2024年3月2日(土)~10日(日)の期間、 LAUGH & PEACE ART GALLERY OSAKAにて、水彩アーティスト U-kuによる個展、『U-ku Solo Exhibition「朝と霞」』が開催されます。
U-kuによる新たな作品を展示!
本展では、水彩絵具独特の淡い色調を明暗巧みに操りつつ、にじみやカスレ、勢いの抑揚などを駆使した画面づくりで抽象画を描く、 U-kuによる新たな作品の展示・販売が行われます。
U-ku コメント
どうして私ばかり。自分の生きている環境が辛く苦しいと感じる時は、生きている意味を見失ってしまう。しかし自分が幸せか不幸なのか、それはどんな環境であれ自分次第である。抽象画の中に少女が佇む作品は、見る時のあなたの気持ち次第でガラリと印象を変える。作品を鑑賞する体験を通して、今のあなたと対峙して欲しい。
【作家略歴】
1989年生まれ、兵庫県出身。横浜市在住。
独学で絵を描き始め、幼少期に2年間のアメリカ生活を経験。上京後、画材店での勤務を経て作家活動を本格化する。2016年、銀座にて初個展を開催。
2023年、「第11回 美の起原展」大賞、2021年、「第3回日本文芸アートコンペティション」最優秀賞を受賞。
小説「赤と青とエスキース」(青山美智子著)の装画を担当。2022年には小説家青山美智子氏との共著詩画集「マイ・プレゼント」「ユア・プレゼント」を出版(PHP研究所)。国内をはじめ、すでに韓国やイタリアでも作品展示成約経験もあるなど、今注目の作家。
【コンセプト】
水彩絵具を用いて作品制作を行うU-ku。
透明水彩の色が生み出す滲みや形に、アクリル絵具を用いて輪郭と質量を与えた抽象的な画面を生み出す。
そこに人型をはじめとする具象的なモチーフを描き加えることが特徴。一見すると抽象画に見える作品も、モチーフの存在を鑑賞者が認識した瞬間に、作品の持つ印象は抽象画からまるで絵本の1ページのような物語性のある具象画へと変化する。
水彩独特の淡い色調を明暗巧みに操りつつ、にじみやカスレ、勢いの抑揚などを駆使した画面づくりの根底には、作家自身が感じる「どうしようもない孤独」がある。
幼い頃から転居が多く、海外に居住することもあった。その中で、人種や言葉、文化は違うにも関わらず分かり合えたこと、国や言葉、文化は同じにも関わらず分かり合えないことの双方を経験する。
その中でどうやってもどこにも所属できない、疎外感にも近い孤独感を常に抱くようになる。
中には一見すると楽しい雰囲気の作品も存在する。しかしそれはひとりぼっちであったとしても、なんとか楽しくありたいともがく姿でもあり作品には作家自身の象徴として少女や生き物の姿が描き込まれる。
【代表的な展示】
銀座 中和ギャラリー 個展
渋谷 東急プラザ渋谷 個展
神戸 World times 個展
銀座 POLA MUSEUM ANNEX 企画グループ展
天王洲アイル WHAT CAFExWATOWA GALLERY企画展
韓国 Art:gwangu19 招待参加
大阪 アートフェア「Study:大阪関西国際芸術祭」 出展(中和ギャラリー)
【代表的なコラボ・企業案件等】
青山美智子著「赤と青とエスキース」表紙装画提供(PHP研究所)
青山美智子×U-ku 共著詩画集 「マイ・プレゼント」「ユア・プレゼント」出版(PHP研究所)
東京新聞「私の東京物語」全10回コラム掲載(2023年5月9日~5月24日)
U-kuxPigment Tokyo ライブペイント(寺田倉庫)
タワーマンションアートプロジェクト(新都市生活研究所様,Between the arts)
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開催概要
U-ku Solo Exhibition「朝と霞」
開催日時:2024年3月2日(土)~10日(日)13:00~18:00
※毎週火・水定休
開催会場:LAUGH & PEACE ART GALLERY OSAKA
(大阪府大阪市中央区難波千日前3-15 吉本本館1F)