来年2月25日(日)に開催される『大阪マラソン2024』を盛り上げるため、吉本興業所属の人気芸人7組によって結成された大阪マラソン応援団「M-7」。そこでボランティアの盛り上げ役を担当している天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ)の2人が、自身のボランティアへの思いを語るとともに、大会でボランティアとして参加する人たちに直接、話を聞いてきました!
竹内はマラソン経験あり!?
「M-7」のメンバーは、天才ピアニストのほか、ダブルヒガシ(大東翔生、東良介)、ビスケットブラザーズ(きん、原田泰雅)、カベポスター(永見大吾、浜田順平)、さや香(新山、石井)、フースーヤ(田中ショータイム、谷口理)、ゆりやんレトリィバァの7組。それぞれがランナーや参加する子どもたち、チャリティ、沿道などテーマごとに担当するなか、ボランティアの盛り上げ役に選ばれたのが天才ピアニストです。
自身のボランティア経験について、「インターン的なものには参加したことがある」という竹内は、地元・京都の野菜を広めようとしている青果店で、無償で働いたことがあるといいます。
またNSC(吉本総合芸能学院)時代には、ボランティアでイベントのチラシを折ったこともあるとのこと。「M-7」メンバーとして担当することになってからは、ボランティアの仕事の多様さに驚いたそうで、「目につくところしかわかっていなかった」と振り返りました。
一方、看護師の資格を持っているますみは、フェスのようなイベントの救護エリアでケガや気分が悪くなった人のためのボランティアをしたことがあると話します。大阪マラソンのボランティアの印象について、「いいイメージがあります」というますみは、過去の大阪マラソン当日に、自転車で御堂筋を渡ろうとしてボランティアの人に自転車を運んでもらったという自らの体験を披露しました。
「(すぐに渡れなくて)うわッ! 最悪や!って思いましたけど、イベントを支えてくれているこういう素敵な方がたくさんいてるんやなと思ったら、ありがとうございます、すみませんっていう気持ちになれて、いいコミュニケーションができたし、こういうボランティアの方がいるんだって知ることもできました」
実は今回の大阪マラソンで、竹内がフルマラソン初チャレンジするのでは、というウワサが出ています。それについて、ますみが自分のことにはまったく触れずに「竹内さんはホノルルマラソン走ったことがあるんですよ! 富士山も登ったことあるんで、来年行くんちゃいますか」と勝手にアピール。
竹内も「体を動かすこと自体は好きですし、(髪型を)こんなベリーショートにしてるんだから」と言いながら、「全然、気持ちはあります!」と走る気満々な様子でしたが、果たして……!?
ボランティア同士のコミュニケーションも盛んに
重要な役目を受け持つことになった天才ピアニストの2人が、当日のボランティア参加予定者にインタビューしました。
今回で12回目となる大阪マラソンの第1回大会からボランティアとして参加しているというボランティアリーダーの大長誠一郎さんと、逆に初めての参加という大阪バイオメディカル専門学校の今金裕太郎さん、小栗拓海さんに話を聞きました。
今金さんは、もともとボランティア活動に興味があって、今回は専門学校の先生からの紹介で参加することになったとのこと。小栗さんもボランティアに参加したいとずっと思っていたことから、今回、実現に至ったそうです。
ベテランの大長さんによると、大阪マラソンのボランティアの年齢層は幅広く、学生から年配の人たちまで積極的に参加しているとのこと。なかには毎年、顔を合わせる人たちもいるとのことで、「ボランティアさん同士が仲良くなります」とコミュニケーションが盛んに行われている様子を語りました。
また毎年、現場でのトライ&エラーが翌年にフィードバックされていて、大会を重ねることでいろいろな仕組みがうまくできていると評価します。
「ただ毎年、かなりチャレンジングな“新しいこと”に挑戦するんで、ちょっと心配になることも(笑)」とポロリ。最初の説明会のときに「大丈夫、それ?」と思うこともしばしばあるそうですが、「いつもまあ、なんとかなります」と笑わせました。
天才ピアニストを知らなった!?
「天才ピアニストのこと知ってました?」という質問に、今金さんと小栗さんはYouTubeなどを見て知っていたと答えます。九州出身の今金さんが、地元にいたときはまだ知らなかったと明かすと、2人は「まだまだや〜、がんばらなアカン」と気合いを入れ直していました。大長さんからは「関西お笑い界の大御所でいらっしゃいますもんね」と、ますみが得意とする“上沼恵美子のモノマネ”についてツッコミも入りました。
最後に、ボランティアに参加しようか迷っている人たちへのメッセージを聞くと、大長さんは「自分なりの楽しみ方をきっと見つけられると思うので、迷ってるならぜひ参加してみたらと思います」と力強くアピール。
今金さんは「先輩の方もいて、いろいろ教えていただけるんで、一緒に大阪マラソンを盛り上げましょう!」、小栗さんは「自分と同じように、参加したくてもあと一歩が踏み出せない人も数多くいると思うんですが、その一歩を踏み出してほしいです」とエールを送りました。
「大阪マラソン2024」公式サイトはこちらから。
「ボランティア通信」はこちらから。