夏の最後を飾るTwitterのオンラインイベント「#Twitter夏祭り」が8月30日(日)に開催され、EXIT(りんたろー。、兼近大樹)をMCにライブ配信されました。新型コロナウイルスの影響で、祭りも花火も夏フェスも……あらゆるイベントがなかったこの夏。せめてTwitter上では“いつもの夏を取り戻そう”と、累計視聴者数800万人超えの盛り上がりとなりました。
JO1「夏の思い出」は新曲MV撮影
イベントは、屋台が並ぶ「夏祭り会場」をイメージしたセットからライブ配信。Twitterのデータをもとに、人々がこの夏に「やったこと」と「やりたかったこと」をリストアップし、さまざまなゲストたちと振り返りながら、番組で実現していきます。画面ではMCのEXITのほか、天の声を声優・木村昴が担当し、終始リラックスしたムードで進行しました。
前半戦は、ゲストとして女優でタレントの岡田結実と、オーディション番組から生まれたボーイズグループ・JO1の鶴房汐恩・與那城奨・木全翔也の3人が登場。まずは、自分たちが「この夏やったこと」を深堀トークしました。
りんたろー。が自宅で“クラブ気分”を味わったり、岡田が“岡田家”で夏の風物詩となっているスイカを一玉食べたり……とそれぞれが振り返るなか、JO1の3人がそろってパネルに書いたのは「MV撮影」。
先日発売されたセカンドシングル「STARGAZER」のMV(ミュージックビデオ)の撮影について、「3日間かけて撮りました」と與那城が振り返ると、木全も「(撮影場所は)学校だったり、橋の下だったり、制服を着てちょっとヤンキーチックな感じです」。さらに、「殺陣や格闘シーンもありました」と演技に初挑戦したことも明かして、トークに花が咲きます。
CDが3タイプあると分かると、兼近は「これは3枚買わないと楽しめないなー!」と彼らに変わって宣伝し、笑いを誘いました。
映画大好き芸人のオススメNetflix作品は?
ここから、ツイッターの「この夏やったことリスト」の中から、気になったテーマを選ぶことに。
「サブスク映画三昧」では映画大好き芸人・こがけんが登場し、オススメNetflix作品を紹介。りんたろー。は、コロナ自粛の期間や夏の間に韓国ドラマ『梨泰院クラス』にハマったと言います。
これに反応したのが、“韓ドラ”好きの木全。「“我慢ばかりしてたら自分じゃなくなる”的なセリフが刺さりました」と語ると、岡田も韓国ドラマ『愛の不時着』にハマって、「毎話ずっと泣いて、キュンキュンしていました」とコメントしました。
さらに、アニメが「めちゃめちゃ好きです!」と言う鶴房のために、こがけんが紹介したのが、Netflixで配信されたアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』。VTRであらすじが紹介されると、すでに作品を観たという岡田が「(声優の)花江夏樹さんが女子の心を掴むというか……。“やめて! かっこいい声出さないで!”って」などと魅力を熱弁します。
続いて、俳優ジェイソン・ステイサムが好きだという與那城には、オリジナルアクション映画の『オールド・ガード』を紹介……したところが、こちらもすでに視聴済み。與那城が、こがけんと同じ熱量で魅力を語り始めるのでした。
「あつ森」ファッションショーが開催
その後、一同はNintendo Switchの人気ゲーム「あつまれどうぶつの森」をプレイ。自粛期間に365時間プレイしていたというお笑いコンビ・いなかのくるまのちろるがアテンドを務めました。
ゲーム内で花火が打ち上げられ、「すごい!」「リアルだね!」とこぼす面々。「あつ森」の魅力について、「気づいたら夜になる」と語るちろるに、りんたろー。が「熱中しすぎちゃうんだね」とポツリ。兼近が「違う意味で熱中症になっちゃうね!」とかぶせて笑いを起こしました。
あらかじめツイッターで募集していた、それぞれのキャラクターデザインを見ていくと、鶴房のアバターは、JO1のロゴに「STARGAZER」をイメージした星空、さらに彼がよく例えられる“宇宙人”が描かれた力作。鶴房は「嬉しいな~!」と大喜びしていました。
このほか前半戦では、書道アーティスト・原愛梨が、生配信中に巨大サイズの「アマビエ」を書き上げるチャレンジや、JO1の與那城が、牛乳から作る日本古来のチーズ「蘇」を調理する一幕も。前半終了時点で累計300万視聴を達成しました。
マッチョ芸人の勢いに放心状態
続いて後半戦。ゲストは、2人組YouTuber・ヴァンゆん(ヴァンビ、ゆん)、タレントのファーストサマーウイカ、ボーイズユニット・CUBERSの末吉9太郎です。ここからは、「この夏やりたかったこと」を実現しました。
まずは、吉本が誇る若手マッチョ芸人の4人(にしだっくす、カントリーテール・YUTARO、スカイサーキット・松本勇馬、バビロン・ノリ)が「オンライン・ジェットコースター体験」をお届け。
イスにベルトで固定したゲストを4人が持ち上げ、富士急ハイランドの人気ジェットコースターの映像に合わせて“疑似体験”をするという企画に、兼近は「普通のジェットコースターより危険」と不安げ。1人目のゆんが挑戦すると、マッチョ芸人の勢いにスタジオは爆笑の渦に。しかし終了後、ゆんは放心状態に……。
兼近が射的で早撃ち名人と対決
続いて、セットに建てられた屋台で達人たちと“夏のゲーム”対決。
まずは、金魚すくい。1つのポイで120匹すくった伝説をもつピン芸人・石川ことみに、ウイカが挑みます。「1匹100万円やと思って獲ります!」とやる気を見せた彼女の結果は、石川のアドバイスもあって1分間で6匹。しかし、石川は“2匹獲り”などのワザを見せて計10匹をすくいあげ、達人の勝利となりました。
2人目は、早撃ち全国大会で優勝した経験を持つ声優・江田拓寛が登場。じつは江田自身も専門外で苦手だという「コルク銃」で射的対決をしました。チャンスがある、と声をかけられた兼近は「俺が撃ち抜くのは視聴者のハートだ!」と宣言すると、90秒で4個を落とします。達人は悪戦苦闘しつつも、6個落として意地を見せました。
「怪談対決」ウイカが強すぎる!?
「怪談企画」は、肝が据わっているウイカの心拍数(通常心拍数73)を上げることができるか……!?という怪談師芸人の対決。
まず登場したのは、“令和のホラーキング”の異名を持つありがとう・ぁみ。彼は、ある女性タレントが心霊ロケ中に体験した怖い話を語っていきます。じつは、その女性タレントはウイカ本人だった……というまさかのオチだったものの、彼女の最大心拍数は「75」。微妙な結果に、呆然とするぁみ。
2人目は霊感があるという井下好井の好井まさお。好井は、彼の奥さんが高校生のときに体験したゾッとする話を展開します。しかし、ウイカの最大心拍数は70と、ふだんよりもむしろ低い結果に。思わず「嘘リアクションやったんかな? 最悪ですわ!」と吐き捨てる好井でした。
そして最後はBBゴロー。彼が得意とする稲川淳二のモノマネで登場すると、9太郎は「本物きた! と思っていました」と驚きます。が、こちらも結果は最大心拍数72と振るいません。ということで、結果的に優勝はぁみ。「73からの75は誤差よ! 恥ずい!」という苦い勝利となりました。
デジタル花火で「たまやー!」
4時間以上にわたって行われたオンラインイベントも、いよいよエンディング。最後に、前半から作っていた巨大サイズの「アマビエ」や「蘇」が披露されたあと、床面にデジタル花火が打ち上がる演出が。視聴者も「たまやー!」と大盛り上がりとなりました。
花火を見ながら、YouTuberのゆんは「今日1日で、ジェットコースターも乗れたし、怪談も聞けたし、夏の終わりに全部詰め合わさって楽しいイベントでした」。ヴァンビも「夏の凝縮エキス飲んじゃいました!」と元気に語ります。
ウイカは「“屋台も花火もスタジオでどうやるんやろ?”って思っていたんですけど、やってみたら楽しいですね。こんな夏もあっていいですね!」とポツリ。
そして「夏を味わうことで元気と勇気をもらった」とりんたろー。が語ると、兼近がこう言ってまとめるのでした。
「多様性が求められる時代に、変わった祭りもすごくいいなと思いました。花火が上がると同時にバイブスも上がりました!」
今回の累計視聴者数は800万人超え。次回の開催を約束して終了しました。
見逃し配信は、こちらから。