新探偵の霜降り・せいやとゆりやんが『探偵!ナイトスクープ』初収録! せいや「1発目の依頼は僕以外にでけへん」

人気番組『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)の新探偵に抜擢された霜降り明星・せいや、ゆりやんレトリィバァが3月10日(金)にスタジオ初収録に挑み、その直前に囲み会見に応じました。関西出身の2人にとって、子どものころからの憧れの番組とあって、テンション上がった現場の様子や、番組への特別な思い、そして局長へのメッセージなど思い入れたっぷりに語りました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

ダウンタウン・松本人志が探偵局の局長を務める『探偵!ナイトスクープ』は、全国各地から舞い込むさまざまな依頼を、優秀な“探偵”たちが解決してゆくという番組。間寛平、石田靖、カンニング・竹山隆範、麒麟・田村裕、スリムクラブ・真栄田賢という錚々たる探偵たちが並ぶなか、3月で卒業する3人(たむらけんじ、銀シャリ・橋本直、ハライチ・澤部佑)に代わり、新たにせいやとゆりやんが加入します。

「芸人になってすぐのころから…」

初のスタジオ収録直前に気持ちを聞かれたせいやは、こう話します。

「1個目の依頼はやっぱり緊張します。ナイトスクープファンにとって、注目度ってちょっとすごいじゃないですか。探偵の先輩方にも『こいつ、どんなロケするんだろう?』みたいな」

すでに依頼人のもとへ向かうロケは収録済みだそうで、せいやは「全力でやった」と語ります。

「いまは過去の自分に託している状態なんで、どうしようもできない。もう『頼むからいい感じになっといてくれ!』っていう気持ちです」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

ゆりやんも「まったく同じ気持ち」と同意します。

「初めて本物の『探偵!ナイトスクープ』のセットに入らせてもらって、めっちゃテンション上がってます。『ぜんぶ本物や!』と思ってめちゃくちゃうれしいです」

もともとロケを得意とする2人ですが、番組ではあくまでも“探偵”という立場で依頼を解決しなければなりません。初ロケの感想をゆりやんはこう話します。

「私はいつもロケでは本当にむちゃくちゃ好き勝手やらせていただくことが多いんですけど、『探偵!ナイトスクープ』では依頼者の方の依頼を解決したい、という気持ちなので、寄り添いたいという気持ちがありました」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

続いてせいやも「ふつうのロケとはまったく違うスイッチ」と明かします。

「芸人というよりは探偵というか、芸人じゃないころの自分の気持ちというか。ほんまに友だちと久しぶりに一緒に遊ぶような感覚で、『どんな人が来るんやろ?』みたいな」

さらに「こういうロケはずっとやりたいと思っていたんです」とも話しました。

「一般の方と一緒にずっと現場で喋ったりとか。カメラが回っていないときも、素の会話をずっとしてたんです。やっぱり、こういうのいいな、合うなと思いましたね。こういう仕事を待っていたというか、向いてるなと思いました。楽しかったです」

ゆりやんが「誰にも言ってなかったんですが、芸人になってすぐのころから探偵になりたかったんです」と明かす一幕もあり、「夢が叶った。光栄な思いです」と喜びを爆発させました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

夜中に目が覚めると親が…

せいやとゆりやんが生まれる前の1988年から始まった長寿番組の印象を、せいやはこう話します。

「僕もゆりやんも関西出身なので、『ナイトスクープ』はもちろん物心ついて、たぶん僕が3歳ぐらいですかね。オカンが見ていて『テッテッテレッ♪(オープニングのテーマソング)』という音をずっと聞いてたし、緑のドアも見ていました。自分からテレビを見る前から見ていた“大人の番組”の魅力がありました」

せいやもゆりやんと同じく、芸人になってからも憧れ続けていたと語りました。

「もちろん『いつかナイトスクープの探偵になれたらな』っていうのは、ずっとあったんですけど、まさか自分がなれるなんて。縁があるとは思わなかったです。不思議な気持ち」

続けてゆりやんが「幼稚園のころとかだと思うんですけど、夜中に目が覚めて、親がテレビ見てて、なに見てるかなってチラって見たら『探偵!ナイトスクープ』で……」と語りだすと、せいやが「それ、オレ言うたって!」とツッコみます。「オレと同じ話すなよ! お前のほうが使われて、オレがなにも言ってないみたいになるねん!」と新人探偵同志の息ピッタリ(!?)の掛け合いも見せました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

せいやは体当たり系、ゆりやんは難解系を希望

今後、やってみたい依頼についてせいやはこう話しました。

「まさに今日(収録される)1発目の依頼は、『これ、僕以外でなかなかできへんのちゃうかな』って思うようなロケでしたね。見てもらってわかると思うんすけど、体当たり系で。根性系はけっこう向いてるなというか、思いっきりやれるなと思いました」

せいやは続けてこんな不安も漏らします。

「あと、僕はじいちゃん、ばあちゃん子なんで、依頼者の方のご家族の、感動系があるじゃないですか。もちろん寄り添いたい気持ちもあるんですけども、ほんまに感情移入しすぎてロケにならないかも、みたいな怖さもあります。100%でぶつかったとき泣き崩れるんちゃうかなと怖さもあります」

一方のゆりやんは「子どものころから友だちの悩みごとを解決するのが好きなので、できるだけ難解系の依頼に」と熱望します。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

最後に、局長の松本へのメッセージを聞かれるとそれぞれこう話しました。

「僕、金曜日の深夜にラジオの収録が入っていて、収録が終わったらパッと出ないといけない日もあると思うんです。だから、カッコつけて出るわけじゃないんです。探偵同士でご飯に行く機会もあると聞いたんです。僕、終電があるのでダッシュで(スタジオから)出ると思うんですけど、イヤがっているわけじゃないです。『おつかれっした!』みたいな感じで出るんじゃなくて、『深夜ラジオなので』っていうことだけ伝えておきます」(せいや)

「私は、松本さんにはお食事も何度か連れていってもらったことがあるんですけど、(今まで)緊張してあまり喋れなかったので、いろいろお話させてもらいたいです。せいやさんにメッセージを預かって、お伝えするようにします」(ゆりやん)

これにはせいやが「こいつに託したら怖いんで、自分で言います!」と言い直していました。

せいやとゆりやんが初登場する『探偵!ナイトスクープ』は4月7日(金)、14日(金)に放送予定です。

関連記事

関連ライブ