新世界から大阪・関西万博を盛り上げる『新世界111thフェス』11月開催! ナゾのイベント続々に「こんなん、なんぼあってもいい」

今年、111周年を迎えた大阪の観光名所・新世界をさらに盛り上げるべく、11月3日(金・祝)、4日(土)の2日間にわたって『新世界111thフェス〜ナニワ区EXPO〜』が開催されます。111年分の歴史を学びつつ「今」の新世界を楽しんでもらうことで、2025年大阪・関西万博への機運も高めていこうという一大イベントです。10月3日(火)には、その概要発表会見が大阪市内で行われ、ミルクボーイ(駒場孝、内海崇)、もりやすバンバンビガロ、からし蓮根(伊織、杉本青空)や地元ゆかりのアーティストらが出席しました。

出典: FANY マガジン
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新世界は「絶えず前進している」

MCを担当するのは、地元浪速区の住みます芸人・チャイルドプリンス(北山水泳、ラストオーダー織田)。新世界111thフェス実行委員会委員長・西上雅章さんは、「地元の新世界から万博を盛り上げようという声が上がってきた」とイベント開催のきっかけを説明すると、「いろいろな催しものをやりますんで、ぜひ新世界に遊びにきてください。そして、万博を成功させましょう!」と力強く呼びかけます。

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浪速区の幡多伸子区長は、通天閣のタワースライダーや新たなライトアップ、日本最大の射的場、リニューアルオープンしたばかりの都市型スパ「SPA WORLD HOTEL & RESORT」など新世界が誇る最新スポットを挙げて、「立ち止まることなく、絶えず前進している」と称賛。また、草の根で広がるお店や区民の取り組みも紹介しながら、「地元の愛と行動力によって進化し続けている。そんな新世界のすばらしさ、おもしろさを体感していただける素晴らしいイベント」と期待を寄せました。

出典: FANY マガジン
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「世界一短いスライダー」「白いビリケンさん」…てなに!?

続いて、チャイルドプリンスがイベントの詳細を発表していきます。「通天閣前 メイン会場」では、もりやすバンバンビガロ、ミルクボーイ、からし蓮根、カベポスターら吉本芸人が出演するお笑いステージのほか、日本橋中学校吹奏楽部による万博テーマソング『この地球の続きを』の演奏やキッズダンス、NSC(吉本総合芸能学院)大阪による漫才ワークショップ、NHK連続テレビ小説『わろてんか』(2017~2018年)でも紹介された懐かしの安来節、かつての歌謡ショーが復活する通天閣歌謡劇場、アイドルイベント……など多彩なプログラムがズラリ。

もりやすバンバンビガロは、あまりの充実ぶりに思わず「やりすぎちがう?」とひと言。さらに「そんなん、なんぼあってもいいですから」とミルクボーイの漫才のつかみでおなじみのフレーズを繰り出し、内海からツッコまれます。最後は「精一杯、頑張らせていただきます。楽しみです!」と意気込みました。

出典: FANY マガジン
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「『わろてんか』に出演したメンバーを揃えて乗り込む」と宣言したのは、安来節保存会関西支部の皆さん。“通天閣のおやゆび姫”こと女優で演歌歌手の吉野悦世さん、“ジャンジャン横丁の歌姫”こと演歌歌手の七海りかさんは、連続テレビ小説『ふたりっ子』(1996~1997年)で一躍有名になった通天閣歌謡劇場のステージに立ってきたふたり。新世界、そして演歌の魅力を幅広い世代にアピールしたいと力が入ります。

大阪発のアイドルグループ・naniwairoのメンバーも、「パフォーマンス、歌とダンスでたくさん盛り上げていきたい」とやる気十分!

出典: FANY マガジン
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「新世界市場 裏ステージストリート」には、謎めいた催しが目白押し。「世界一短いスライダー」「白いビリケンさん」「新世界×秘密×カフェ」など、一読しただけではまったく中身のわからない18のタイトルが紹介されると、内海は「催しものなんて、なんぼあってもいいですからね!」と“本家”らしく言い放ち、さらに、もりやすバンバンビガロに「先に言わんといでください」と改めてクレーム!? 駒場は「意味わからんのがいっぱいあったので、めちゃくちゃ興味ひかれる。こちらも注目では」とワクワクした様子で話していました。

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かつて新世界で「めちゃくちゃスベった」

「Willows Hotel前 音楽博覧会ステージ」では、新世界から地域を盛り上げる音楽イベントを実施。出演者のひとりである、シンガーソングライターのむんむさんは、「111周年ということで“いちいち”言わんでも楽しいことは間違いない」と語呂合わせでPRします。

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『ビリケンクリエーターズオーサカ』のスピンオフイベント、『ビリケンクリエーターズオーサカ・キッズ』が開催されるのは「通天閣本通り商店街 キッズストリート」。子どもたちがアートの楽しさに触れられるイベントとなっていて、アメリカから大阪にやってきて111年のビリケンさんを世界へ伝承する狙いも込められています。

からし蓮根・伊織は「いろんなワークショップがあるので、とても“ワークワーク”しますね」と、むんむさんに対抗してダジャレを。青空も続こうとしますが、考えあぐねた結果、「出ません!」と無念のギブアップ。子どもが3人いるためキッズイベントには興味津々で、「1日遊べますよね。連れてきたいと思います」とパパらしいコメントで締めくくっていました。

出典: FANY マガジン
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質疑応答では、ミルクボーイに「新世界にまつわるエピソードは?」との質問が。内海は後輩芸人のもっちを連れて、通天閣のスライダーに行ったところ、「(もっちが)190センチ、170キロのヤツですべったらアカンかった」と体験できなかったそうで、ぜひ再挑戦したいと話します。

浪速区に住んでいたこともある駒場は、かつて吉本興業が寄席公演を行なっていた朝日劇場で「めちゃくちゃスベった思い出があります」と切ないエピソードを披露、笑いを誘っていました。

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