ジュニア、淳、ノブコブ徳井…『伝説の(裏)一日』14時間特番! 昔の激ヤバ話に「これ生放送ですよね?」

NGK(なんばグランド花月)で開催中の吉本興業110周年特別公演『伝説の一日』を盛り上げるBSよしもとの生特番『伝説の(裏)一日』初日が、4月2日(土)に放送されました。

110年間“笑い”を発信し続けてきた吉本興業が、4月2日(土)、3日(日)に伝統の「笑い」と最新の「笑い」を同時にお届けする『伝説の一日』。よしもと芸人のネタはもちろん、新喜劇や『さんまの駐在さん』などのコメディまで、223組315名の芸人が登場する内容盛りだくさんの公演となっています。

フジモンのギャグ指導が厳しい!

BSよしもとでは、東京のすみだメディアラボスタジオ、大阪のよしもと漫才劇場の2か所を“裏楽屋”として設定し、朝の8時から22時まで、総勢200名以上のよしもと芸人が集結。

出典: FANY マガジン
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なお、“裏楽屋”には、よしもと芸人が書いた本やコミックヨシモト、歴代の「マンスリーよしもと」、「吉本興業百五年史」など、吉本興業の歴史をさかのぼることができるアイテムが数多く配置されており、懐かしのエピソードや楽屋トークを繰り広げていきました。

初日の東京ブロック裏楽屋番長を務めるのは、平成ノブシコブシ・徳井健太。第一部は、FUJIWARA(原西孝幸、藤本敏史)、森三中・大島美幸、 インパルス・板倉俊之、馬場園梓、POISON GIRL BAND・吉田大吾、すゑひろがりず(南條庄助、三島達矢)、Everybody(タクトOK!!、かわなみchoy?)が参加します。

まずは、佐久間一行司会、桂文枝、西川のりお・上方よしおが口上を担当した『伝説の一日』壱回目公演・口上の模様を見届けることに。「伝われ〜」のギャグで奮闘する佐久間に対し、藤本は「(口上する2組と佐久間が)関係性がない!」とガヤ。笑いを誘いました。

出典: FANY マガジン
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このほか、『伝説の一日』のライブビューイングをしている劇場とのトークや、アジア住みます芸人との中継を結ぶ中、吉本芸人のギャグが書かれたジェンガで遊ぶことに。こちらは約10年前に発売されたもので、ジェンガを抜き取るたびに書かれているギャグを実演しなければなりません。

それぞれ披露していくも、“芸人のギャグ”に詳しい藤本が「まったくできていない!」と注意。島木譲二さんの「大阪名物パチパチパンチ」、エド・はるみの「グー!」など、真剣にレクチャーするだけでなく、細部まで覚えている藤本の記憶力と「ギャグを風化させたくない」という熱い思いに、スタジオは爆笑となりました。

出典: FANY マガジン
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続いて、よしもと漫才劇場へバトンタッチ。浅越ゴエを司会に、出番を終えたパンクブーブー(佐藤哲夫、黒瀬純)、プラス・マイナス(兼光タカシ、岩橋良昌)、ガクテンソク(よじょう、奥田修二)、コウテイ(下田真生、九条ジョー)チーム。

出典: FANY マガジン
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そして、ヤナギブソン、なだぎ武、バッドボーイズ(佐田正樹、清人)、インポッシブル(ひるちゃん、えいじ)、空気階段(鈴木もぐら、水川かたまり)、デニス(植野行雄、松下宣夫)チームに分かれて、『伝説の一日』の裏話やコンビ結成秘話を語りました。

リットン藤原がギリギリトーク!

第二部は、徳井、藤本、板倉にくわえ、ジョイマン(池谷和志、高木晋哉​​)、8.6秒バズーカー・はまやねん、コロコロチキチキペッパーズ(西野創人、ナダル)、相席スタート(山﨑ケイ、山添寛)が登場。

出典: FANY マガジン
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こちらのゾーンでは、藤本塾(!?)が開塾されます。はまやねんに何度も同じネタをやらせてダメ出ししたり、池谷の「なんだこいつ〜」に感情が乗っていないと注意したりと、大立ち回り。スタジオを笑いに包みました。

NGKとの楽屋中継は、オール阪神・巨人(オール阪神、オール巨人)とおいでやす小田とのクロストーク。小田との中継では、いつのまにか、“彼にいかに大声を出させるか”の勝負に……。悪ノリする東京チームに対し、小田の「なんやねんそれ!」がこだましました。

出典: FANY マガジン
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ここで、リットン調査団(藤原光博、水野透)がスタジオに登場。彼らが所属していた心斎橋筋2丁目劇場時代の思い出話に花を咲かせる中、藤本が彼らをイジり倒してスタジオが爆笑となります。

藤原が危険なギリギリトークをした際には「明日やめるんですか?」と注意が入る一幕もありました。

出典: FANY マガジン
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続いて、よしもと漫才劇場へバトンタッチ。シャンプーハット(こいで、てつじ)、くまだまさし、佐久間一行、トータルテンボス(藤田憲右、大村朋宏)、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)、ロングコートダディ(堂前透、兎)、ニッポンの社長(辻、ケツ)チームは『伝説の一日』の話から、ネタの小道具についてトーク。

出典: FANY マガジン
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後半は、シャンプー、ティーアップ・前田勝、銀シャリ(鰻和弘、橋本直)、次長課長(河本準一、井上聡)、西川かの子と中田カウスの弟子であるドーナツ・ピーナツ(ドーナツ、ピーナツ)が出演。弟子にまつわるエピソードを語っていきました。

アイン稲田の名言にコロチキ西野感動

続いて東京第三部は、徳井、コロチキが残り、チャンス大城、ダイノジ(大地洋輔、大谷ノブ彦)、ガリットチュウ(熊谷茶、福島善成)、スリムクラブ(真栄田賢、内間政成)、天竺鼠・瀬下豊、ジャングルポケット・おたけが出演します。

NGKとの楽屋中継では、西川きよしとクロストーク。110周年の中で59年所属していること、家族5人が吉本所属であると紹介していると、大城が「自分あの……憧れすぎて、高校のとき、(きよしの)お家を見に行ったことがあります」と突然告白。きよしが「あのときのピンポンダッシュはあなたですか!」と返して笑いが起きました。

出典: FANY マガジン
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その後、スタジオでは、芸人の顔が写ったトランプカードを使って遊ぶことに。引いたカードの芸人にまつわるトークをする中で、西野がアインシュタイン・稲田直樹のエピソードを告白。西野が劇場で、ナダルが話してほしくない話を暴露した際、稲田からこんなことを言われたと述べました。

「西野、お前はナダルと一生やっていくんやろ? お前はずっとナダルの味方じゃないとアカン。お前のものさしではかるな。ナダルのものさしではかれ!」

稲田の名言にスタジオからは拍手が。この言葉に西野は納得し、そこから心を入れ替えたと振り返っていました。

出典: FANY マガジン
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続いては、よしもと漫才劇場。前半は、矢野・兵動(矢野勝也、兵動大樹)、月亭八光、麒麟・田村裕、南海キャンディーズ(山里亮太、しずちゃん)、藤崎マーケット(田崎佑一、トキ)、インディアンス(田渕章裕、きむ)、蛙亭(イワクラ、中野周平)が出演し、大阪と東京の違いについてトークを行いました。

出典: FANY マガジン
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後半は、田村、八光、小籔千豊、笑い飯(哲夫、西田幸治)、 NON STYLE(井上裕介、石田明)、 もう中学生、ミルクボーイ(駒場孝、内海崇)が登場。

コンビごとの歴代グッズを紹介したほか、『M-1グランプリ』時代の話に。第一回大会にダークホースとして現れた麒麟、9年連続決勝にいった笑い飯の実力、NON STYLEやミルクボーイの王者裏エピソードなどが明かされていました。

さんま・今田・岡村とトーク!

最後のブロックのトップバッターは、徳井、大城、コロチキのほか、千原兄弟(千原ジュニア、千原せいじ)、水玉れっぷう隊ケン、サバンナ(八木真澄、高橋茂雄)、安田善紀の面々です。

出典: FANY マガジン
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『さんまの駐在さん』に出演する明石家さんま、今田耕司、ナインティナイン・岡村隆史、アインシュタイン・河井ゆずるとのクロストークでは、現場の状況を聞かれたさんまがクレーム。西川きよしが楽屋を訪問してきたことを明かしつつ「昔話を延々45分や!」とぶつけ笑いを起こします。

出典: FANY マガジン
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そんな中、さんまの意外な一面が明らかになる一幕も。岡村が「(さんまが)誰よりも入り時間早く入って稽古してました」と明かすと、今田も「ジュニア、さんま兄やん別稽古してんねんで」と暴露。不安そうなさんまをよそに、ジュニアが「めっちゃ稽古したがるんですね」と声をかけると「意外と稽古好きやでぇ?」と決めて笑いを誘いました。

スタジオでは、吉本新喜劇で大人気の相方・アキと離れて東京で活動しているケンに、帰阪をすすめる一幕も。実績なしに大阪に帰れないというケンに、ジュニアがさまざまな手法や考え方を説くも、ケンの考えは保留という形になって……。

このほか、大城の仰天エピソードや、八木の知られざる同棲相手をジュニアが詳らかにしていったり、山形県住みます芸人のソラシド(本坊元児、水口靖一郎)とクロストークをしたりするなど、スタジオは笑いで大盛り上がりとなりました。

東京の劇場で切磋琢磨したあの頃…

続いては、徳井、ペナルティ(ヒデ、ワッキー)、東京ダイナマイト・ハチミツ二郎、おしみんまる、ニブンノゴ!(宮地謙典、大川知英、森本英樹)、歩子、タケトがスタジオに集結。

東京にあった若手の劇場「銀座7丁目劇場」と「渋谷公園通り劇場」で活躍した芸人が多数いることから、当時の思い出を回顧。

出典: FANY マガジン
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キャリアを重ねて吉本に戻ってきた東京NSC(吉本興業の養成所)1期生のハチミツが、じつは作家としてライブを支えた時期があったこと、さらにはココリコ(田中直樹、遠藤章造)、ロンドンブーツ1号2号(田村淳、田村亮)のネタが当時から面白かったことなどを振り返っていました。

なお、NGKにいるEXIT(りんたろー。、兼近大樹)からは、楽屋が活気に溢れ「お祭りモードです!」との報告もありました。

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生特番の最後を締めたのは、極楽とんぼ・山本圭壱、ココリコ、淳、ペナルティ、品川庄司(品川祐、庄司智春)と、軍団山本も多く所属する銀座7丁目メンバーたちです。

当時の思い出話に花を咲かせる中、品川はワッキーの奇妙な行動を述懐。後輩とバーベキューをしている中で、こんな事件があったと話し、出演者を爆笑させました。

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「遠くの方から、(呼んでいない)ワッキーさんが紙皿と割り箸もってパンツ一枚で歩いてきたんですよ。『何やっているんですか?』って聞いたら『小田急線から見えた』って」

このほか、「ヒデがシャワーを浴びる時間帯に家に行き、ガスの元栓を閉める」、「電車に乗った帰り際に、ワッキーに水鉄砲で攻撃して逃げる」……など、若かりし頃の淳のいたずらエピソードが明らかに。仲間からの暴露の数々に、さすがの淳も「これ生放送ですよね?」と問いかけていました。

出典: FANY マガジン
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『伝説の一日』は、現在FANY Online Ticketでオンラインチケットが販売中です。なお、BSよしもとの『伝説の(裏)一日』特番は、4月3日も14時間生放送予定。初日分も見逃し配信中ありで、こちらは無料で視聴することができます。二度と見ることのできない豪華メンバーの公演・放送をぜひ、ご覧ください!

ライブビューイングは各会場に芸人も出演し、なんばグランド花月の公演を芸人と一緒に見て盛り上がることができます。チケットはFANY Ticketで購入できます。

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