中止やオンライン開催が続いていた市民マラソン『フジパンPresents淀川寛平マラソン2022』(吉本興業、産経新聞社、サンケイスポーツ、淀川河川公園主催)が来年3月に3年ぶりとなる大阪・淀川河川公園での開催が決定し、10月22日(金)に吉本興業大阪本社で開催発表会見が行われました。昨年は新型コロナウイルス感染防止の観点から中止、今年は寛平マラソン史上初のオンラインでの8時間生配信だったため、リアル開催復活に、発起人である間寛平はじめ関係者の喜びもひとしおでした。
男女ハーフ・10キロマラソンに小学生も招待
会見では、まず司会のミサイルマン・西代洋から、寛平マラソンが2022年3月6日(日)に開催されることが明かされると、出席していた寛平、石田靖、たむらけんじ、そしてタレントの福本愛菜が拍手。内容もリニューアルされることが発表されました。
今度の大会では、淀川河川公園に特設コースを設け、男女ハーフマラソン、男女10キロの2種目合計3,000人に加え、「未来のオリンピアン、芸人大集合!」と題して抽選で300人の小学生ランナーを募集します。また、これまでどおり多くの芸人が参加する盛りだくさんの内容になります。
寛平の提案で、今回も大会参加料から1人あたり100円を東日本大震災被災地支援、新型コロナウイルス対策事業支援にあてることに。男女ハーフマラソン、10キロの参加エントリーは10月23日(土)午前0時からマラソンエントリーサイト「じょいすぽ‼」と「RUNNET」で、小学生対象のキッズランは公式サイトのメールフォームから応募します。
51年の芸能生活でいちばん恥ずかしい出来事が!
寛平は開口一番、「まいど〜!」でひとスベリ。まわりからツッコまれると、「こんなにスベると思わへんかった。51年でいちばん恥ずかしかった。すみませんでした」と赤面して一礼。改めて意気込みを問われると、再び持ちギャグの「アメーマー!」で、盛り上げます。
気を取り直して、「昨年、一昨年は大会を開催できなかったことが悔しかった。毎年12,000人ほど走るんですが、とりあえず半分、5,000人でやろう!」と話すと、まわりから「先着3,300人です」とツッコまれ、再び「すみません」と頭を下げていました。
寛平は来年3月の開催に向けて、こうアピールします。
「(コロナは)3月にはもっと収まってるかもしれない。インドの預言者が11月には収まると言ってる。僕は信じます。5,000人集まることができるように、一人ひとりが気をつけて実行したい。よろしくお願いします」
一方、石田は「走れるってことがすごくうれしい」と笑顔。「コロナ対策もしっかりして、ギュッと詰まった内容で、みんなで楽しんでもらいたい。たぶん3,300人はすぐ埋まると思う。空いてるスペースがたくさんあるので、密にならずに応援できる」と話しました。
たむけんも続いてひとスベリ
たむらけんじは、大ファンであるプロ野球のオリックスバファローズに触れながら、「まもなく優勝でございます、やっちゃ〜!」と、寛平に続いてひとスベリ。「あんなスベリます?」とボヤきながら、「師匠の背中を追っかけてるので、おんなじ感じになれてよかったです」と、こちらも赤面していました。
改めてたむけんが、力強くこう宣言します。
「大阪マラソンや神戸マラソンなど、大きな大会がなくなって、ランナーの方は走りたいと思っている。関西のランナーたちが、いままでたまった気持ちを晴らすような大会になればいいです。3月に淀川に集まってもらえれば、最高の舞台にします!」
数々のマラソン大会に出場している福本愛菜も、「コロナ禍で走り始めた人もいると思います。1人もいいけど、みんなとわいわい走るのも楽しい。感染対策を取りながら久々に皆さんと触れ合えるイベントになれば」と笑顔を見せました。
今年もフジパンとのコラボサンドが登場!
今度の大会では、恒例のフジパンとのコラボパン「淀川寛平マラソンコラボスナックサンド」も発売。好評だった「スナックサンド~たこ焼き味~」を、さらに関西風味にこだわって、これまで以上にかつお節をきかせたパワーアップ版が再登場します。
コロナ感染拡大防止対策を徹底的に行いながら、ようやく以前のようなリアル開催までこぎつけて、寛平もしみじみ。「40年近く走ってきて、この2年間、寂しいなという気持ちになった。ランナーの方を盛り上げられるように一生懸命やります。それが僕らの使命。がんばります!」と力を込めました。
ここで西代から「走るとは?」とお題を出されると、寛平は「僕のなかでは、1本のまっすぐ進んでいく天国への道かな?」と回答。「死んだ!」と一斉にツッコミを入れられていました。