狂言風の言い回しを駆使した漫才で、昨年の『M-1グランプリ2019』ファイナリストとなったお笑いコンビ・すゑひろがりず(南條庄助、三島達矢)。自身初となる日めくりカレンダー『すゑひろがりずのまいにち寿!!』(リベラル社)が発売され、10月23日(金)に発売記念のオンライントークライブを開催しました。
1500枚から選び抜かれた31枚の写真
発売1週間を経過して、好評を博しているというこの日めくりカレンダー。31日分のオール撮り下ろしショットと、2人らしいおめでたい言葉で構成され、めくればめくるほど幸運が舞い込んでくること間違いなし!
トークライブでは、南條が「まったく連絡を取ってなかった大学時代の友達から、買ったよって連絡が来た」と話せば、三島は「親は30個買ったらしいです。仕事の取引先の人に配る用に」と報告します。
今回のオファーは、2人にとって青天の霹靂だったようで、南條は、今夏に行われた撮影の段階では「まだ何がどうなるのか、イメージできてなかった」と本音を吐露。南條もドッキリだと思っていたそうです。
1500枚から選び抜かれた写真で構成された完成品を見ながら、三島は「日めくりなのでずっと使えるのが嬉しい。子や孫、玄孫(やしゃご)の代まで受け継げる。ひいおじいちゃんがカレンダーになってるぞ!って」と顔をほころばすと、南條も「1000年後くらいに(家のどこかから)出てきてなぁ? それくらい貴重な家宝!」と満足げな表情を浮かべました。
まさに縁起物!?「お笑いを辞めた後輩から……」
トークライブでは、それぞれが好きなページについて語り合う場面も。「お笑いを辞めて営業として働いている後輩から、(この日めくりカレンダーを買って)おっきな営業が1本決まった」と報告を受けたという南條。これには、三島も「縁起物や!」と喜びました。
新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、トークライブはオンラインでの開催となりましたが、南條は「またお客さんの前でできるようになったら、トークライブをやらせていただきたい」とファンに向けてメッセージを送りました。
目標は女優・宮崎美子の水着カレンダー以上
カレンダー以外の用途について聞かれた三島は、「今年、会社の忘年会とかはどうなるのかわかりませんけど、もし開催するなら席を取るときに予約席に置いていただければ」と提案。続けて南條も、「飲み会の締めで、話の長い上司に“これにてお開き”のページを見せて帰ってもらうこともできる」と話して笑わせます。
また、発売元のリベラル社が参考書などを制作していることから、視聴者からは「古典の参考書を出してほしい」と多数の声が。
三島は、「カレンダーでさえ夢にも思ってなかったので、やらせていただけるのであればありがたくやらせていただきたい」と前向きな発言。南條も、「われわれがネタで使っている古い言い回しは、自分たちの感覚でやっているもの。参考書のお仕事をさせていただくと、ネタがだいぶ変わるかもしれないが、それによってよくなる気もするのでやらせていただきたい」と意気込みます。
売り上げ目標は、三島曰く「高く目標をもって5万部!」。南條は、40年ぶりの美しい水着姿で話題沸騰となっている女優・宮崎美子のカレンダーを挙げて、「宮崎さんに並ぶか、頑張ってそれ以上に売れたら」と掲げつつ、「贈り物としてクリスマスのプレゼントにも最適。あと、“寿”なので結婚されたばかりの(ナインティナインの)岡村(隆史)さんにお届けしたい」と大先輩のおめでたをお祝いしました。
この日のトークライブの様子はYouTube『シブツタchannel』で、アーカイブが公開されています(10月31日終了予定)。
公式YouTubeチャンネルでは、日めくりカレンダーをさらに楽しむための動画も紹介しています。
カレンダー概要
『すゑひろがりずのまいにち寿!!』
著者:すゑひろがりず
定価:1,200円(税別)
仕様:A5判/32ページ
発行:リベラル社
発売日:2020年10月16日