マルチクリエイター・広井王子氏が総合演出を務める『少女歌劇団ミモザーヌ』の初となる有観客公演が、8月17日(火)に東京・なかのZERO小ホールで、20日(金)に大阪・東大阪市文化創造館でいよいよ開催されます。そこで今回は本番直前のリハーサルに潜入! ひたむきに稽古に励むメンバーたちの様子をレポートします。
これまで、2020年11月にお披露目生配信、12月に第1回生配信公演『Begin~始まりの歌~』と、確実にステップアップしてきた『少女歌劇団ミモザーヌ』。そんな彼女たちにとって初の有観客となる夏公演『Romance~恋するように~』の開催が目前に迫っています。
本番に向けて立ち位置や動作をチェック!
大阪会場である東大阪市文化創造館で行われたこの日のリハーサル。ホール内に「おはようございます! よろしくお願いします!」とメンバーの声が次々と響き、横一列に並ぶと「少女歌劇団ミモザーヌです、本番までよろしくお願いします!」とスタッフに一礼して、さっそく稽古がスタートします。
1人ずつ名前を言って挨拶したあと、順にワンフレーズずつ歌い、音声をチェックしていきます。「もう少し大きな声で」「マイクの位置を変えてみて」などとスタッフも真剣勝負。スタッフからOKが出ると、メンバーは「ありがとうございました!」と朗らかに声を上げます。
ステージ上で照明や音響の確認などもしながら進める稽古「場当たり」で、曲に合わせて動きを確認していくメンバーたち。客席にいるスタッフから「もう少し斜めに」「歌いながら広がれる?」「出てくるときは前を向くようにしよう」などと指示が出るたびに、メンバー全員が「はい!」とレスポンス。ステージの立ち位置や舞台袖への動線、動き出すタイミングなどを丁寧にチェックします。
各自が動きを完全に覚えて臨んだこの日の場当たりでしたが、本番に向けて立ち位置や動作などの細かな変更点はかなりの数に。それでもメンバーたちは、ステージの完成度をより高めようとスタッフの要求に全身で応え、新しい動きを覚え込んでいきます。
ピリッと緊張感が漂うリハーサル
リハーサルには広井氏も参加し、歌い方、リズムの取り方など指示していきます。終始ピリッと緊張感が漂うものの、ときには笑いが起きる場面もあり、メンバー、スタッフがいい雰囲気でステージを作り上げていきます。
本番直前ということもあって、歌もパフォーマンスもかなり仕上がっている様子。明るく伸びのある歌声やキレのあるダンスは、思わず見入ってしまうほどです。10代の少女らしいはつらつとエネルギーにあふれるパフォーマンスを見せ、最後はメンバー全員の「ありがとうございました!」という元気な声とともにリハーサルは終了しました。
なく、クールさや大人っぽさも感じさせるナンバーなど、これまで以上にバラエティに富んだステージで、その成長ぶりを見せてくれそうです。
【少女歌劇団ミモザーヌ】
『少女歌劇団ミモザーヌ』は、吉本興業の「少女歌劇団プロジェクト」から生まれたグループ。12歳から19歳の少女たちで結成され、第1期メンバーは応募総数736人の中から14人(研修生2人含む)が選出、その後、第2期生9人、第3期生4人が加わり、現在は27人で活動中です。メンバーは20歳を迎えると退団という年齢制限も設けられています。
公演概要
夏公演『Romance~恋するように~』
<東京公演>
日程:8月17日(火) 開場11:30 開演12:30/開場15:30 開演16:30
開場:なかのZERO小ホール
<大阪公演>
日程:8月20日(金) 開場11:30 開演12:30/開場15:30 開演16:30
会場:東大阪市文化創造館 小ホール
FANYチケットはこちらから。