日本最大級のモデルコンテスト『MODECON(モデコン)』の年間グランプリを発表する「MODECONグランドフィナーレ授賞式」が、東京・渋谷ヒカリエで開催されました。授賞式を盛り上げるスペシャルゲストとして、ロンドンブーツ1号2号の田村淳とアインシュタイン(稲田直樹、河井ゆずる)が登場。当日はグランプリの発表だけでなく、決勝に残った5人の美女から稲田への“告白”タイムもあり、盛りだくさんの内容となりました。
MODECONは、2019年に「新しい女性のロールモデルを発掘する」というコンセプトで始まった、全国8エリアで開催されているモデルコンテストです。これまで22回開催され、応募総数はのべ3万人。出場者からアナウンサーやファッションモデルも誕生しています。
このコンテストの特徴は、2次選考以降の審査に一般視聴者が参加できること。視聴者からのウェブ投票やTwitterのリツイート数、またライブ配信アプリ「ミクチャ―」のライブ配信で得たポイントの総数などからグランプリが決まります。
2月4日(木)に開かれた今回のグランドフィナーレは、過去22回開催されたMODECONのファイナリストのみが参加することでき、その頂点を決めるというまさに総決算的な大会となりました。
SNS時代のファイナリスト5人
「MODECONはSNSやウェブ投票やライブ配信など、いろんな角度でこれから未来を担う若者のインフルエンサーとしての活躍を見守る場でもあるので、非常に楽しみにしています」
イベントの冒頭、淳は興奮した様子でこう語ります。
グランドフィナーレの決勝まで勝ち残ったのは5人。ファイナリストたちは、それぞれが華やかなドレス姿でステージに登場しました。
1人目は沖縄県出身の21才、こっこさん。昨年、沖縄で行われた「MODECON Resort in OKINAWA」のグランプリ受賞者です。
2人目は東京都出身、19才のぽにょかさん。将来の夢はアナウンサーだそうです。
3人目は、岐阜県出身の雅さん。趣味は弾き語りで、将来はアーティストになりたいとのことです。
4人目は、石川県出身のりなさん。将来は自分に自信がない人に自信を持ってもらえるような手助けができる存在になりたいそうです。
そして最後に登場したのは、東京出身の沖野珠美さん。将来はSNSでも活躍できるアナウンサーになりたいとのことです。
5人がランウェイを歩く様子に、淳も「若干、緊張気味なのがいいですね」と優しい目線でした。
“迫真の告白”に稲田が大興奮!
ここから、この日の特別企画「バレンタイン告白」がスタートします。ファイナリストの5人がアインシュタインにバレンタインデーの“模擬告白”をするというもので、告白内容と演技力をアインシュタインの2人が審査し、いちばん“ときめいた人”にゲスト特別賞を贈ります。
企画のキモとなる“告白される役”に自ら名乗り出たのは稲田。「なんでやねん。相談せーよ」と怒る河井を押しのけて、ステージでスタンバイします。
そして模擬告白がスタート。1人目のこっこさんから、「あなたのことが大好きです。こっこのチョコをぜひ食べてください」と上目遣いで言われると、稲田は声が上ずり、「うん。おなか壊しても食べる」とか細い声で返答します。
審査基準に「ちゃんと僕のことを好きになっているか」という点を挙げていた稲田ですが、いざ演技が始まると自身がタジタジに。河井からは「ほんまに緊張してんちゃう?」と笑われていました。
2人目のぽにょかさんは、稲田が高校時代の部活の先輩という設定で演技を始めます。
「ずっと前から直樹先輩のことが好きで、直樹先輩のいる大学を目指して受験勉強を頑張りました」
「うんうん」と目を細める稲田に、続けて「私もそのアゴの一部になりたいです。付き合ってください」と告白。稲田は「ん?? アゴの一部? 正気か?」と困惑気味でしたが、「僕の中の一部になっていいということかな」とポジティブにとらえていました。
その後も次々と続く“迫真の告白”に、稲田はずっと緊張が解けない様子。告白されるたびに「はふっ」「おはあー」などと吐息を漏らし、淳から注意されていました。
5人の演技が終わり、いよいよ審査に。「本当に僕のことが好きやったんやなという人を選びます」と宣言する稲田らによる“厳正”な審査の結果、ぽにょかさんが審査員特別賞を受賞しました。
稲田は、「最初はアゴの一部になりたいってヘンなことを言う子だなと思ったんですけど、目を見たら本気で思っている人の目をされていた」と評価。ぽにょかさんは「まさか(選ばれると思っていなかった)。アゴが効いたのかなと思います」と笑顔を浮かべました。
グランプリの栄冠は誰の手に!?
そして、ついにグランプリの発表です。淳から名前を読み上げられたのは、沖野珠美さんでした。
トロフィーとティアラを受け取った沖野さんは、こう喜びを語りました。
「アナウンサーになる夢を叶えたくて、この大きなイベントに挑戦しました。コンテストの期間は、たくさんの方が自分の夢を自分事のように応援してくれました。皆さんからもらったグランプリというプレゼントを、ちゃんと繋げていけるようにこれからも頑張ろうと思います」
こうして、イベントは華々しく終了。イベントの総括を求められた淳は、こう語ります。
「なにかをきっかけにライブ配信を始めて、大舞台に飛び出していくことが可能な時代になったんだなというのを改めて感じます。この5人とまたどこか仕事の現場で会って『ああ、あの時の』ってなるのを楽しみにしています。ぜひ来年も5人に続いてニュースターが出てきてほしいです」
ちなみにイベント終了後の囲み取材では、「模擬告白」の感想を聞かれた稲田が、「芸人なのでユニークな返しが求められていたのは分かっていたんですが、頭が真っ白になりました。5回連続で真っ白でした」と振り返り、河井から「なんで(告白役を)引き受けたんや、お前」とツッコまれていました。