Amazonオーディブルで配信中のポッドキャスト番組『本ノじかん』で展開されている人気芸人5人によるリレー小説企画「クチヅタエ」。「壁のないフィナーレ」というタイトルだけが決められたというルールのなかで、12月7日(木)配信開始のエピソード8では、第一話を担当したバイク川崎バイクからバトンを受け取った3時のヒロイン・福田麻貴の執筆による第二話が公開されます。
「面白い展開になりそうな予感」
この日のゲストは、吉本ばなな先生。国民的ベストセラー作家が耳を傾けるという緊張感のある雰囲気のなか、福田の原稿が読み上げられます。
「クチヅタエ」へ参加する意気込みについて福田は、「いい意味でみんなが他人任せになることで面白い展開になりそうな予感がしています!」というコメントを寄せています。
BKBの原稿について福田は、「リレー小説でありながらもBKBさんの得意のフィールドに持ち込んだような面白い始まり方でした!」としつつ、自身の原稿については、「協調性が(私の)持ち味です。BKBさんが生み出した設定や登場人物をしっかり頭に入れた上で広げさせてもらいました。ある程度は後の人たちに委ねることで、思いもよらない展開になっていくのではないかと思い、あまり後のことは考えずに書きました!」と話しています。さらに「ジャンボ(たかお)あたりで暴れてほしいです!」と今後の展開に期待を膨らませていました。
その後、番組内では、「壁のないフィナーレ」を朗読を担当している声優が発表されます。なんと「ヒプノシスマイク」「アイドリッシュセブン」などで知られる人気声優・白井悠介が、第一話も含めて朗読していたことが明かされると、ピストジャム、ファビアンのMC陣からは、「声で世界観がぐっと深まりますね!」といった興奮のコメントが飛び交いました。
白井悠介 コメント
――オファーを受けた際の意気込み
小説の朗読自体はやったことあるんですが、このクチヅタエは話数によって書き手の芸人さんがどんどん変わっていくので、斬新だなと思いまして。「え、どんな感じで物語が進んでいくの?」とワクワクしました。しかも書き手のみなさんも前のお話が来るまでどんな展開になるかわからないわけですから、すごい興味深いなと思いながら、僕も楽しみにしながら待っていました。
――BKBの原稿を読んでみた感想
本当に冒頭なので、物語の軸となるところといいますか、つかみといいますか、僕も読んでいて「え、これどういうこと、どうなっちゃうの?」というドキドキするスタートでしたね。この先、人が変わっていくと、文体や作り方、構成も変わってくるでしょうし、どうなるのか僕も楽しみで、収録自体も楽しくやらせていただいています。
――リスナーに向けてメッセージ
今回、声を担当させていただいた「壁のないフィナーレ」ですけども、このタイトルにもね、きっと意味が出てくると思うんですよ。ふだん小説とか本を読まない、苦手だという人もボイスで聞くことによって入りやすかったりすると思うので、実は僕も正直ふだんあまり読まないタイプなんですよ。でもこうしてお仕事で読ませていただいて、文字でしか表現できないこともありますし、とても楽しませていただいているので、小説、物語の魅力をより多くの方に発見していただけると嬉しいです。ぜひぜひ、聞いてください!
「クチヅタエ」は2週間に1回のペースで続編を『本ノじかん』で発表。次回は、ニッポンの社長の辻が担当します。12月21日(木)配信開始のエピソード10で発表されます。その後、しずる・村上純、レインボー・ジャンボたかおと続き、バイク川崎バイクからの2週目へとバトンタッチされていく予定です。
白井悠介の声にも注目しながら「壁のないフィナーレ」をより深く聞き込み、次回の展開をご期待ください。
番組概要
第一芸人文芸部プレゼンツ『本ノじかん』
配信日:毎週木曜日朝7:00ごろ更新
配信プラットフォーム:Amazon Audible
ナビゲーター:ピース・又吉直樹、ピストジャム、あわよくば・西木ファビアン勇貫
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書籍概要
「第一芸人文芸部」創刊準備号
発売日:11月11日(土)
販売サイト:FANY Mall
著者:ピース・又吉直樹、ピストジャム、あわよくば・西木ファビアン勇貫
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