10月24日(日)、東野幸治がMC、ダウンタウン・松本人志がコメンテーターを務める『ワイドナショー』(フジテレビ系)が放送されました。
「普段スクープされる側の芸能人が、個人の見解を話しに集まるワイドショー番組」というコンセプトのもと、豪華有名人・著名人を迎え、芸能ニュースから時事問題に切り込む同番組。ゲストに、安藤優子、ウエンツ瑛士、かまいたち・山内健司を迎えました。
“政治に参加している感”が薄い
31日に投開票される衆院選を前に、俳優やミュージシャンが投票を呼びかける動画が、YouTubeで公開されました。
安藤は、街ゆく若者に投票について質問をしても「誰に投票したって同じ」と返ってくる時代が長かったと回顧。「こういう流れができたことはすごくいい」と言います。
一方、投票には行っているという山内ですが、日本は“政治に参加している感”が薄いと言います。アメリカは国民が大統領を選ぶものの、日本は選んだ議員が代わりに首相を選出。
「大事なところは、“君たち大丈夫だから”って言われているような気がするんですよ。大事なところこそ参加させてくれよって」と、日本の制度こそが、若者の投票率が上がらない要因のひとつだとコメント。国会議員を選んだことで何が実現されたのかが不明であり、自分たちが“国を変えるひとつの力になっている感”がまったくしないと語りました。
20代の頃、ファンクラブのイベントで政治の勉強をしていたというのはウエンツ。山内の意見に同調しつつ「小選挙区で“この人いいな”と思っても、派閥に入った瞬間、“こっちの流れに行くんだ……”って落ち込むことがあります」と述べていました。
勉強してから投票へ!
松本は今回の動画についてこう語りました。
「この働きかけは素晴らしいと思うし、いいことだと思う。ただ補足したいのは、ある程度勉強してから行ってくれと。軽い感じで行ってもよくないと思うんですよ。もうちょっと勉強してから……ということと、今回“だけ”じゃなくて、今回“から”行こうって訴えかけてほしいなって」。
投票したあと、政治の世界をのぞいてみると、思っていた流れとは違う結果になる場合があると東野。そうした経験を踏まえて「次はもっと勉強しよう」と考え直すため、松本は「5年、10年かかると思うねんけど、なんとなく(投票する)だけじゃ、どんどんおかしな方向に行く可能性がある」と語りました。
また、松本が選挙特番のMCに東野を勧める一幕も。「今までとは毛色が変わるかなと思うけどね」と言われた東野は「そこはちゃんとした人がやった方がいい」と大慌て。山内からも「ちゃんとした人がやったのは見飽きたんで」との言葉がありましたが「ちゃんとしていない人がやったら、誹謗中傷の嵐じゃないですか!」と返して笑いを誘っていました。
【番組概要】
『ワイドナショー』
毎週日曜10:00~
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