2023年のR-1グランプリで優勝した田津原理音が『1.5℃の約束』を守ろうという「地球温暖化」のことを考えるコンテンツに参加することが決定しました。大手テレビ局・新聞社・出版社が賛同している「Media is Hope」という団体での連携企画となります。東京大学/国立環境研究所の江守正多氏の授業を受ける様子から伝えていく記事は5月から講談社のデジタルメディア『FRaU web』にて連載され、それをもとにしたオリジナルネタも披露される予定です。
田津原理音が気候変動を学ぶ?
授業を受ける前、田津原は、このように語っていました。
「正直、1.5℃の約束って知りませんでした。授業を受けたら、もしかしたらぼくの顔つきが変わっているかもしれません」
田津原といえば、R-1グランプリで優勝した「モンスターカード」のネタが人気を博しています。もしかすると、田津原が考える「気候変動モンスター」が登場するかもしれません。田津原が地球温暖化のことを学び、どんな「気候変動モンスター」を私たちに見せてくれるのでしょうか。
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1.5℃の約束とは?
国連広報センターが立ち上げたメディアの力を通じて気候変動対策のアクションを呼び掛けるキャンペーン「1.5°Cの約束 – いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」。これは、国連が提示した「世界の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて1.5℃に抑える」という目標のために連携しようという動きです。
この呼びかけを受け、2022年10月12日には「Media is Hope」(市民・視聴者)が、国連広報センター、賛同したメディア関係者とともに上記のキャンペーンに連帯・応援の表明を行い、記者会見を実施しました。「Media is Hope」はメディアの気候変動報道を強化することを目的に視聴者や読者の立場から支援や連携をおこない、スポンサーや専門家などのステークホルダーとの橋渡し役を担う団体です。
それから半年強。2023年4月15日と16日にはG7札幌気候・エネルギー・環境大臣会合が開催され、5月19日と20日には広島サミットが開催されることに。ここで日本でも脱炭素、CO2削減のためにどのように動いているのかを問われることは必至です。
気候変動について専門家からレクチャー
しかし、そもそも地球温暖化とはどういう状況なのか。そこで田津原理音が、気候変動について多く発信している東京大学/国立環境研究所の江守正多氏からレクチャーを受け、地球にはびこる「気候変動モンスター」を見つけていこうとしているのです。
『FRaU SDGs MOOK』では気候変動についての特集も
2018年12月に女性媒体で初めてSDGsまるごと一冊特集をした雑誌『FRaU』は2022年10月にも、気象予報士の資格を持つSnow Man・阿部亮平を表紙として「話そう、気候危機のこと。」というMookを発売しました。
SDGs特集を組んできたFRaUは、「Media is Hope」のコンセプトに賛同。編集長の関龍彦が2022年の記者会見にも登壇しました。そして今年、G7を前に、メディアの垣根を超えて気候変動のことを発信する企画として、イラストが得意でアウトプットのできる田津原に依頼。コラボレーションが実現し、デジタルメディア『FRaU web』にて田津原の企画が連載されることになりました。
これが、FRaUのみならず「Media is Hope」が目指すメディアの垣根を越えた連携の第1弾となります。気候変動についてあらゆる媒体で同時期に触れることで、人々の認知や関心の向上を図り、単発の報道や発信では届かなかった新たな層に効果的に届けることを目指しています。FRaU webでの発表にとどまらず、SNSを用いた読者参加型の企画や、社を超えたメディアでの告知も実施予定です。
Media is Hope とは
私たちは気候変動を止められる最後の世代です。気温上昇を1.5℃までに抑え、本質的な解決に向かうために、気候変動の正しい知識と解決策を国民の共通認識にする必要があります。それを実現するには広く情報を伝達できるメディアが大きな力を果たします。だから、メディアが希望という想いで “Media is Hope” と名付けました。
Media is Hopeは、メディアの気候変動報道を強化することを目的に視聴者や読者の立場から支援や連携をおこない、スポンサーや専門家などのステークホルダーとの橋渡し役を担います。
Media is Hope「1.5°Cの約束 – いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」〜連帯・応援表明の記者会見〜を開催しました。
登壇組織・メディア:国連広報センター、NHKエンタープライズ、テレビ朝日、フジテレビ、テレビ愛知、 読売新聞、日刊工業新聞、TBSラジオ、ラジオ福島、講談社FRaU、ハフポスト、気象キャスター
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