『M-1グランプリ2024』準優勝など、いま勢いに乗るバッテリィズ(エース、寺家)が、この4月に東京進出を果たして初の単独イベント『バッテリィズの東京始球式~2025開幕戦~』を、4月23日(水)に東京・銀座ブロッサムで開催しました。漫才を3本披露したほか、シークレットゲストにニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)、ビスケットブラザーズ(原田泰雅、きん)、さらに爆笑問題(太田光、田中裕二)が登場。ウラ話満載のトークを展開し、会場は大盛り上がりとなりました。

ニューヨークは寺家イジりのトップランナー!
最初のゲスト・ニューヨークが姿を見せると、「寺家イジリの先頭ですもんね」と寺家。それが何を意味するのか、すぐに理解した会場から笑いが起きます。
じつはボケのエースではなく、寺家のほうを初めてイジったのはニューヨーク。バッテリィズの名が全国区になった『M-1グランプリ2024』準優勝直後に、生配信のYouTubeラジオ番組「ニューヨークのニューラジオ」で、寺家にロックオンしました。屋敷も「あんときは(寺家に)夢中やった」と振り返ります。

「第一印象」については、嶋佐がエースの印象を「エースくんは、このまんまだね。真っすぐいいヤツ」、寺家の印象は「『あ、意外と私服アメカジなんだ』って思った」と明かし、会場の笑いを誘います。
また、「M-1のときって(寺家の)顔違ったよな?」と指摘する屋敷に、エースが「いままで、舞台に立つときの顔は白だったんですけど、大きい大会のときは銀になるんです」と答えて大爆笑。このほか、「大阪から上京して気を付けるべきこと」などのテーマで盛り上がりました。

夜中に自宅周辺を走り回るエース、その理由は…
続いて登場したのは、大阪時代からバッテリィズがお世話になっていた先輩、ビスケットブラザーズ。きんとエースが仲良し、寺家は原田と食事に行く仲で、エース曰く「僕らの大兄貴」という間柄です。
『キングオブコント2023』王者のビスブラは昨年、拠点を東京に移しました。きんが「ようこそ東京へ!」と出迎えれば、原田も「芸能界へようこそ!」と上機嫌に挨拶します。しかし、エースから「そんなに(テレビに)出てないでしょ!」とツッコミが入ると、「『そんな出てない』って言うな!」とふたり声をそろえて抗議していました。

バッテリィズの2人はこの4月に上京したばかりとあって、寺家が「ほんまにちゃんと寂しい」とつぶやくと、きんの自宅の近所に住んでいるというエースからこんな告白が。
「大阪やったら、大黒町とか難波をチャリで走り回ってたら、絶対誰か(芸人)に会うんですよ。こんなん言うたらめっちゃキモいかもしれないですけど、その感覚で、夜中、きんさんがおらんかどうか、あのあたり(家の周辺を)走り回ってます」
このエースの行動にいたく感動したきんは、「カワイイ! 外、出よ!」と目を輝かせました。

太田「バッテリィズが活躍したのが嬉しかった」
最後のゲストは爆笑問題。まさかの登場に会場もどよめきます。今回のゲストを選ぶ際、「制限はない」と言われたので、爆笑問題の名前を出したところ、共演が実現したとのこと。
ちょうど、このライブ前に収録で一緒だったという2組。太田は「そのときに誘われて、今日、ここに来ました」とボケて笑いを誘いながら、「バッテリィズが(M-1で)活躍したのが嬉しかった」と祝福します。

じつは、2組はM-1前にライブで共演したことがあり、初対面は、そのライブ会場の喫煙所だったといいます。
寺家から挨拶されたとき、「ジケ!? 地毛(ジゲ)ってなんだ。俺がズラとでも言いたいのか!」と返したという太田について、エースは「喫煙所でずっとお話させてもらったんですけど、マジで10秒に1回ボケるんですよ」と振り返ります。
このとき、エースがツッコミだと勘違いしていた太田は、エースの前でボケまくったとのこと。太田が、自身と同世代の野球選手の話をしまくると、エースから「もうその時代の話、せんといてもらえますか!」とパニックになりつつお願いされたと明かし、笑いを誘いました。
そんなエースは、爆笑問題の2人に「いままでとんでもなく怒られたことは?」と質問を投げかけますが……。

3組との濃すぎるトークはこれにて終了。寺家が「とんでもない幕開けやった」とポツリとつぶやくと、エースも「東京ですね……」としみじみ語ります。2人が、東京で「より一層、頑張る!」と決意表明をすると、会場は拍手に包まれました。
『バッテリィズの東京始球式~2025開幕戦~』の模様は4月30日(水)23:59までオンラインで見逃し視聴ができます(チケット販売は同日正午まで)。その期間の好きなタイミングでFANYIDメンバーは24時間/プレミアムメンバーは72時間、見逃し視聴をお楽しみいただけます。
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