セルライトスパ、フースーヤが直々に漫才のアドバイス! 『家族で漫才ワークショップ』に36組の家族が参加

3月12日(日)、朝日新聞大阪本社にて、『家族で漫才ワークショップ』が開催されました。セルライトスパ(肥後裕之、大須賀健剛)、フースーヤ(田中ショータイム、谷口理)も参加し、家族で漫才の稽古のあと、発表会を行いました。このイベントは『家族で漫才ワークショップ』として昨年11月、12月にも行われていて、今回が3回目。朝日小学生新聞の記事を元にした漫才台本を使って、参加家族が漫才にチャレンジしました。

出典: FANY マガジン
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前回は7家族8組が参加。プロの漫才師からのアドバイスを受けた参加親子がそれぞれ漫才を披露すると、そのクオリティに講師陣も感激するなど大いに盛り上がりました。今回は、大幅増となる36組の家族が参加。親子コンビのほか、兄弟、トリオなども登場し、会場は前回以上の熱気に包まれました。

プロの作家による漫才台本5本を用意

セルライトスパ、フースーヤが登場すると、会場からは拍手が起こります。フースーヤは前回も参加していただけに「漫才ワークショップの人といっても過言ではない」と豪語。そして持ちネタ「オーマイゴッドファーザー降臨!」で盛り上げます。続いて、今回の漫才台本を作った作家の大工冨明氏も呼び込みました。

続いて、配布された5本の漫才台本を見てもらいつつ、大工氏がそれぞれの台本に3つずつボケ、ツッコミと書かれた空欄があることを説明。5本の中から気に入った1本を選び、家族で考えたボケとツッコミを空欄に入れ、完成させた台本を発表してもらうことを伝えました。

出典: FANY マガジン
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お手本として、フースーヤが台本の中から「インフルエンザはどこからくる?」、「ワシントン条約」、「春のわくわくクッキング」の3本を、セルライトスパが「宇宙飛行士候補決定」、「みんなで守ろう子供の安全」の2本を実際にやってみることに。台本片手にしっかり笑いを取る姿はさすがプロの芸人。大工氏からは各ネタのポイントやコンビ台本をトリオにアレンジする際のポイントなどが伝えられたあと、「大きな声で練習することが一番大切」とアドバイスがありました。

芸人からのアドバイスを聞いて稽古に励む

出典: FANY マガジン
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ここからいよいよ各家族に分かれて、ネタ作りと稽古の時間です。セルライトスパ、フースーヤ、大工氏も会場を周ってアドバイス。「もうできてる! 優秀!」、「ここは粘った方がおもしろい」など、プロからの意見が伝えられます。台本やボケについて質問が上がるなど、参加している家族も楽しみながら、真剣にネタ作り。そして、しばらく経つと、あちこちで稽古に取り組む姿が見られるように。

すると「台本ができたら声を出して練習してください」、「繰り返し練習するのが上手にできるコツ」などのアドバイスが送られます。中には会場前方のマイクを使って本番さながらの稽古をするコンビや、プロさながらに壁に向かって稽古するトリオ、稽古風景をスマホで録画してチェックする家族も。登場シーンから身振り手振りを入れたネタ中の動き、最後のあいさつまで、参加者全員が笑顔いっぱいで稽古に励んでいました。

家族漫才のクオリティに芸人も脱帽!

出典: FANY マガジン
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休憩を挟んでいよいよ発表会です。発表会はオープニングや稽古を行ったところから、大きなモニターの前にステージが用意された広々としたスペースに変更されました。セルライトスパと家族との「準備大丈夫ですか?」「はい!」、「1+1は?」「田んぼの田!」と元気のいいやりとりのあと、5組を1ブロックにして次々とネタが披露されていきます。

ユニークな動きを取り入れたり、用意された台本にアレンジを加えるなど、どの家族も短時間の稽古しかしていないとは思えない出来栄え。親子のほか、祖母と孫、兄妹など、様々なコンビ、トリオが登場しました。中でも特に活躍が目立ったのが子供たち。親のボケに思わず笑ってしまう子がいるかと思うと、親に「エエ年して!」とツッコむ子、テンションマックスでネタを進める子、想像を超えたボケを繰り出す子など、それぞれが全力で漫才に取り組んでいました。

出典: FANY マガジン
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審査員もその仕上がり具合には脱帽。「声が出ていてすごい」、「ツッコミが上手」、「感動した」、「漫才うますぎ!」など、一生懸命に漫才を披露した家族に絶賛を惜しみません。家族で考えたボケのワードに感心するシーンもあるなど、審査員も大いに楽しんでいました。会場もそれぞれの参加家族の漫才に大ウケ、拍手が起こるシーンも度々見られるなど、大いに盛り上がりました。

そして、すべての家族の漫才が終了。大工氏は「あっという間、全部おもしろかった」と話すと、「やっぱりプロの漫才見たいと思いませんか?」と呼びかけます。すると会場からは大きな拍手が。フースーヤ、セルライトスパの順で漫才を披露すると、会場は大爆笑に包まれました。最後は参加者全員で記念撮影、ワークショップは終了しました。

ワークショップ概要

朝日新聞×吉本興業 家族で漫才ワークショップ

出典: FANY マガジン

実施日:3月12日(日)10:00-14:30
場所:朝日新聞大阪本社(大阪府大阪市北区中之島2-3-18、中之島フェスティバルタワー12階)
講師:セルライトスパ、フースーヤ、大工富明
対象:小学1年生~6年生を含む、コンビもしくはトリオで漫才に挑戦できるご家族

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