今年で第9回を迎える「京都国際映画祭2022」の開催が決定しました。またサヘル・ローズ氏が今年度のアンバサダーに就任することが発表されました。
昨年度は、11万人以上(視聴・来場者)が参加
開催期間は、10月15日(土)~10月16日(日) の間(先行企画を除く)、よしもと祇園花月を始め、ヒューリックホール京都、京都市京セラ美術館、ほか京都の各会場で行われます。
「京都国際映画祭」は2014年より「京都映画祭」から引き継いだ伝統と志を重んじ、「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに「新しいモノ・コト」にも積極的に取り組んできました。第7回からは柔軟に形を変えてオンラインとリアルの良さを併せもつ、ハイブリッドの映画祭として開催されています。
アンバサダー コメント
皆様、こんにちは。イラン出身のサヘル・ローズです。
大好きな古都・京都の風と景色の中で行われている映画祭。
私は幾度も人生のターニングポイントで映画に救われ、支えられてきました。
映画というのは誰かの記憶の中で残り続けています。
そんな人生の一部になる映画が、今年も京都国際映画祭に集います。
コロナによって変化していく表現、映画の意義を模索・葛藤しながらも、産声をあげた素晴らしい作品たちが皆さまにお会いできるのを楽しみにしていると思います。
西陣織のように美しい記憶の模様を京都国際映画祭で紡いでいただけたら幸いです。
また、このような素晴らしい機会、アンバサダーに選んでいただけた事を誇りに思います。
自由に表現ができる奇跡。
世界にいく事が困難になった近年だからこそ、京都からアナタも、世界と繋がっていける事を願っています。
平和を心に、京都でお会いしましょう。
サヘル・ローズより
サヘル・ローズ(俳優) プロフィール
1985年イラン生まれ。8歳で来日。 舞台『恭しき娼婦』では主演を務め、主演映画『冷たい床』では、ミラノ国際映画祭で最優秀主演女優賞を受賞するなど、映画や舞台・俳優として活動の幅を広げている。
また、第9回若者力大賞を受賞。国際人権団体NGOの「すべての子どもに家庭を」の活動では親善大使を務めた経験もあり、個人的にも支援活動を続け、公私にわたる福祉活動が評価され、2020年アメリカで人権活動家賞受賞。
開催概要
京都国際映画祭2022
~KYOTO INTERNATIONALFILM AND ART FESTIVAL 2022~
会期:10月15日(土)~16日(日)
*先行しての企画・オンライン上映・展示あり
会場:よしもと祇園花月、ヒューリックホール京都、京都市京セラ美術館、ほか
主催:京都国際映画祭実行委員会
運営:株式会社きょうのよしもと
支援:京都市
公式ホームページでは、映画上映・舞台挨拶、アート展示やパフォーマンス、その他のイベント、オンラインコンテンツなどの情報が随時発表されますので、ぜひそちらもご確認ください。