ピンになった兼光&水田が“ほぼ同期”アキナとディープな思い出トーク! 「誰もいない劇場で女の子の笑い声が…」

ピン芸人として新たなスタートを切った兼光タカシと水田信二。そんな2人をアキナ(秋山賢太、山名文和)がゲストに招いた公演『アキナ×兼光タカシ×水田信二 in 祇園』が、7月19日(金)に京都・よしもと祇園花月で開催されました。この4人、実は秋山と兼光がNSC(吉本総合芸能学院)25期生、山名と水田が26期生という気心の知れた仲間。止まらないディープな思い出話に会場も大盛り上がりでした。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

水田が祇園花月で初ピンネタ

まずは、それぞれのネタからスタート! アキナは3本のコントで、イベント会場や自宅のリビングなど、いろいろなシチュエーションで予期せぬ状況に巻き込まれる人たちを、おもしろおかしく見せました。

水田は、祇園花月で初のピンネタ披露。飲食店を舞台にした、水田らしさたっぷりのネタで、観客は見ているうちに水田の世界にぐいぐい引き込まれていきます。

兼光は漫談。自己紹介で「1人です」と笑顔の自虐で笑わせると、「せっかくなんで」と元和牛の川西のモノマネを披露。そこからもトータルテンボス、もう中学生、大木こだま、オール巨人などの芸人や大物演歌歌手、東京の人気芸人など続々と繰り出すモノマネに会場は笑いに包まれます。最後は歌声も聴かせてくれました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

思い出話に「うわ〜、懐っ!」

トークコーナーでは、ほぼ同期の4人だけに終始、和気あいあいです。

まずは「クイズ! う〜わ! 懐っ!」から。これは、4人が若手時代を過ごした劇場「baseよしもと」の記憶をもとに、各自がオリジナルクイズを出題しあうというもの。水田が「問題を考えるのが楽しかった」と話すなど、4人は始まる前から楽しげな雰囲気です。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

1人目の出題者は秋山。14組の名前が書かれたフリップを出し、「baseよしもとでワラbシステムのスタート時にいた15組のうち、1組だけ名前が書かれていない芸人は?」というクイズを出題。

3 人からは、いまも活動中のコンビや、すでに解散してしまったコンビなどの名前が続々と飛び出しますが、その一つひとつに秋山が細かな解説を加えていく様子に会場だけでなく、ステージ上も盛り上がります。正解を聞いた3人は「うわ〜、懐っ!」と声を上げていました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

そこからも同じ時間をbaseよしもとで過ごした4人だからこそのクイズが連発。

「いくよくるよ師匠のラジオ番組に遅刻し、反省で坊主にしてくると言ったにもかかわらず、オシャレ坊主にしてきた芸人は?」

「誰もいない劇場で女の子の笑い声が聞こえるという恐怖体験をしているのに、それに気づかず、本当に女の子がいると思って探し回っていた芸人は?」

途中、会場に向かって「お客さん、おもろいですか?」と問いかけるシーンもありつつ、懐かしい芸人の名前が出るたびに、ステージは大盛り上がりでした。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

「ヘッドホン漫才」でなぜかシンクロ!?

続いては、くじ引きで決めたペア2組が設定だけを与えられ、ヘッドホンをした状態で漫才を披露するという「ヘッドホン漫才、やってみよう!」。兼光はここでも「漫才忘れました」と自虐で盛り上げます。

ペアは秋山&水田、山名&兼光に決定。秋山&水田ペアの設定は「青春の甘酸っぱい思い出」、山名&兼光の設定は「キャンプ」です。

ヘッドホンをしているために相手の話が聞こえず、会話が噛み合わないながらも、なんとか形にしようとする様子に会場からは笑いが起こります。しかし、まったく聞こえていないのにもかかわらず、なぜかシンクロするシーンも! 会場からは笑いと拍手が起こっていました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

最後の「ロック歌手に歌ってもらって絵を当てよう」では、水田が歌を担当。お題の絵描き歌をロック調で披露しますが、3人からは「どういう意味?」とボヤキも飛び出します。歌詞にあった「脇道」や「ソフトクリーム」など、水田本人にしかわからないワードが明かされると、会場は爆笑でした。

「アキナ×兼光タカシ×水田信二 in 祇園」は7月21日(日)19:15までオンラインで見逃し視聴ができます(チケット販売は同日正午まで)。

FANYオンラインチケット(配信)はこちらから。

関連記事

関連ライブ配信

関連ライブ