7月24日(日)、全国の消防団員の減少が続く中、子どもたちの防災意識の向上と将来の消防団員の担い手を育成する「少年消防クラブ」をPRするイベント「和牛消防団と知ろう!少年消防クラブ」が千葉市のイオンモール幕張新都心で開催されました。会場では、和牛らが出演するPR動画が随時放映されたほか、少年消防クラブを学べる縁日コーナーもあり、たくさんの親子連れでにぎわいました。
このイベントは総務省消防庁と吉本興業が、親子で楽しみながら少年消防クラブを知ってもらおうと、7~8月にかけて、全国5カ所のイオンモールで企画。イオンモール幕張新都心で開催された1回目は、動画の上映のほか、和牛消防団のメンバーと写真が撮れるフォトスポットやオリジナルステッカーがもらえるゲームコーナー、和牛消防団の消防車を作るペーパークラフトコーナーなどが設置されました。
会場では、オープンからほぼ途絶えることなく、親子連れが参加。小学4年生と4歳の姉妹と妻の家族4人で訪れた会社員の男性(42)は「消防団員が少なくなっているのは知っていましたが、少年消防クラブのことは知りませんでした。こうしたゲームをきっかけに知ることができてよかったです」と話していました。
公開された動画は、全国の少年消防クラブから、訓練編・日常生活編・学校生活編の3つのテーマで“あるある”ネタを募集し、その中から優秀な作品を、すゑひろがりず・インディアンス・オズワルドが絵日記風に再現、そのVTRを和牛の2人が楽しく見ながら、少年消防クラブの魅力を伝える内容。各イベント会場で放映され、イベント終了後は、総務省消防庁ホームページとYouTube吉本興業チャンネルで配信されます。
少年消防クラブは全国に約4300あり、主に小学校4年生から高校生まで約40万人が参加して、防火・防災の知識を身につけるために活動しています。クラブ員は日ごろから、防火・防災に関する様々な訓練や講習会への参加、火災予防ポスターの作成、防火パトロール、研究発表会などを通じて、地域における防火・防災意識の向上に努めています。
2回目は7月30日(土)にイオンモール名古屋茶屋(名古屋市)、3回目は8月7日(日)にイオンモール神戸北(神戸市)、4回目は8月11日(木・祝)にイオンモール新利府(宮城県利府町)、5回目は8月21日(日)にイオンモール大牟田(福岡県大牟田市)でそれぞれ開催される予定です。詳しい情報は各イオンモールのホームページでご確認ください。