大阪の面白いとこ【たくろう赤木の面白いとこ#19】

たくろう赤木の面白いとこ

人気コンビ・たくろうのボケ担当、赤木裕が色々なものの「面白いとこ」をフィーチャーしたコラム。今回はどんなものの「面白いとこ」を教えてくれるのでしょうか……?

人気コンビ・たくろうのボケ担当、赤木裕が色々なものの「面白いとこ」をフィーチャーしたコラム。今回はどんなものの「面白いとこ」を教えてくれるのでしょうか……?

最近ルームシェアしてる家ですぐにお寿司でお祝いするノリが発生して、この前ネタ合わせが早めに終わった祝いで5,000円のお寿司を食べました。
早くこのノリが終わらないと光熱費が払えません。

出典: FANY マガジン

どうも古本屋の全巻セットをバラで売ってもらう男ことたくろうの赤木です。

僕は小学生の頃、プロ野球の試合を見に大阪に行った時に駅のホームで男子トイレに入ったらなぜかおばちゃんがいて、そのおばちゃんがなぜかアメ玉をくれて、お母さんに「なんかおばちゃんがアメ玉くれた」と報告すると、大阪のおばちゃんがアメ玉をくれるというあるあるが浸透していない頃だったのでお母さんに「なにそれ気持ち悪い。捨てときなさい」と言われて食べたかったのに捨てた記憶があります。

その頃から変な街だと思っていた大阪に今やもう7年住んでいます。

そんな大阪の面白いとこを紹介します。

まず1つ目の面白いとこは御堂筋線の新大阪駅のトイレに『日本トイレ大賞』と大きく書いているところです。

調べるとあのトイレは『日本トイレ大賞』の“国土交通大臣賞”を駅のトイレとしては初めて受賞しているみたいで、非常に立派な事なのですが、見る度に大喜利の答えっぽくて笑ってしまいます。

僕だけなのでしょうか。

ニヤニヤしながら千鳥の大悟さんが『日本トイレ大賞』と雑な文字で書いたフリップを出す様子が思い浮かんでしまうのです。

なんのお題なんでしょうか。

「世界三代大賞、ノーベル賞、アカデミー賞、あと何?」
「草彅剛が初の2冠! ベストジーニスト賞と何?」
「電車で1人でしゃべっているおじさんが虎視眈々と狙っている事とは?」

まぁなんでもいいんですけど。

新大阪は新幹線の駅もあるので大阪に来てまず降り立つ駅です。
だから大阪に来てはじめに入るトイレの可能性が高いです。
そこに大喜利の答えっぽい『日本トイレ大賞』と書いているのはとても大阪っぽくて良いと思います。

僕だけなのでしょうか。

2つ目の面白いとこはアメリカ村で、でっかいわた菓子を食ってる人です。

よくアメリカ村の近くでネタ合わせをするので、でっかいわた菓子を食ってる人を見かけます。
おそらく大半が観光客の人です。
なんで大阪に来て、でっかいわた菓子を食べるのでしょうか。
たこ焼きを食べてください。

そもそもわた菓子はメロンぐらいのサイズだからギリ食べられるもので、あんな本マグロくらいでっかいわた菓子は、後半は水で流し込むしかないでしょう。
本マグロくらいでっかいわた菓子を水で流し込むなら、ピンポン玉くらいちっちゃいたこ焼きをアテにビール飲んでください。
でも見た目はロシアの赤ちゃんくらいキュートなので、甘い物好きの人はぜひ食べてみてください。

以上が大阪に7年住んで見つけた大阪の面白いとこです。
もしかしたらくだらない7年だったのかもしれません。がんばります。