第23回「上方演芸の殿堂入り」、故・二代目笑福亭松之助とWヤングが受賞!

後進の目標となる演芸人を「上方演芸の殿堂入り」として表彰している大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)。
第23回となる今年の受賞者が決定したという嬉しいニュースが届きました!

後進の目標になる演芸人へ

大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)では、平成8年度から、上方演芸の発展と振興に特に大きな役割を果たし、広く府民から愛され親しまれた後進の目標となる演芸人を、「上方演芸の殿堂入り」として選考し、表彰しています。

このたび、今年度の名人として、落語界から故・二代目笑福亭松之助が、漫才界からはWヤングが受賞することとなりました!

昨年2月死去した笑福亭松之助は、1925年8月6日、兵庫県神戸市に生まれ、1948年に五代目 笑福亭松鶴に入門。
落語のほか、脚本家、喜劇役者として、多くの映画やテレビドラマ、 バラエティー番組への出演など幅広い活動で親しまれました。

Wヤングは、1964年に平川幸男と中田治雄で初代Wヤングを結成。
以来、演芸ブームを牽引し、1975年、1978年と上方漫才大賞を2度受賞。1979年の中田死去後は、平川が佐藤武志と再び、Wヤングを結成。昨年11月に平川が亡くなるまで、舞台上を走り回る体当たりの漫才で人気を博しました。
相方の佐藤は現在吉本新喜劇に再入団し、活躍を続けています。

授賞式は、9月14日(月)14:00に行われる予定です。
おめでとうございます!