ギャル芸人のエルフ・荒川の配信トークイベント「女子力アゲアゲギャル講座」に、モデルでYouTuberのうさたにパイセン(岩本紗也加)がゲスト出演しました。ギャルとは程遠いエルフ・はるがMCを務め、天才ピアニスト・ますみも参加するなか、ギャルメイクバトルやギャル語講座を開催! うさたにパイセン初のエッセイ『いずれ死ぬ身、ド派手に生きろ』(KADOKAWA)の話も飛び出し、とにかくギャル全開のイベントとなりました。
カリスマギャルの登場に荒川大興奮!
イベントは、5月27日(木)に大阪・中津ラフアウトで開催。この日のスペシャルゲストのうさたにパイセンは、モデル、YouTuberとしてギャルのファッションやメイクを世に広めるカリスマ的存在です。そんな彼女を迎えた荒川とはるは「顔ちっさ!!」と第一声。
以前からうさたにパイセンに憧れていたという荒川は興奮を抑えきれない様子で、冒頭からどんどん質問をぶつけます。それに答えるパイセンは、さっそく名言連発。
「ギャルは容姿ではなく、生き方、マインド」
「(狙っているのは)誰かにウケることじゃない。自分にウケたいだけ」
初カラコンに「確かにテンション上がる」
冒頭からガールズトーク全開の4人は、そのままひとつめの企画「本気でギャルメイクバトル」に突入。荒川はますみに、パイセンははるに、それぞれ目元だけにギャルメイクを施し、どちらがよりギャルらしくなったかを競います。
「目元命」と語るパイセンに、「涙袋に時間かける」と荒川。「わかる〜」とパイセンがうなずくと、2人のギャルメイク談義はどんどん盛り上がります。
まったくギャルらしさがなく話についていけないはるとますみは、「(ふだん薄化粧だけど)ギャルになれますかね?」と心配そう。「なれます!」とキッパリ答えるパイセンが、はるに「きれいな二重を生かすべき」とアドバイスすると、本人は俄然乗り気に。
独自のギャルメイク術で、着々とはるの目元を豪華に彩っていくパイセン。メイクが進むにつれて、「かわいい!」と連発するパイセンに、はるは「(人生で)こんなに褒められることない」と照れながらも喜びます。
一方、今回がカラコンデビューだというますみは、コンタクトを装着するのにひと苦労。何度やっても失敗するますみを、荒川は「がんばれ、がんばれ」「そうそう、ついた、ついた」「オッケオッケ」「手を離せ、手を離せ」「カラコン頑張ってくれ」と懸命に応援。
なんだかんだ10分ほど格闘してようやく装着を終えたますみに、全員から拍手が。「カラコン着けたら、世界が変わった」というパイセンの名言を引用しながら、「確かにテンション上がるわ、これ」とますみも満足そうです。
ほどなく、ギャルメイク完了を告げるパイセン&はる。荒川&ますみも「上沼(恵美子)さんのモノマネするときのメイクと一緒ちゃう?」「上沼さんは昭和のギャルやねん」「先取りなんや」などと言い合いながら、目元がどんどんギャル風に仕上げられていきます。
この間、初カラコンに「ずっと泣いてる」と涙目のますみ。「プライベートでもやっちゃおうかしら。着けるのに死ぬほど時間かかるけど」とこぼすと、「早起きしろ」「遅刻確定」などと一同はツッコみ、大笑いでした。
ギャルメイクのこだわりを語る!
ここでタイムアップとなり、ギャルメイクバトルは終了。
パイセンによると、はるのメイクのこだわりは「ギャルメイクといえば、束感。ツケマも2枚重ね。目頭ちょこんのオーバーライン、からのパール」とのこと。自身のコレクションからはるをイメージして選んできたというサングラスをプラスして、「ギャル完成!」となりました。
一方、ますみのメイクについては「変わっていない気がする」「ナチュラル」という声が上がるなか、パイセンが「ノーズがつえぇ」と一言。「予想以上にメイクがますみに馴染んだ」と自信満々に語る荒川に、ますみが「みんなにはないラインが描いてあるけど、大丈夫なん?」と指摘して、爆笑を起こしました。
スタッフによる判定の結果、勝者はパイセン&はるチームに。敗れた荒川&ますみチームには、「変顔」の罰ゲームが課されます。
荒川とますみは「もう変顔なってるけど」「通常運転やで」「みんなはうさたにパイセンの変顔が見たかったはずやん」などと言いつつ、全力で変顔を披露。「放送事故になるから!」とはるが止めるまで続くのでした。
好きなタイプは「やりらふぃ」系?
イベントは続いて、ギャルメイクのまま、ふたつめの企画「ギャル語講座」に。
「ギャル語は大きく分けて3種類」「“マジ”(を略した)“マ”は短縮系」「“わかりみが深い(よくわかるの強調)”などの接尾系」などギャル語の基本の解説にはじまり、パイセンがよく使うというギャル語“死ぬくない”も紹介。
さらに、最近流行っているギャル語“やりらふぃ(パリピな人)”については、荒川が「やんちゃな兄ちゃんのこと」と説明。その流れで「好きなタイプは、やりらふぃ系か、非やりらふぃ系か」と聞かれたパイセンは、「うちは、見た目やりらふぃ系で、中身は非やりらふぃ系が好き」と素直に告白していました。
「ギャル以外にも読んでほしい」
そんなうさたにパイセンは、初のエッセイ『いずれ死ぬ身、ド派手に生きろ』(5月20日発売)を上梓。引きこもりだった生活がギャルになって一変し、夢がどんどん叶うようになったというエピソードや、モデルになる前の話、彼女自身が見つけた人生の法則など、盛りだくさんな1冊です。読者からも「勇気が出た」「やる気が出た」などたくさんの感想が寄せられているそうで、パイセンは「ギャル以外にも読んでほしい」「老若男女読みやすいように、2年間かけてじっくり書きました」と紹介しました。
こうして終始盛り上がりを見せたイベント。最後は「楽しかったぁ、みんなで女子会しましょう!」とパイセンが再会を約束し、みんなで「ギャル最高!」と笑顔で締めくくりました。
書籍概要
『いずれ死ぬ身、ド派手に生きろ』(KADOKAWA)
著者:うさたにパイセン
定価1,430円
発売日:5月20日(木)