今年もM-1が開催決定! 参戦表明のオズワルド、コウテイ、マユリカ…それぞれの「告白」

漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2022』の開催会見が、6月29日(水)に都内で開かれ、昨年の王者・錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)と、昨年のファイナリストであるインディアンス(田淵章裕、きむ)、オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)、真空ジェシカ(ガク、川北茂澄)、モグライダー(芝大輔、ともしげ)らがそろい踏みしました。

@M-1グランプリ事務局
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昨年王者・錦鯉「あっという間の半年だった」

この日のMCは、麒麟・川島明とヒロド歩美・ABCアナウンサー。ステージにはさらに、今年の決勝進出が期待される男性ブランコ(浦井のりひろ、平井まさあき)、コウテイ(下田真生、九条ジョー)、ヨネダ2000(誠、愛)、マユリカ(阪本、中谷)が並びました。

会見の様子はオンラインで配信。川島は「スーパーマラドーナ・武智は正座して観てるはず。どうか足を崩してください」と、“M-1愛好家”の武智へ画面を通して呼びかけます。

昨年王者の錦鯉は、優勝後の半年間を「あっという間だった」と振り返ります。渡辺は「マジで3回くらいしか寝てない」とめまぐるしい日々を明かしつつ、「逆にお酒の量が減って、血圧の薬が軽くなりました」と健康になったことを告白。長谷川も「50歳まで寝過ぎてたから、ここから人生トータルでの睡眠時間の帳尻が合うのかも」と語ると、川島は「ワインのような人生ですね」と微笑みました。

@M-1グランプリ事務局
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オズワルドは追い込まれてこそ本領発揮!?

「昨年の決勝2本目の記憶がない」と話すオズワルド・伊藤は、川島から今年の漫才の出来を尋ねられると「正直……話にならないですね、いまのところ」とポツリ。昨年より仕事量が増えたことによって、ネタ作りに割ける時間が少なくなったことが理由だと語りますが、「追い込まれてこそ我々。昨年の(決勝で披露した)1本目も準決勝と準々決勝の間にできましたから」と自らを奮い立たせました。

一方、インディアンス ・きむは「だいたいですけど、M-1の戦い方がわかってきたので、今年は必ず優勝します」と力強く宣言しますが、相方の田淵に「心当たりがない。あからさまなビッグマウス!」と、あっさり突っぱねられていました。

@M-1グランプリ事務局
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マユリカ・中谷が母親から“絶縁”!?

昨年の敗者復活戦で3位だった男性ブランコは現在、単独ライブを毎月開催していますが、浦井は「すべてコントです」とまさかの告白。それでも平井は、「漫才は漫才として作っています。今年もM-1には挑みたいと思います」と宣言しました。

残念ながら、昨年は新型コロナウイルス感染によって3回戦を出場辞退となったコウテイは、下田が、そのときの相方・九条からの辛辣な言葉を根に持っていると告白。九条は自宅療養中にさまざまな先人たちの言葉を学んだなかで、“一番心に刺さった先人の言葉”として、ティモンディ・高岸宏行の「やればできる!」を大声で紹介していました。

@M-1グランプリ事務局
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昨年の敗者復活戦で、2番手に登場して爆笑を起こしたヨネダ2000。つい最近、『ダウンタウンDX』(読売テレビ、日本テレビ系)の番組内で改名した誠は、「“松浜コンビ”に命名していただいた」とダウンタウンの2人をバドミントンのダブルスのペアのように呼びつつ、「おふたりに恥じないように頑張りたい」と決意表明をします。

マユリカ・中谷は「僕ら、いままでM-1予選で順風満帆に来てない。けど、今年はストレートで体ピンピンのまま決勝へ行きたい」と言い切ります。

さらに、「あんまり(M-1とは)関係ないんですけど」と切り出した阪本から、中谷が母親に“絶縁”されたとの報告が。中谷が「ラジオで母親のモノマネをしつこめにやってたら、エゴサーチしたみたいで。父から『お母さんが怒っていて、LINEと電話をブロックしている』と連絡が来ました」と説明します。

@M-1グランプリ事務局
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現在は、実家から中谷の私物が入った段ボール箱が続々と送られてきている状態だそうで、「今日も不在票が入ってると思います」と焦る中谷は、母親へ「M-1優勝したら、賞金はそのまま渡すので、実家に帰らせてください!」と必死で呼びかけていました。そこですかさず、川島の「マザー1グランプリ!」という鋭い切り返しに会場は大いに沸いていました。

『M-1グランプリ2022』の出場エントリーは、6月29日(水)からスタート。プロ・アマは問わず、結成15年以内のコンビで“とにかくおもしろい漫才“が出場資格です。1回戦は8月1日(月)からスタートします。

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