野村有志 制作映画『さようなら』が「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」フィルミネーション賞受賞!

俳優・野村有志が自身で制作した映画「さようなら」が、7月28日(木)から8月1日(月)に開催された「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」でフィルミネーション賞を受賞しました。

劇団⾧自らが手掛けた渾身の映画「さようなら」

出典: FANY マガジン
©U.M.I Film makers&オパンポン創造社

「さようなら」は、閉塞感のある環境で起こる泥臭い人間関係にもがく人々を捉え、今の自身からの脱却を切望する若者を真っ直ぐに描いた作品です。受賞したフィルミネーション賞は海外展開において最も高いポテンシャルを持つ国内作品に贈られる賞です。

野村有志が2004年8月に旗揚げした一人演劇ユニット「オパンポン創造社」の舞台作品の「さようなら」を、映画監督・舞台映像家の武信貴行と共同製作しました。「さようなら」は、CoRich舞台芸術まつり!2018春グランプリ獲得、演技賞、・「手のひらフ ェスティバル2018」観劇ビギナー大賞を受賞している「オパンポン創造社」の代表作品です。野村有志は「自身の作品を、自ら監督として指揮をとったこの度の経験をいかし、今後の活動の幅をより一層広げて精進して参ります」としています。

大阪の十三にあるシアターセブンにて、「さようなら」が一般公開となります。上映後にはキャストが舞台挨拶で登壇します。

「さようなら」あらすじ

淡路島の小さな工場で働く宮崎、柴田、末田、チェンは閉塞感のある日々を過ごしていた。
そんなある日、末田は工場の社⾧が脱税で貯めた大金があることを知る。末田はチェンを誘い奪う計画を企てるも、チェンの暴走で頓挫しそうになり、やむなく宮崎達に相談を持ちかける。奪った大金は4 等分にして分け合う手筈だったが……。堅牢な日常の渦と凝縮された鬱屈からの逃亡劇。
その一線を越えた先に待つ新たな日常を描く淡路島クライムムービー。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭

「世界で一番、楽しい映画祭」を合言葉に、SF、ホラー、ファンタジー、アドベンチャー、アクション、サスペンスなど、イマジネーションとエンタテインメント性豊かなファンタスティック映画を対象とした映画祭。観光事業として始まった映画祭でしたが、財政難で街が破綻しました。しかし、全国の映画ファンと市民の力で甦り、30年にわたる映画ファンと映画人の交流が、映画祭が発祥の作品も多数生み出し、いまや映画界を支える才能を多数輩出するお祭りです。

作品概要

「さようなら」
監督・脚本:野村有志
キャスト:野村有志(オパンポン創造社)、一瀬尚代(baghdadcafe’)、
川添公二(テノヒラサイズ)、美香本響(meyou)、
伊藤駿九郎(KING&HEAVY/theatrePEOPLEPURPLE)、
殿村ゆたか(MelonAllStars)、飯嶋松之助(KING&HEAVY)

「さようなら」公式サイト

【上映スケジュール】
上映期間:8月6日(土)~8月12日(金)
上映映画館:シアターセブン(大阪・十三)
チケット料金:一般 1,800 円・シニア1,200 円・学生1,000 円・シアターセブン会員1,000 円・サービス DAY(毎週水曜日)1,200 円・ペア割 DAY(毎週金曜日)2名で 2,400 円
■8/6(土) 上映開始14:00 キャスト登壇 15:47~16:02 [登壇キャスト]野村有志、美香本響
■8/7(日)上映開始13:00 キャスト登壇 14:47~15:02 [登壇キャスト]野村有志、川添公二、美香本響
■8/8(月)上映開始19:00 キャスト登壇 20:47~21:02 [登壇キャスト]野村有志、川添公二、伊東駿九郎、美香本響、殿村ゆたか、一瀬尚代
■8/9(火)上映開始19:00 キャスト登壇 20:47~21:02 [登壇キャスト]野村有志、伊東駿九郎、美香本響、殿村ゆたか、一瀬尚代
■8/10(水)上映開始19:00 キャスト登壇 20:47~21:02 [登壇キャスト]野村有志、伊東駿九郎、美香本響、一瀬尚代
■8/11(木祝)上映開始13:00 キャスト登壇 14:47~15:02 [登壇キャスト]野村有志、伊東駿九郎、美香本響
■8/12(金)上映開始19:00 キャスト登壇 20:47~21:02 [登壇キャスト]野村有志、川添公二、美香本響、殿村ゆたか
※登壇キャストは変更の可能性があります。

シアターセブン

野村有志プロフィール

出典: FANY マガジン
©吉本興業

京都府出身。15 歳より役者活動開始。 2004 年、野村有志による一人演劇ユニット「オパンポン創造社」を旗揚げ。全作品の脚本・演出を野村が務め、 ペーソスと笑いを融合させ泥臭い人間模様を描くのを得意とし、独自のテンポと間を駆使した台詞で魅せる作品が支持されている。役者としても精力的に活動中。

【受賞歴】
■2012 年 第五回ルナティック演劇祭 最優秀脚本賞・最優秀賞俳優賞
■2013 年 Short Act Battle Vol.2 優勝
■2015 年 佐藤佐吉 優秀主演男優賞・優秀音響賞
■2016 年 第 2 回演劇トーナメント 30GP 優勝
■2017 年 第十回ルナティック演劇祭 優勝 最優秀脚本賞・最優秀賞俳優賞・グレート義太夫賞
■2018 年 CoRich 舞台芸術まつり!2018 春グランプリ
■2019 年 門真国際映画祭 舞台映像部門最優秀作品賞「関西演劇祭 2019~お前ら、芝居たろか~」 脚本賞・演出賞■2020 年 門真国際映画祭 舞台映像部門 優秀作品・優秀男優賞