12年ぶりに復活した伝説の大型お笑いライブフェス『LIVE STAND 22-23 TOKYO』3日目の公演が8月21日(日)、幕張メッセ国際展示場にて開催。
日本テレビpresents「ぐるナイ LIVE STAND SP」は毎週木曜20時から放送されている「ぐるナイ」のスペシャル出張版！ 多くのブレイク芸人を輩出してきた毎年恒例の人気企画「おもしろ荘へいらっしゃい」が開催され、計5組の若手芸人が参加しました。
司会はもちろんナインティナインが務め、審査員として海原やすよ ともこ、ニューヨーク、宮川大輔が出演。珍しいメンツの共演に、屋敷は「このメンバーで写真を撮りたい」と嬉しそう。一同はしばし座るのも忘れてオープニングトークで盛り上がります。延々と止まらないスタッフいじりなど、ナインティナイン・岡村の悪ノリがじっくり見られるのも生ならでは！
漫才からコントまで、バラエティ豊かなネタの数々
いよいよネタ見せが始まり、最初に登場したのはケビンス（仁木恭平、山口コンボイ）。「街ブラロケをやってみたい」から始まるしっかりとした漫才を見せ、審査員たちを驚かせます。トークでは、ネタの中にも登場した山口の高いジャンプに注目が集まりました。
おミュータンツ（川嶋おもち、宮戸フィルム）は、買ったフライドチキンの部位を1つ1つ確かめる女性を描いたコントを披露し、審査員の笑いを誘います。「Supreme店員のモノマネが出来ます」という宮戸に、岡村は「YouTubeで見たことある」とびっくり。さらに、川嶋はハケ際に靴を片方脱ぎ残し、「探して」と言い残すというシンデレラさながらの行動に出て、矢部を魅了していました。
鬼ぷりん（大石、ピッピ大谷）は、色黒マッチョな筋肉男子と可愛い系の美容男子のコンビ。パワフルな漫才を披露しますが、屋敷から「美容男子言ってる子、そんなに肌キレイちゃうよなぁ？」とツッコまれてしまい、2人は「営業妨害です！ 」と焦っていました。
ピン芸人のバチョフは、広いステージを所狭しと駆け巡って、ひたすら「チョフチョフミー」と歌いまくり、叫びまくり。審査員もあっけに取られつつ、謎のエネルギーに引き込まれていきます。トークでもチョフチョフミーを何度も決め、観客もざわざわ…。ニューヨーク・嶋佐は「楽しかったし面白かったけど、死ぬほど長く感じました」と率直な感想を述べ、客席から拍手を受けていました。
ピンタンパン（たんちゃん。、むとパン）は、むとパンのいいところをたんちゃん。が宣伝カーで流すも、そのいいところは嘘の情報ばかりで…という漫才。2人ともかなりおかしな振り切ったキャラクターで、審査員たちも困惑しきり!? 実はむとパンの後輩であるニューヨークですが、「武藤さんお笑いの基礎何も出来てなかったですよ」「前はもっとちゃんとやってたのに」と、緊張しきりのむとパンをいじりまくっていました。
結果的に、優勝を勝ち取ったのはおミュータンツ。ステージ後の囲み会見では、宮戸が「午前中、神保町（花月）で2ステやって軽スベりしてから来ました。落差で高山病になりそうです」と喜びを語りました。ネタについて大輔は「チキンだけで行こうって思えるのがまずすごい。僕らの時代ではありえない」と感嘆。大胆な構成のネタですが、宮戸いわく、「このネタ以外ほとんど下ネタばっかりで…」ということで、今回チキンネタを選んだそうです。
また、矢部は「“面白い”人たちじゃなくて、“面白そう”な人たちを選ぶのが『おもしろ荘』。2人はまさにそんな感じ」と評します。2人のこれからに期待も込めて「ぜひテレビの方にも、ね？ 」と問いかける大輔に、岡村は「出れるっていうことでいいんじゃないんですか？ 」とさらっと一言。「ええ〜!! 」と喜ぶおミュータンツの2人ですが、岡村は「いや、知らんで」と即座に逃げられ、がっくり。先輩に翻弄されまくりのおミュータンツでした。
なお、日本テレビpresents「ぐるぐるナインティナイン LIVE STAND SP」はFANYオンラインチケットで配信中。8月26日（金）23時59分まで見逃し視聴可能（販売は同日正午まで）です。
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『LIVE STAND22-23 TOKYO』は8月19日（金）~21日（日）の3日間、幕張メッセ国際展示場で開催。「IKI NA STAGE」（メイン）、「OTSU NA STAGE」（サブ）、「INASE NA STAGE」（ミニステージ）の3ステージで計54公演が行われました。
また、LIVE STAND 22-23 OSAKA』は9月17日（土）、18日（日）に大阪城ホールとCOOL JAPAN PARK OSAKAで、『LIVE STAND FUKUOKA』は2023年1月14日（土）、15日（日）にマリンメッセ福岡A館で開催予定です。
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