今田耕司がMC、月亭八方がご意見番を務め、サバンナ、小籔千豊、シャンプーハットといったレギュラー陣が、巷を賑わす「実は…」な事実を紹介していくバラエティ番組『今ちゃんの「実は…」』(ABCテレビ)。2008年にスタートし、今年4月で15年目に突入したこの超人気番組が、スタジオに番組のファンを集めて「ファン感謝祭」と題したスペシャル回の公開収録を行いました。
選りすぐりの名場面集に大爆笑!
スタジオに特設された観覧席には、幅広い年齢層の番組ファンが集結。スタジオ入りする今田、八方、サバンナ(八木真澄、高橋茂雄)、小籔、シャンプーハット(恋さん、てつじ)、ミルクボーイ(駒場孝、内海崇)、霜降り明星(粗品、せいや)を拍手と笑顔で迎えます。収録開始前に今田が「ちょっと変な感じ」とつぶやくなど、出演者側もいつもと違う環境にやや緊張気味!? 公開収録は過去1回しか実施されておらず、ミルクボーイはそのとき前説として参加していたのだとか。
FUNY IDを通じて行った観覧募集には、なんと1週間で4978人もの応募があったとのこと。観覧者にはアンケート用の集計スイッチが配布され、まずは年齢層を調査してひと盛り上がり。さらに「実は…」メンバーへの質問も受け付けます。
「好きなタイプを教えてほしい」と聞かれるなど、モテモテだった霜降り明星・せいやは「キテますね」とご満悦。
この日、最初の「実は…」はファン感謝祭特別企画、出演者・スタッフが選んだ「実は…史に残る名場面10連発は実は…」。15年の歴史に刻まれた、笑いあり・涙ありの名場面をVTRにまとめて紹介していきます。
初期の懐かしい映像はもちろん、いまなら撮影NGが出るかも……!? という衝撃映像もたっぷりと。番組OBの千鳥が担当していたコーナー「夫が突然千鳥を家に連れ帰ったら、妻は実は…何を出すのか?」からは、恒例の京橋ロケで出会った“おしっこ我慢おじさん”が選ばれたほか、ミサイルマンの洞窟ロケや、シャンプーハット・てつじの“ファン0人”事件、霜降り明星のコンビ愛が感動を呼んだ「好きなところ100BOOK」など、忘れられないシーンがこれでもかと登場。“古傷”をえぐられたてつじは、観覧者アンケートで再びファンの人数を調査されるハメに……。
その後も、ミルクボーイ・内海の乳首シリーズ、シャンプーハット・恋さん扮するトゥギャ山先生が「反省している」と語る大暴走、サバンナが銭湯ロケで見せたドラマチックな出会いの数々などなど、10本に収まりきらないほどの名・珍場面が炸裂します。
VTRに登場した人たちのほのぼの後日談にほっこりしたり、恋さんが明かすロケの裏話に驚いたり、出演者のトークも爆笑の連続! サバンナ・高橋は「ここから20年、25年と続けていって、名場面を増やしていきたい」と意気込んでいました。
芸人とファンのリアルなやり取りに大興奮!?
後半は、出演者が「せいや軍」と「粗品軍」に分かれて対決するファン参加コーナー、題して「21人を目指せ! アンケート・ブラックジャック『実は…ファン』100人に質問してみたら実は…」。観覧者にイエス・ノーで答えられる質問をして、イエスの人だけ手元のスイッチをオン。3つの質問の合計人数が、トランプゲームのブラックジャック同様、「21」により近いチームが勝利となります。
「僕に関する質問なら(イエスが少ないので)刻める」と自虐提案をするてつじ、「(21を越えても)失格じゃないなら攻めてもいいのでは」とギャンブラーぶりを発揮する粗品など、質問決定までの激論も見応え満点。サバンナ・八木が試しに聞いた「(八木の)グルメポーチは必要だ」という質問は、本人も予想外の結果となり、ゲームの難しさがかいま見えます。
先攻のせいや軍は、てつじにまつわる1問目で思わぬ波乱。小籔の「てつじは人気に関する見積もりが甘い」という名言も飛び出す大騒ぎとなります。片や粗品軍は、初っぱなからドボンのハプニングに見舞われつつも、その後はまさかの展開に!? 結果を受けて、出演者がファンに直撃質問する場面もあり、リアルな生の声が飛び交うスタジオは興奮と熱狂に包まれました。
収録後は、出演者との記念撮影も行われ、観覧者は最後まで『実は…』の世界を大満喫。この模様は、ABCテレビで8月17日(水)23:17〜オンエアされます。