R-1王者・田津原理音が大阪・生野区に凱旋! 「めちゃくちゃスベった日も…それで鍛えられた」

ピン芸人No.1を決める「R-1グランプリ2023」で優勝した田津原理音が、3月20日（月）に大阪市生野区役所を訪問し、優勝を報告しました。2017年の発足当初から“生野区住みます芸人”として活動してきた田津原は、筋原章博区長、櫻井大輔副区長と歓談。生野区の銭湯やグルメを紹介するロケや凱旋イベントができたら――などと話が膨らみました。

区長とマスコットがお出迎え

この日、区長応接室のホワイトボードには「祝優勝、おめでとうございます！」と大書きされ、生野区職員とマスコットキャラクター「いくみん」がお出迎え。優勝トロフィーを持った田津原が姿を見せると、区長が「田津原理音くん、優勝おめでとう！」と声をかけ、大きな拍手に包まれました。

田津原は「生野区のみなさんに優勝させてもらったといっても過言ではないので、今年のR-1グランプリは生野区が優勝です！」と笑顔を見せます。区長に「ぜひトロフィーをお持ち帰りください」とひとボケすると、花束とタスキがプレゼントされ、人生初というくす玉割りもしました。

批判的な意見も「ありがたい」

その後の質疑応答で、R-1優勝の感想を聞かれて「いまもまだ夢見心地の状態」「うれしいより信じられないのほうが大きかった」と話す田津原。今後、東京進出するのかという質問には「これから相談して」と話しつつ、新幹線では体調を整えるのが大変だとこぼします。すると、区長から“酔い止め”がプレゼントされるひと幕が。田津原は「こんなプレゼント、見たことない」とたじたじでした。

優勝以降の仕事は「10倍、20倍になっていると思う」とのことで、しかも、「これまでしたことのない仕事ばかり」といいます。批判的な意見については「批判でもなんでもなくなったら終わり、ありがたいと思う」と話しました。

また、ダウンタウンの松本人志から「平場が弱い」とイジられたことに話が及ぶと、「言われたほうが、気が楽というのもある。どんどん迷惑をかけていけたらなって思います」と前向きに語りました。

「凱旋イベント」のオファーも

生野区が「大好き」という田津原は、「僕をきっかけに（生野区のことが）もっと広まっていけば」と話します。区長から生野区での凱旋企画について「スケジュールの都合がつくなら大々的にやりたい」とラブコールを送られると、田津原も「自転車のひったくり防止カバーつける会やりましょうか」と提案。さらに、「生野区には銭湯が多く、グルメもある。そういうロケがやれたら」と今後に期待を込めました。