吉本興業所属の浪曲師として活躍している京山幸枝若が、第75回文化庁芸術祭賞の大衆芸能部門にて大賞を受賞したとのお知らせが届きました!
文化庁芸術祭賞とは…
文化庁芸術祭賞は、広く一般に優れた芸術作品を鑑賞する機会を提供するとともに、芸術の創造と発展を図り、我が国文化の向上と振興に資するため、昭和21年(1946年)から文化庁が毎年実施している芸術祭です。
今回の受賞は、上方浪曲の第一人者である幸枝若が、実父で師匠の初代幸枝若から受け継いだお家芸にさらなる磨きをかけ、東京の舞台で披露した「京山幸枝若独演会」の成果によるもの。
軽快な幸枝若節で演じる、名人・左甚五郎の苦心談「千人坊主」と、ひ弱な若侍が知恵と度胸で悪を討つ「破れ太鼓」の2席は、痛快無比の面白さで、近年、若手の台頭で盛り上がる浪曲界を象徴する力演だったと高く評価されました。
幸枝若から喜びのコメントが寄せられています!
京山幸枝若から皆さんへ
此の度は令和2年度文化庁芸術祭賞大賞と言う栄誉ある賞を頂き、感無量でございます、十七歳から浪曲の世界に足を入れて、丁度50年と言う節目に、こんな賞を受賞出来たこと、本当に心から喜んでおります!
何よりも浪曲というジャンルで頂いたことが嬉しいことです!
その公演で頂いたことは、スタッフの皆さん、1番の貢献者は曲師の方の力添えがあればこそだと、思っております!
これに安心することなく、後継者育成のため、もっと上を目指し頑張って行く次第でございます!
これからもご支援の程よろしくお願いします。
プロフィール
京山幸枝若(きょうやまこうしわか)
生年月日:1954年4月1日
血液型:A型
出身地:兵庫県 姫路市
趣味:ゴルフ、映画鑑賞
受賞歴:「大阪府知事表彰」芸能文化功労賞(2006年)
大阪市市民表彰 受賞(2016年)
令和元年度地域文化功労者 受賞(2019年)