな人との思い出ができます。
ロングコートダディの堂前さんはいつも猫の写真を楽しそうにたくさん見せてくれます。でも僕が昔飼ってた猫の写真を見せてあげるとそんなに楽しくなさそうです。
兎さんは、僕が劇場入りたての3年目の時に喫煙所で「何年目?」と聞かれて「3年目です」と答えると「3年目かすごいな。俺3年目なんて毎日ザリガニ釣ってたわ」と言われたのでツッコミとして「いやそんな訳ないでしょ」と言うと「いやほんまにほんまに」と言われたのでほんまに毎日ザリガニ釣ってたんやと思います。
20世紀の木本さんはなんか知らんアプリのリセマラをずっと見せてくれます。その後絶対に「財布重いから100円捨てたいねん」と言ってジュースを買ってくれます。
エルフのはるになんとなく「好きな言葉ある?」って聞いたら「ふーっ」っと細く煙を吐いて「愛してる……ですかね」と言った時はどっかの国のスパイに見えました。
マユリカの中谷さんはなんか色々あって禁煙してるみたいです。
喫煙所は楽しいです。もちろんタバコが体に悪いことは分かってるので、いつかは禁煙したいのですが、もし禁煙しても喫煙所にはいさせてほしいです。普通にハンバーガーとか食べるんで。