「手洗い、うがい、笑い」を合言葉に、よしもとタレントが続々と自宅から笑顔を届けている「#吉本自宅劇場」。
そんな中、FANYマガジンでは、今回「芸人記者クラブ」を発足!
4人の芸人に「#吉本自宅劇場」に関する記事を書いてもらうことを発表し、反響を頂いています!
早速本日よりスタートする芸人記者によるレポートをお届けします!
第一弾は5GAP・久保田記者が担当。
芸人独自目線をお楽しみくださいね!
もし突然5秒間を与えられたら人は一体何をするのでしょうか?”何もできない” ”深呼吸する” ”床に落ちた物をギリ食べられる” それくらいの短い時間でしかありません。しかし世の中には5秒間で人間の心を掴み、幸せな気持ちにさせてしまう集団の存在が確認されています。人はそれを『ギャガー』と呼ぶのです。
そんなギャガーの代表格とも言えるのがFUJIWARA原西さん。言わずと知れた持ちギャグ1兆個の怪物ギャガー。そしてこの度、原西さんが中心となりメンバーを招集したYouTubeチャンネルが遂に誕生しました。それが【原西ギャグ倶楽部】なのであります。
4名の精鋭による怒涛のギャグラリー!
それでは【原西ギャグ倶楽部】のギャガー達をご覧下さい。
・部長 FUJIWARA原西
・副部長 ペナルティワッキー
・書記 サバンナ八木
・転入生 流れ星ちゅうえい
なんと力強く、なんとコメディ感に溢れたギャガーの面々なのでしょう。名前を見ただけなのについ口角が上がってしまう恐るべきギャガーの魔力。この時点でギャグはもうすでに始まっているのです。これは一切の隙を感じさせない万全な布陣ではありませんか。
そしてこの4人で力を合わせてギャグを繋ぎ、まずは5週間で100個のギャグ達成を、そして最終的には1000個のギャグを目指していくというのが【原西ギャグ倶楽部】の目標。ギャグを繋ぐというと昨今を賑わせた「ギャグリレー」を想起する方もいらっしゃると思いますが、それとはまた一線を画す”あるモノ”がギャガー達から湧き出ているように感じ取れるのです。
経験と本能に裏打ちされたプロギャグ歴26年。それでも目指す、更なる高み。
【原西ギャグ倶楽部】を拝見させて頂いて素直に感じたのは〝プロの覚悟〟の面白さ。誰かから回って来たからやるという無茶ぶり要素は一切無く、自らが望んでギャグをやるという事。そこに逃げ道は無い。そして本編での原西さんのこんな言葉があります。
「ギャグが見えやす〜いようにピタピタの黒い服を探して着ている」
果てしなくウケたい。平均芸歴26年のこのプロギャガー達は退路ではなく活路に飢えているのである。その証拠にメンバーが各動画の最初で毎回自己紹介をするのですが、その時点からすでに宝石のようなギャグが散りばめられているのです。(自宅撮影のためサバンナ八木さんには意外なアクシデントが!?)本編同様、そんな余白の面白さも充分堪能できる内容になっています。
「意味のわからない、たったひと言で笑いが起きるのが1番高貴なギャグだなぁって。そういうのを生み出してみたいよね」
後輩芸人と共にプライベートで深夜に開催しているギャグ合宿にてふと呟いたペナルティワッキーさんの言葉。それを聞いた時に数々のギャグを持つワッキーさんでも未だ発展途上であると認識してる事にその場にいた僕は非常に驚いた記憶があります。
ギャガー達は己の”真のギャグ”を長きに渡り今なお追い求めている。その日は一体いつやって来るのか。ちなみに原西さんの1兆個のギャグを全て5秒で繰り出した場合、要する時間はなんと約15万年。この年数は人類の祖先”ミトコンドリア・イブ”の出現まで遡る事ができる。人類の誕生はギャグの誕生でもあるのではないだろうか。
26年・・・ギャガーのまだまだ続く挑戦を是非その目でご覧下さい。
5GAP久保田でした。
YouTubeチャンネル『原西ギャグ倶楽部』
毎週火曜日・18時更新
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