『面白い・優しい・温かい』そんな形容詞を独占する人間力とは何か?佐久間一行という生き方!

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こんにちは!
FANYマガジン芸人記者倶楽部のコメディ髭おじさんこと、5GAP久保田です!ピッピッピ〜ッ!

多くの吉本芸人によって連日ように配信されている「#吉本自宅劇場」は自宅からお送りするという良い意味での“ユルさ”がその芸人自身の素の魅力を存分に引き出してくれているように思います。
そんな吉本自宅劇場の中で今回僕がご紹介させて頂くのは佐久間一行さんのYouTube「佐久間一行チャンネル」です。

出典: 佐久間一行チャンネル

このチャンネル内にて佐久間さんが期間限定配信している「ショートネタ」は改めて佐久間ワールドにどっぷり浸かれる内容になっております。
まず冒頭でこのショートネタを「ジャンプ派」と「コミックス派」という表現でするのですが、見ている側を1発でスッと理解させる絶妙な表現なのです。これには「例えが分かり易すぎる」「すごい伝わりました」というコメントもあったほどで、そういう細かな所を楽しく気遣いしてくれる辺りに佐久間さんの優しい人間性が現れているように思いました。
「ジャンプ派」と「コミックス派」については、佐久間さんが動画内でも言っていますが初回のショートネタに説明があるので是非そちらからご覧下さい。

出典: 佐久間一行チャンネル

そしてショートネタ本編。これはですね、佐久間さんにクレームを付けたいです。深夜自宅でイヤホンをしながらコッソリこのYouTube動画を見ていた僕。その途中で僕はガッツリ吹き出して笑ってしまい、その声で寝ていた娘(生後10ヶ月)が起きて泣き出す羽目に。佐久間さん、いい加減にして下さい(笑)

まぁ、そんな僕の余談は置いときまして、佐久間さんの動画を見て思うのが画面から温度を感じるという事。サーモグラフィーで調べたらおそらくオレンジ。
そう、温かいんですよ。僕は佐久間さんには元々温かいイメージを持っています。笑顔、声、仕草、どれを取っても。しかしそんな温かさを普段よりも一層引き出してくれているのが自宅配信という“ユルさ”な気がしました。それが証拠に現れているのがネタの余韻。ネタ終わりにですね、佐久間さんがちょっと遊ぶんですよ、余韻のように。これが本ネタ同様に本当に面白くて、僕は堪え切れずに吹き出す始末なのでした。
このYouTube動画を通して『面白い・優しい・温かい』という形容詞は佐久間さんに用いる言葉であると再度実感しました。再度と書いたのには訳があり、僕は佐久間さんのその様子を既に何度か見ているからです。

今から10年以上前の新宿ルミネtheよしもとの楽屋。時刻は深夜2時。終電を逃し帰宅できないでいる僕に、ライブの深夜稽古をしていた佐久間さんがジュースをご馳走して下さるというので2人で楽屋にある自動販売機の前に移動しました。

「よくさ、自販機の下に小銭とか落ちてたりするよね? ここにもあるのかな?」

突然言い出す佐久間さん。深夜のテンションも加わって、その眼はもうキラッキラに輝いていました。そして近くにあったビニール傘を手に取ると佐久間さんは自販機の下を探し始めました。

「うわぁ〜っ! あった! あった!」

すると100円玉が出て来たのでした。本来ならここで終わるのですが、佐久間さんの感情は続きます。

「ビックリだよね〜! たまたま言って探してみたら本当にあるんだもん! ホントにビックリ! すごいよね! やっぱりあるあるなんだな〜、小銭って! だってさ、だってさ、1回だよ? たった1回こうやって、しゃがんで、こうやって傘で下を突っついたらさ、小銭が…ちょっと待って、また100円出て来たっ! ウソでしょ!? オホホホホホホホホホ〜ッ!!」

マジで子供のようにはしゃいでいました。深夜に大人がやる事では全くありません(笑)しかし、どんな些細な事でも自分が興味を持ったら全力で楽しむという事が、この当時もそして今も佐久間さんの根底にはあるように思います。そしてその当時もやっぱり『面白い・優しい・温かい・余韻がすごい』佐久間さんなのでした。
そんな佐久間さんの人間力を皆さんも是非目で、耳で、温度で感じてみてはいかがでしょうか?

佐久間一行

生年月日/1977年9月3日
身長/178cm
血液型/A型
出身地/茨城県水戸市(旧常澄村)
趣味/釣りと飼育(ザリガニ・タナゴなど) 絵を描く事
辛い時や落ち込んだ時には5GAP久保田の写真を見て元気になる(本人談)

YouTube「佐久間一行チャンネル」
ショートネタは期間限定配信
毎週水曜日20:00更新

YouTube「佐久間一行チャンネル」