エレガント人生・祥子が見た『ミスタートロットジャパン』Vol.3

エレガント人生・祥子が見た「ミスタートロットジャパン」

歌謡オーディション番組「ミスタートロットジャパン」を、エレガント人生・祥子がレポートします!

歌謡オーディション番組「ミスタートロットジャパン」を、エレガント人生・祥子がレポートします!

終盤戦に向けて更に盛り上がりを見せる、歌謡オーディション番組『ミスタートロットジャパン』。JOOKEY forスゴ得で連載中のエレガント人生・祥子による番組レポートをFANYマガジンでも特別公開します!

出典: FANY マガジン
©FANY Studio

#5 本選一次 Part 2

ミスタートロットジャパン#5 本選一次 Part 2では、前回に引き続き“チームミッション”での激戦が繰り広げられた。(チームミッションとは、チームごとに課せられたテーマにそってメドレー形式で歌やダンス等を披露する審査)

まず初めにステージに立ったチームは、それぞれのキャラの強さが目立つ“シンガー”。
その名の通り現役の歌手として活躍するメンバーが集うチームだ。
テーマは“歌姫トロット”。

“チームミッション”ではそれまでの審査とは違い、パフォーマンスを披露するに至るまでの稽古の様子や、話し合いの様子にもカメラが入っているので、参加者の内面を感じられるところが面白い。この“シンガー”内の親睦会でもそれぞれが今に至るまでの苦労が、それぞれの口によって語られ、パフォーマンス時のきらびやかな姿からは想像できない辛さを視聴者は知る事となった。

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プロとしての意地とプライドを見せた彼らのステージの1曲目は松田聖子『青い珊瑚礁』、2曲目はYELLOW MAGIC ORCHESTRA『ライディーン』、3曲目は中森明菜『飾りじゃないのよ涙は』。審査員の細川たかし氏も絶賛のコメントを残し、獲得したハートの数は9個という結果に終わった。

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続いては異色のチーム“KOREA &コメディアン”。韓国出身のメンバーとお笑い芸人が合わさったチームなのだが、韓国でアイドル経験がある“メイジュン”がダンス未経験の“コメディアン”にアドバイスをしたり、“コメディアン”が“KOREA”に日本語の歌詞の意味を教えあったりして、練習を重ねた。

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このチームのテーマは“ロックトロット”。
1曲目は世良公則&ツイスト『銃爪』で、歌に合わせて物語を作って披露した。2曲目は『銃爪』の物語に続く形でジャズミュージックをバックに色気のあるダンスとギターの生演奏で魅せ、3曲目ではこの物語のオチをしっかり作った上で浜田省吾『MONEY』を歌いあげた。まるで1本のミュージカルのように仕上げたこのチームが獲得したハートは8個だった。

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最後は仕事をしながら歌手を目指す“チーム社会人”。
テーマが“演歌トロット”ということでメンバーの大下魁希さん(20)の祖父である大下政春さん(75)の元を、“チーム社会人”全員で訪れた。何を隠そう政春さんは演歌歴40年を超え、魁希さんに演歌を教えたその人なのである。政春さんは演歌の極意や細かい歌唱のコツをメンバーに伝え、難曲揃いのテーマに立ち向かう準備を整えた。

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本番では魁希さんが体調不良のため参加できないというトラブルに見舞われながらも、残りのメンバーは、細川たかし『望郷じょんがら』、和太鼓のパフォーマンス、北島三郎『まつり』を完璧に披露した。見事に演歌の世界観を披露した彼らが獲得したハートは6個であった。

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予想外の事が起きたり、それぞれのチームの結束力が高まる姿を見られたり、いろんなドラマが繰り広げられた回であった。
次回は1対1のデスマッチ。またさらに面白くなっていきそうな予感がする。

#6 本選一次 Part 3/本選二次 Part 1

ミスタートロットジャパン#6 本選一次 Part 3/本選二次 Part 1は、盛りだくさんな内容となっている。
前回までの“チームミッション”のトリを飾る“スチューデント”の面々によるパフォーマンスの披露と、タイマンの戦いである“1対1デスマッチ”が見られるのだ。

まずはチームミッション。“スチューデントは”全員オールハート経験者という実力者が集ったチームではあるものの、アカペラ経験者がいないため課題曲のゴスペラーズ『ひとり』には苦戦している様子だった。他のハモリパートの音につられてしまったり、自信喪失するメンバーがいたりと、苦しい思いをしながらも、メンバーの家で鍋パーティーをするなどしてチーム間の仲を深めた。

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そして披露された『ひとり』は完璧なハーモニーで、聴く者を魅了した。続いてハンドベルで演奏した一青窈『ハナミズキ』も、再度歌で魅せたDREAMS COME TRUE「LOVE LOVE LOVE」も息の合ったパフォーマンスであったが、オールハートは逃しハートの数は7個に留まる結果となった。

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そして私が楽しみにしていた企画“1対1デスマッチ”。
その対戦相手を決める方法はなんと指名制。意外な指名が続きどんな対決になるのかとドキドキしている内に戦いの火蓋は切って落とされた。

初戦はハイトーンボイスが魅力的な平田淑倫さんと低音ボイスが得意な藤﨑伊織さんの対決。先行は平田さんで、歌ったのは中島みゆき『銀の龍の背に乗って』。得意のハイトーンボイスを伸びやかに響かせて審査員も感嘆の息をもらした。

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後行の藤﨑さんは声変わりによって歌唱方法に苦労した経験を持つ。
しかし藤﨑さんが披露した久保田利伸『Missing』はその低音が歌詞に深さを与えており、胸を打つ歌声であった。獲得したハートの数は平田さんが1つ、藤﨑さんが10個という結果であった。

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第2試合はトロットの神童と呼ばれた経験を持つYANAGIさん、そして対戦相手の牛島隆太さんも中学3年生でメジャーデビューをした神童。戦いの前に流れたVTRではYANAGIさんの家族が登場した。YANAGIさんに対し「そろそろ花を咲かせてほしい」と口にする家族の方々の目は暖かかった。
そんなYANAGIさんが選んだ曲は和田アキ子『古い日記』でピアノを演奏しながら歌うという器用さを見せつけた。

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対する牛島さんのVTRには恩師である中学校の先生2名が出演して「俺たちの牛島ではなく、日本中の人の牛島になってほしい」という激励の言葉を残した。歌ったのは伊藤由奈『-Precious』。完璧な音程のコントロールと心地のいいロングトーンで審査員の心を鷲掴みし、オールハートでYANAGIさんに勝利した。

次回はどんな個性のぶつかり合いを見せてくれるのであろうか? この戦い、すごく面白い! 

配信概要

「ミスタートロット ジャパン」
配信サイト:Lemino
配信日時:毎週水曜21:00より最新話配信中!
話数:全10話
※番組公式YouTubeでは最新話冒頭シーンやパフォーマンス映像をお届け!

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