テレビ東京系で放送されていたマヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)の冠番組『マヂカルクリエイターズ』。そこから派生したオンラインイベントが第1弾、第2弾と盛り上がりを見せ、ついに待望の第3弾「マヂカルクリエイターズRemix」が、4月16日(土)に配信されました。今回は2度目の地上波復活を目指して番組を盛り上げた芸人たちが大集合。総力戦で「配信チケット1万枚」の販売に挑戦します。
過去2回では「ヤバすぎる」「地上波では確実にできない」などと各所からひんしゅくを買った“マヂクリ”ライブ。「今回はその反省を生かす」と神妙な野田と村上でしたが、『マヂカルクリエイターズ』が守りに入るわけがなく、今回もカオスな配信が約2時間にわたって繰り広げられました。
シーズン3の実現を目指して芸人が集結
『マヂカルクリエイターズ』はシーズン1(2021年3~6月)、シーズン2(2022年1~2月)と放送され、シーズン2ではオズワルド(畠中悠、伊藤俊介)がレギュラーとして番組を支えました。イベントでは、惜しまれながら終了したこの番組の「シーズン3」としての復活を目指して、人気芸人たちが奮闘します。
最初の企画は「フレッシュ擬人化アイドル座談会」。擬人化されたアイドルを集めて大騒ぎするというシーズン1の人気企画です。
この企画で擬人化されたアイドルになるのは、真空ジェシカ(ガク、川北茂澄)、ダイヤモンド(野澤輸出、小野竜輔)、ママタルト(檜原洋平、大鶴肥満)の3組。オズワルド・伊藤が「あいつらを準レギュラーにする唯一の企画」と嫌な顔を浮かべつつ、3組を呼び込みました。
真空ジェシカが昔流行ったペンケースの擬人化「昔能変慶(むかしのうぺんけい)」、ダイヤモンドが四肢の擬人化「リトル手足スターズ」、ママタルトが牛丼の擬人化「牛丼兄弟」――3組がそれぞれ、むちゃくちゃな設定で登場。
擬人化されたアイドルとして次々とボケていく3組と、それにツッコみ続ける伊藤、そしてなぜか設定を受け入れる野田、村上、畠中のやり取りに、配信のコメント欄からは「意味わからんw」「なんなのこれw」と混乱している様子がひしひしと伝わってきます。
カオスな企画が続々と…
続いて緊急特別企画で登場したのは、シーズン2で活躍した占い&サイキック芸人のキック。企画では、目隠しをしたキックが、地球が描かれた壁に向かって全力でダッシュしてギリギリで止まるという“超能力”を披露することになりました。
もしキックがギリギリで止まることができたら地球は安泰。うっかり衝突してしまったら地球滅亡というルールに、伊藤は「じゃあ、こんなことやらなきゃいいじゃないですか……」と当然のツッコミ。一方、野田は「やらざるを得ない。いましかない。人類滅亡がかかっている」と真剣な表情でキックを送り出します。
「本気を出す」と、ムエタイのスタイルになって挑戦するキックですが、1回目は見事に成功したものの、2回目で壁に激突! 残念ながら地球滅亡が決まったところで、このコーナーは終了となりました。
手応えを感じた村上「売れない要素がない」
最後の企画「怪談家VS漫談家 怖い話対決」では、番組で叩かれつづけた怪談家・ありがとうぁみと、ウソしか言わないゴシップ漫談家・街裏ぴんくの「怪談対決」が繰り広げられました。
誰ひとりとして2人の話を信じていないアウェイな状況で、対決は進行。すると街裏ピンクの話の直後に、その話の信ぴょう性を裏付けるまさかのサプライズゲストが登場! 全員が腰を抜かすほど驚いた大物ゲストとは――。
その後のフィナーレでもサプライズゲストが登場するなど、過去最大の盛り上がりを見せて、イベントは終了。配信終了後のアフタートークで野田は、「いまやれることの最大限が出た」と満足げに自己評価。村上も「売れない要素が今回はない」と、配信チケット1万枚の販売目標達成に自信をのぞかせました。
終わってみれば、“マヂクリ”らしく、混沌としながらも笑いどころ満載のイベントとなり、配信を見守ったファンのコメント欄も「めちゃくちゃ面白かった」「生きる活力が湧きました」「シーズン3待ってます!」という温かいコメントであふれ返っていました。
今回のライブの模様は4月24日(日)23:59までオンラインで視聴できます(チケットの販売は同日18:00まで)。
FANYオンラインチケット(配信)はこちらから。