大阪城音楽堂で初めての開催となった“野性爆弾的”音楽フェス『セキスイハイム近畿presents ONBAKU!FES.2023』DAY1前半レポート

テレビ大阪にて毎週水曜深夜0時放送中の音楽番組『音楽爆弾』(MC:野性爆弾)から誕生した2023年春“野性爆弾的”音楽フェスティバル【セキスイハイム近畿presents ONBAKU!FES.2023】が大阪・大阪城音楽堂で初めて開催されました。オープニングアクトからHump Back、ZiDol、ストレイテナーが登場する前半の様子をレポートします!

出典: FANY マガジン
©ONBAKU!FES.2023

好天に恵まれた休日の大阪城公園。大阪城音楽堂にも開場前から大勢の人が訪れ、ONBAKU!FES.2023オフィシャルグッズ売り場には長蛇の列。会場周辺には思い思いの買い物を楽しみながら、ライブ開始を待ち望む人たちで賑わいました。

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定刻を迎えて、オリジナルテーマソングと共にステージに登場したのは、男女アイドル“NANIWAすくーるず(野性爆弾・くっきー!、桂ぽんぽ娘)”。2人揃って中学時代の制服姿に天使の羽を背負った独特な出で立ちで、ひとしきり歌って踊ったあと、くっきーから会場に「おげんこ〜?」「いいおげんこ、ちょうだいね。ありがとう」とご挨拶。ぽんぽ娘も「ありがとー!」と会場に手を振ります。「今日はONBAKU!FES.、楽しんでいってくださいね」と2人が愛想を振りまくなか、突如、鳴り響く雷鳴。怖がる2人に天から、ミュージックを司るゴッド、クリーカーンから「キサマらの歌など誰も求めておらん! 血わき、肉おどるフェスをバッドにするヤツはこうだ!」と天誅が下されようとします!

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©ONBAKU!FES.2023

そこに、「2人を励まして!せ〜の!」と会場に助けを求める少女の声が…。観客から大きな声援が届けられるまで繰り返されますが、想いは届かず、ステージに倒れこむくっきー!とぽんぽ娘。起き上がった2人の態度はそれまでと一転、「音楽の神が憎い〜!」とクリーカーンへの怨恨でいっぱいに。「このフェスに出場するアーティストどもを根絶やしにしてやる!」と呪いの言葉を吐きながら、フラフラと姿を消します。

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©ONBAKU!FES.2023

代わって、ニュースセンターの報道記者に扮した野性爆弾・ロッシーと大抜卓人が登場し「大変だ!フェスで殺人事件発生だ!」と騒ぎます。「フェスは続行するので安心ください」と会場に呼びかけ、「よし、フェスが始まるぞ」と2人が立ち去ると同時に、1組目のアーティストHump Backが登場しました! 摩訶不思議なオープニングアクトを着席して見守っていた観客も、アーティストの登場にここはフェス会場だったと我に返ったかのようにスタンディング。演奏開始と同時に、拳を突き上げ、大盛り上がり!

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Hump Backの熱いステージのあと、ステージ上から聞こえてきたのが「きゃー!」という女性たちの叫び声。どうやらHump Backの声のよう。邪悪な心に支配されたくっきー!、ぽんぽ娘に加えて、力を司る魔物と名乗るマッスルガスとスピードを司る魔物ポルシェが登場して「アイツらは、俺たちが始末した」「仲間にしてほしい」。しばし、コントが展開されるのを温かく見守る会場。次のアーティストを殺しに行こうと姿を消した4人に代わって、ニュースセンターの2人から「どうやらHump Backは始末された模様」「他にも被害者が出るかも…」と中継しました。

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©ONBAKU!FES.2023

続くアーティストは、芸人アイドルユニット、ZiDol(スーズ・高見、マユリカ・中谷、ニッポンの社長・ケツ、紅しょうが・稲田、男性ブランコ・浦井)です。プロデューサーを務めるピン芸人のkento fukayaから「誰でも会える、お金にならないアイドル」というコンセプトのほか、「アイドル史上もっとも汚い5人」「ファンと繋がっていい」「ゴシップOK」などと紹介されるZiDol。真っ赤なスーツに身を包んだ5人が突き出たお腹や短い手足で、決して上手いとも言えない歌とダンスを披露。プロデューサーkentoも登場して、お笑いライブさながらのトークを展開すると、会場は歓声ではなく笑い声でいっぱいに。メンバーそれぞれが「口笛」「バク転」「ものまね」などの特技を披露したあと、「残念なお知らせですが」と切り出し、伝えられたのが「まだ1曲しか歌っていませんけど、次の曲がラストです」。思わず手を叩いて笑う観客の姿が印象的でした!

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©ONBAKU!FES.2023

ZiDolに対しては、アーティストでありながらも芸人扱いをするくっきー!、ぽんぽ娘。「殺しに来たぞ」「殺されたくなければゲームに勝て」と煽ります。くっきー!がZiDolたちに提案したのは、絵描き歌ゲーム。くっきー!の歌に合わせて絵を描き、見事、くっきー!が納得する絵を描くことができれば勝利となります。

「アイスクリームがありまして♪大きいお口でいただきます♪山で食べようか、湖か♪その前に穴ぼこ埋めましょか♪ゴマッゴマッ♪あっという間に完成♪」

ブタ、カッパ、不気味な人面、静岡おでん、妖怪、文鳥ギリギリなどが描きあげられ、くっきーが正解と認めたのが文鳥ギリギリを描いた高見のみ。残りの5人はくっきー!、ぽんぽ娘とその一味によってスローモーションでばっさり倒されていきました!

ONBAKU!前半戦の最後のアーティストは、ストレイテナー。今年結成25周年を迎える彼らは、ボーカル&ギターのホリエアツシが演奏後のコントにも挑戦! くっきー!も思わず「付き合ってくれてありがとうな」「あんなキュンキュンする歌、歌ってあとにごめんな」と労う一幕も。「殺されたくなければオリジナルゲームに付き合え!」と詰め寄るくっきー!に快諾するホリエ。そのゲームとは、“ヤダヤダゲーム”。音楽に合わせてヤダヤダをするように首を振り、その様子をスマートフォンで撮影。面白い表情が撮れれば勝利です。

出典: FANY マガジン
©ONBAKU!FES.2023

ホリエにお手本を見せるくっきー!、ぽんぽ娘。自らの写真に対し「うわ、怖い」「扇風機おばさんやん」と呟くくっきー!とは対照的に、「思ったより可愛い」と呟くぽんぽ娘。くっきー!から思わず「どこがやねん」「お前のこと1回も可愛い思ったことないわ」などと鋭いツッコミが入ります。 満を辞して、ホリエも挑戦。撮影された画像は笑顔が多く、ヤダヤダというよりもどこか幸せそう。「なんで笑ってるねん」「ゆっくり死んでいく顔や」「弁護士みたいな」「なんて情けない顔」などと言われたい放題。結果、ヤダヤダゲームは敗北に終わり、ホリエもくっきー!一味に始末されて、ジ・エンド。

イベント後半戦の様子についてはオフィシャルレポート続編をお楽しみください!

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