12年ぶりに復活した伝説の大型お笑いライブフェス『LIVE STAND 22-23 OSAKA』の2日目公演が9月18日(日)、大阪城ホールやCOOL JAPAN PARK OSAKAで開催。 BSよしもとでは、出番直前直後の芸人が楽屋でトークする、ミルクボーイ(内海崇、駒場孝)司会の特番「楽屋まで盛り上がってんの? ほなLIVE STANDやがな」(11:00~13:00)が放送されました。
前回の出演VTRとともに思い出トークも
最初のゲストは笑い飯(西田幸治、哲夫)。前回の「LIVE STAND 2010」にも出演したという笑い飯に思い出話を聞くと、哲夫からは「なぜか楽屋にGLAYのTERUさんがいて」と意外な名前が飛び出します。しかし、どうやら音楽フェス「コヤブソニック」とごっちゃになっているようで、すかさず西田がツッコミ。ところが、続いて思い出話を振られた西田も「楽屋にZeebraさんがいてて」と話し出し、今度は哲夫がツッコミ。Wボケ漫才そのままのやり取りが繰り広げられました。
また、この日LIVE STANDで行われる、約20年の歴史を誇るイベント「笑い飯・千鳥の大喜利ライブ」にも話は及び、ミルクボーイも演芸コーナーに出演した時のことを振り返っていました。
続いて登場したのはチュートリアル(徳井義実、福田充徳)。この後に漫才のステージが控えているそうで、「渾身のネタをします。ここにかけて仕上げてきて、この日のためにルミネで何回も掛けて…」「2回目のネタのほうが自信あります」とボケる徳井に、「M-1やん、もう」とミルクボーイもツッコミ。そんなチュートリアルですが、実は今回持ち時間が4分しかないとのことで、「4分のネタなんてないから」とぼやく2人でした。
また、「LIVE STAND2010」出演時の映像が流れると、観客の黄色い悲鳴のすごさにミルクボーイもびっくり。福田は「何日目かの大トリやってん。だから大勢お客さん集まってきてすごかったんちゃうかな」と分析しつつ、「大トリなのに、後日ギャラ見たら死ぬほど安かったからびっくりしてん」とぶっちゃけて笑わせました。
3組目のゲストはダイアン(ユースケ、津田篤宏)。リハーサルのために8時半に会場入りした津田と、リハを欠席したユースケが小競り合いしながら登場します。前回の「LIVE STAND2010」にも出演していたダイアンですが、なぜかVTRがなく、思い出話もまったく出てこない2人。
「人多かったな」「お祭りって感じやった」とふんわりしたコメントしかできない2人に、駒場が「楽屋でこんなことあったとか、ステージでこんなことしたとかないんですか? 」と尋ねると、「そんなん覚えてるやつおるんか! 」と津田がついにブチギレ!? しまいには、「俺らも“キャー”すごかったよな」と、映像がないのをいいことに言いたい放題。「ビートルズみたいに客が失神して」という津田に「そんで俺も失神して」とユースケが乗っかるなど、ボケ倒すダイアンでした。
ミルクボーイと現役東大生が大喜利対決!
4組目のゲスト・ミキ(亜生、昴生)は、会場のブースを紹介。中でも、大阪城ホールの飲食ブースを紹介するVTRでは、昴生が生ナレーションに挑戦します。ギリギリまで練習していたという昴生は緊張の面持ち。「お兄ちゃんが気持ちをこめて言わせていただきます、どうぞ」とV振りをする亜生に「歌う前やんか」とツッコむ内海でした。
その後、スポンサーであるくら寿司からの差し入れのお寿司をみんなで食べつつトークも。この日、ミキはLIVE STANDで8ステージをこなす上、途中でなんばグランド花月の公演にも出るそうで、ミルクボーイもびっくり&爆笑。「吉本芸人そんな足りひんのか」とぼやきつつ、「でもありがたいことなのでね」「僕らも楽しみたいと思います」としっかりコメントする人気者・ミキでした。
続いては、オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)が現役東大生5人を率いて登場します。現在、吉本では東京大学と組み「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」という企画を展開。東大の学生らによる「体験活動プログラム」の一つとしてお笑いコンテンツの企画・制作にチャレンジするもの。
7月の関連イベントで、東大の先生が様々な角度から2022年M-1グランプリの優勝者を予想した結果、オズワルドという答えが出たそうで、伊藤は「それだけで東大が大好きになりました」と満面の笑顔です。
今回は、現役東大生とミルクボーイが大喜利で対決。東大生が出した「聖徳太子による十七条憲法、幻の十八条目は? 」というお題で競います。東大生からは知性あふれる回答が出る中、“十七条憲法”がよく分からない駒場、内海はこれという回答が出せないままで……結果は東大生の勝利となりました。
さらに、出番終わりの芸人たちも続々出演。かまいたち(山内健司、濱家隆一)は、歓声の大きさにガチガチになってしまったそうで、それをほぐそうと、持ち時間を大幅に超えて10分近くネタをしてしまったと明かします。さらに、ミルクボーイ、かまいたち共にエンディングでアリーナトロッコに乗ったということで、“指ハート”などファンサービスの話題で大いに盛り上がりました。
ラストには、ニューヨーク(屋敷裕政、嶋佐和也)が登場。番組も終わりに近づいているとのことで、「駒場さんと筋トレの話したかったのに」と屋敷が残念がる中、東京VS大阪の大喜利対決で締めることになります。お題は「来年のLIVE STANDをプロデュースするなら? 」。嶋佐が「開会宣言、森山直太朗」、駒場が「常時トロッコを走らせる」と回答し、それぞれに笑いをさらいます。判定員となった内海は「甲乙つけがたいので、引き分け」と平和な判定を下し、きれいに番組を締めくくりました。
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いよいよ『LIVE STAND 22-23』のラストを飾る福岡公演は2023年1月14日(土)、15日(月)、マリンメッセ福岡A館で開催されます。ぜひお楽しみに。
『LIVE STAND 22-23』公式HPはこちら