NTTドコモが8月に設立したプログラミング教育サービスの企画・開発をする新会社「e-Craft」のオンライン事業発表会が9月7日(火)に開かれ、よしもとのパパ芸人らがプログラミングレッスンを体験しました。参加したのは、麒麟・田村裕、エハラマサヒロ、パンサー・尾形貴弘の3人。段ボールのロボットを動かすプログラミングに挑戦したほか、子育てトークで盛り上がりました。
パンサー尾形の娘は有吉が大嫌い!?
イベントに登場したパパ芸人の3人。7歳と4歳の女の子、1歳の男の子の3児のパパである田村は、「ずっと誰かがしゃべっていて、子どもは明るく元気に育っています」と語ります。
「いちばん下の男の子がやっと話し始めて、最初に覚えた言葉が“パパ”。2つ目に覚えたのがアンパンマンの影響で“バイキン”。だからいま、『パパ、バイキン。パパ、バイキン』と言われて……」
そんな微笑ましいエピソードを披露しながら、「家の中で落ち込みます」と笑わせます。
7月に5人目の子どもが生まれたばかりのエハラは、「(子どもが)3人おるかもしれんけど、僕からしたら田村さんは初心者ですね」と上から目線で笑いを取ると、「最近はおうち時間が長いので、家事にも積極的に参加しています」と誇らしげに話します。
一方、尾形は「奥さんも子どもも可愛いっすよ~。最高っすよ~」とメロメロ。子育てについて聞かれると、「僕は仕事でいつもボロボロになって帰ってくるんですけど、玄関で(娘の)さくらが『ヨシヨシ』ってしてくれて、それでなんとか生きています」と笑顔で語ります。
さらに、「有吉(弘行)さんが、『有吉の壁』(日本テレビ系)でいっつも僕にバツを出すんですよ。だから、ウチの子は有吉さんのことが大っキライで。まじでガンつけていますから(笑)」と暴露。「味方なんですよ。可愛いですよ~」とどこまでもデレデレで、頬が緩みっぱなしでした。
段ボールロボットが「サンキュー」
プログラミング体験では、「e-Craft」が開発したプログラミング教育サービス「embot」に挑戦。embotは、段ボールと電子工作パーツで組み立てるロボットで、電子工作やものづくりの基礎を学ぶことができます。
最大の特徴は、スマートフォンやタブレットにインストールした専用アプリで、ロボットの動きをプログラミングできること。たとえば、モーターで手を動かしたり、腹部のライトを点灯させたりすることが可能で、「こんな動きをロボットにさせたい」と夢中になりながら、高度なプログラミングを直感的に学べるようになっています。
3人はさっそく、思い思いの動きをプログラミングすることに。田村は「バスケットのシュートフォーム」、エハラは最近モノマネをしている「見取り図・盛山晋太郎のツッコミの動き」、尾形は自身の代名詞ともいえる決めゼリフ「サンキュー」の動きを再現します。
「すごい楽しい!」「なるほどな!」「お、近づいてきた!」とつぶやきながら、真剣な様子でロボットの手の動きなどを調整していく3人。初心者でも簡単にプログラミングできる親切設計で、田村は「可愛い。自分の言う通りに動くねんもん。4歳の娘すら言うこと聞かへんのに。もう可愛すぎる!」と、すっかり気に入った様子です。エハラも「これは、子どもはたまらんやろうな。子どもってモノが動くだけでも楽しいと思う。自分でそれを操作できるなら、たまらん」と感心しながら作業を進めていました。
「いまの子どもたちがうらやましい」
こうして10分ほどの作業で、全員が思い通りにロボットを動かすことに成功! 3人とも大満足の表情です。
慣れないプログラミング挑戦に、「愛着がすごい湧いてきますね。常に持っておきたいです」と尾形。その心は「(一緒にサンキューをやったら)自分がスベった感じがしない。身代わりとしてもいい」とのことで、すかさずエハラが「それはembotのストレスが半端ないわ」とツッコんで会場に爆笑が起きました。
embotのプログラミング教室は今後、吉本興業とNTT、クールジャパン機構の3社が取り組む「遊びと学び」をテーマとした、動画コンテンツやアプリ、オンライン教室を体験できる新しい学びのプラットフォーム『ラフ&ピース マザー』とのコラボレーションも計画されているとのこと。
最後にイベントの感想を聞かれたエハラは、こう語ります。
「僕らのころは、紙で作ったお相撲さんを“トントン相撲”で叩いて動かすだけでも楽しかった。それがものすごく高度になって、しかも簡単になって。いまの子どもたちがうらやましいなと思うくらい楽しかったです」
尾形も「僕らの時代は本当にそう。だから僕にはアイデアがない。でも、これをやっていけば、子どもたちにどんどんいろんなアイデアが出てくるから、絶対にいいと思う」と太鼓判を押していました。
embot公式サイトはこちらから。
『ラフ&ピース マザー』はこちらから。