“学祭キング”2連覇の祇園・木﨑が語った学園祭に呼ばれるコツとは!? 本質を突いた分析に一同爆笑

学園祭シーズンになると、全国の中学・高校・大学・専門学校のステージを盛り上げる芸人たち。その出演回数は人気を測るバロメーターでもあり、呼ばれる芸人たちも気になるところです。そんな、今年もっとも学園祭に呼ばれた人気者を決めるイベント『学祭KING2022』が、12月7日（水）に大阪・森ノ宮よしもと漫才劇場で開催されました。今年の学祭キングに輝いたのは――祇園（木﨑太郎、櫻井健一朗）とヘンダーソン（子安裕樹、中村フー）の2組です！

学祭でのネタ中に鳥のフンが直撃！

イベントに出演したのは、昨年の学祭キングに輝いた祇園をはじめ、ヘンダーソン、さや香（新山、石井）、からし蓮根（伊織、杉本青空）、ラニーノーズ（洲崎貴郁、山田健人）、ヒューマン中村、今井らいぱちという今年の学祭を賑わせたキング候補たちです。

まずは、今年の学祭で起きたニュースを発表する「よしもと学祭レポート2022」から。学生との大喜利対決に1回戦で負けたというヘンダーソン・中村の告白や、母校の大学で鬼スベリを経験したというからし蓮根・青空、ネタ中に鳥のフンが直撃した祇園・木﨑、さらには「実行委員が完全に俺のこと知らない事件」を明かしたヒューマン中村など、ここでしか聞けないウラ話が次々と飛び出します。

そして、いよいよ2022年の学祭キングの発表へ――！　昨年の学祭キング・祇園はこのタイトルを防衛するのか、それとも……？　注目のランキングは、13位から発表。

第13位：アキナ、マユリカ、パーティーパーティー（11校）
第11位：吉田たち、ツートライブ（12校）
第9位：からし蓮根、ガクテンソク（13校）
第7位：フースーヤ、ラフ次元（14校）
第6位：滝音（15校）

ここで学祭キング候補の1組、からし蓮根がランクイン！　さらにこのまま、お待ちかねの1位までの順位の発表です。

第5位：さや香（16校）
第3位：ラニーノーズ、もも（19校）
第1位：祇園、ヘンダーソン（20校）

さや香が5位にランクインし、なんと同率で祇園とヘンダーソンの2組が「学祭KING」に決定しました！

「僕らのほうが１校勝っている」論争が勃発！？

イベント終了後の囲み取材では、祇園、ヘンダーソン、さや香が口々に“学祭愛”を語りました。

今回、初めて1位に輝いたヘンダーソン。中村は「学祭キングというのを一度は獲っておきたかったので、今回も祇園さんやと思っていたので、同率1位と聞いたときはめちゃくちゃうれしかったです」と感慨深げ。子安も「かなり名誉なことやと思います。本当にただただ、ありがたい」とうれしそうに語りました。

一方、2年連続の受賞となった祇園・櫻井は、「20校ということで選んでいただいたんですが、今週土曜日に姫路の大学に1校行くので、僕たちが1校勝っていると思います」と勝利宣言！　これを受けて中村が、「僕らは先月、YCA(よしもとクリエイティブアカデミー)の学園祭っていうイベントに出たんですけど、それも学園祭に入れたら1校勝っていると思います！」と小競り合いが始まってしまいます。

木﨑は「今年、初めて追われる立場っていうのを経験して……」とカッコよく語り始めると、「やはり死守するのが大変でした。でも本当に、学生さんと物理的に同じ目線で、みんなで楽しんでできました」と胸を張りました。

勝因を聞かれた際には、木﨑が「絶妙な知名度と、絶妙なスケジュールの空き具合。学祭キングになるコツは『みんなの2位になること』です。そこを狙って積み上げてきた結果だと思います」とかなり“本質”を突いた分析を披露して、メンバーも思わず爆笑。櫻井も「本当なら見取り図とか呼びたいんでしょうけども、やっぱりスケジュールがねぇ……」と続けます。

そんななか、5位に収まったさや香・新山は「僕らは16校で（キングと）4校差なので、スケジュールとかいろんな問題があるので負けたわけではないと思っています」と強気発言。石井は「絶対にキングになるんだ！　という気持ちでこの1年、動いてきたんですけど、学祭にとってキーとなる土曜日を『せやねん！』（MBSの情報バラエティ番組）で押さえられているので、そこの出演について話し合いたいと思います」と学祭キングへの並々ならぬ“熱意”を語り、木﨑から「『せやねん！』を大事にせえ！」とツッコまれていました。