「春の全国交通安全運動」がスタートした4月8日(火)、マヂカルラブリー・野田クリスタルが横浜市内にある神奈川県警南警察署の一日署長を務めました。野田は、愛してやまない地元、横浜市南区弘明寺町を管轄する警察署での大役に気合十分! 凛々しい制服姿で子どもたちとの交通安全教室に参加したほか、弘明寺かんのん通り商店街を練り歩いて交通安全を呼びかけました。

子どもたちは野田の筋肉に興味津々
快晴のぽかぽか陽気に恵まれたこの日、会場となった横浜市南区の「大岡はらっぱ」には、平日の午前中にもかかわらず、“野田クリスタル署長”の姿を一目見ようと多くの人が詰めかけました。
パトカーから颯爽と降り立った野田は、南警察署の大場泰彦署長から一日警察署長の委嘱状を授与されると、次のように意気込みました。
「パトカーから降りた瞬間、皆さん、僕のことを見てくれたんですが、子どもたちは僕にいっさい興味を示さず、パトカーばかり目で追っていたので、今日は子どもたちにも認知してもらえるよう頑張ります!」

横浜市南区の髙澤和義区長の挨拶のあとは、集まった子どもたちに向けた「交通安全教室」を実施。野田は子どもたちに優しく話しかけながら、「横断歩道を渡っていいのは、歩行者用信号が何色のとき?」「歩行者が歩道のない車道を歩くときは、道の左右どちらを歩く?」といったクイズに挑戦しました。
「横断歩道はどのように渡る?」という問いに、野田は「(ドライバーから見て)目立つように、僕みたいに歩いてね」とヘンテコな渡り方を披露。その奇妙な動きに子どもたちは大喜びします。野田は、「こうやって渡れば交通事故にはあわないよ。捕まるかもしれないけど!」と大人たちも笑わせ、最後はきちんと手を挙げて正しい渡り方の見本を見せました。


交通安全教室のあとは、会場に集まった子どもたちと記念撮影。子どもたちが、野田の筋肉を夢中で触り始めると、野田は「本当にマッチョなのか確認されてる!」と困惑しつつ、「こんなマッチョにはなかなか出会えないから、触っておいたほうがいいよ」と優しく応じました。
続いて、交通安全車両の出発式を実施。野田署長の号令のもと、車両が赤いランプを点灯したり、大きなサイレンを鳴らします。そして野田が再びパトカーに乗り込むと、管内パトロールへと出発しました。

地元での仕事は「何より親が喜ぶんです」
その後、野田は「弘明寺かんのん通り商店街」に登場。この商店街は昨年、人気バラエティ番組『有吉の壁』(日本テレビ)のロケに全面協力し、地元出身のスターとなった野田の神輿や、アーケードに掲げられた野田の顔入り横断幕も話題となりました。野田は、この商店街の“ふるさと大使”も務めています。
野田は商店街を練り歩きながら、いくつかの店舗に交通安全啓発ポスターの掲示を依頼。集まった多くの人々に向けて、「とても楽しい商店街です。たくさんおカネを落としていってください!」と“ふるさと大使”としてのPRも忘れませんでした。

続いて、南警察署で「一日警察署長 感謝状贈呈式」を実施。大場署長から野田へ感謝状が授与されました。
大役を終えて感想を聞かれた野田は、こう答えます。
「ついに俺もここまできたかと……。R-1優勝、M-1優勝、(弘明寺かんのん通り商店街)ふるさと大使を経て、ここまで上り詰めた。うん、その実感が湧いていますね。優勝してよかったなって」
大場署長は、野田を一日署長に選んだ理由をこう語りました。
「地元に愛され、地元を大切にする野田クリスタルさんに、交通安全のキャンペーンを助けていただきたいとお願いしました。今日は子どもたちにも(交通安全について)しっかりと伝えていただいて、感謝しています」
野田はかつて南区内の郵便局で働いていた経験から、配達の際に交通マナーが気になることもあったといい、「これを機に、いちばん交通安全が行き届いている街だとアピールできるようになりたい」と語ります。
また、この日着用した警察官の制服が自分のマッチョな体型にマッチしたと言いながら、「やっぱり警察の人も鍛えたマッチョ体型のほうが多いのかな」と感心していました。

地元からのオファーについて野田は、「何より親が喜ぶんです」と語ります。この日も母親が見に来ると話していたそうで、次のように語りました。
「うちの親は、来てもひとことも僕に話しかけてこなくて、いつもしれっと見に来るんです。今日もどこかで見ていたんじゃないかな。ずっとここが地元なので、(弘明寺での仕事は)嬉しいですが、(弘明寺かんのん通り商店街の)ふるさと大使のあの横断幕は恥ずかしさもありますね。もっと定着して、当然のようにいる存在になりたいです」