ガレッジセールのゴリこと照屋年之監督の最新作『かなさんどー』が、2025年1月31日(金)より沖縄先行上映、そして2025年2月21日(金)より全国公開されることが決定しました。公開決定に併せて予告編とポスタービジュアル、場面写真も新たに解禁となりました。
愛おしくて切ない心揺さぶるヒューマンドラマ
モスクワ国際映画祭など各国の映画祭に出品され、日本映画監督協会新人賞を受賞した『洗骨』(19)の照屋年之監督が自身のオリジナルストーリーを長編映画化。主人公・美花を演じるのは、沖縄出身で連続テレビ小説「ちむどんどん」(22、NHK)、大河ドラマ「光る君へ」(24、NHK)ほか若手女優として幅広く飛躍し続ける松田るか。
さらに母・町子を劇団四季出身でドラマ、映画、舞台など多方面で活躍する堀内敬子、さらに『SHOGUN 将軍』(24 /Disney + 他)などハリウッドでも活躍する浅野忠信が父・悟を演じ、実力派アンサンブルで情緒豊かに紡がれる家族の愛の物語。照屋監督の新境地にして新たなマスターピースが誕生します。
思わず涙を誘われる予告編、解禁!
解禁された予告編では、松田るか演じる娘・美花が7年ぶりに故郷・沖縄県伊江島に帰るシーンからはじまります。
母・町子(堀内敬子)はすでに亡くなっており、父の悟(浅野忠信)は認知症で余命が危ぶまれている。母が亡くなる間際に助けを求めてかけた電話を取らなかった父親を許せず、それ以後は父に対して固く心を閉ざしてしまった美花。だが、ある時、母が遺した日記を見つけ、父と母だけが知る<愛おしい秘密>を知る……。
ミステリアスな冒頭から一転し、「お父さんの前では綺麗でいたいさ」と優しく凜とした表情で語る母・町子の姿や、毎日を楽しく過ごし仲の良い家族だった頃の美しくも懐かしい思い出の数々が溢れ出てくるような演出は、松田るかが自ら唄う「かなさんどー」の曲とともに、観る前から思わず涙を誘われる予告編となっています。
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また、併せて解禁されたポスタービジュアルでは、ウェディングドレスをまとった美花と、父・悟に抱き上げられたウェディングドレス姿の母・町子が、どこか面影を重ねるようにレイアウトされています。長い人生の中で、人は何度も「後悔の念」を抱きます。それでもどこかで繋がり合う夫婦・親子の関係性の「愛おしさ(かなさんどー)」を、照屋監督ならではのユーモアも感じさせて表現したビジュアルとなりました。
本作は、2025年1月31日(金)より全国に先駆けて沖縄で先行公開され、2月21日(金)より全国で公開されます。なお、ムビチケ前売券は11月1日(金)より発売開始となります。
ストーリー
妻・町子(堀内敬子)を失った父・悟 (浅野忠信)は、年齢を重ねるとともに認知症を患っていた。娘の美花(松田るか)は、母が亡くなる間際に助けを求めてかけた電話を取らなかった父親を許せずにいる。そんな父・悟の命が危ないと知らせを受け、苦渋のなか故郷・沖縄県伊江島へ帰ることに。父との関係を一向に修復しようとしない美花だが、島の自然に囲まれ両親と過ごしたかけがえのない時間を思い返すなか、生前に母が記していた大切な日記を見つける。そこで知ったのは母の真の想い、そして父と母だけが知る< 愛おしい秘密 >……。
※かなさんどー: 沖縄の方言で“愛おしい”という言葉
作品概要
『かなさんどー』
キャスト:松田るか、堀内敬子、浅野忠信、Kジャージ、上田真弓、松田しょう、新本奨、比嘉憲吾、真栄平仁、喜舎場泉、うどんちゃん、ナツコ、岩田勇人、さきはまっくす、しおやんダイバー、仲本新、A16、宮城恵子、城間盛亜、内間美紀、金城博之、前川守賢、島袋千恵美
監督・脚本:照屋年之(ガレッジセール・ゴリ)
製作総指揮:福田 淳
製作:福永真里、藤原寛
プロデューサー:石田玲奈、鳥越一枝
協力プロデューサー:金森 保
撮影:大城 学
照明:鳥越博文
録音:横澤匡広
美術:吉嶺直樹
装飾:梅原文
ヘアメイク:荒井ゆう子
衣装:むらたゆみ
助監督:石田玲奈
フードスタイリスト:中村真琴
編集:初鹿紗梨
音響効果:佐藤祐美
DIT&データ管理:小野寛明
題字:おやまゆき
音楽:新垣 雄
歌唱指導:古謝美佐子
主題歌:『かなさんどー』作詞・作曲:前川守賢
協賛:くらしの友、沖縄セルラー電話、沖縄タイムス
配給:PARCO
宣伝:FINOR
制作協力:キリシマ一九四五
制作プロダクション:鳥越事務所
制作:スピーディ
製作:「かなさんどー」製作委員会
2024年/日本/日本語/86分/G
©︎「かなさんどー」製作委員会