エド・はるみがゼロから開発・ゲームデザインしたカードゲーム「シンパサイズ」が、評価され、2022年度のグッドデザイン賞(※)を受賞しました。
今回、開発・ゲームデザインした「シンパサイズ」は、プレイヤーは役者2人と進行役を各々担当し、様々なシチュエーションに挑む、新感覚の会話型カードゲームです。
【審査員の評価】
昨今のストレスフルな社会、個人が抱える人間関係の問題に対し、解決の切り口はコミュニケーションであると捉え、ロールプレイをベースに互いを慮ることができる、ありそうでなかったゲームシステムが高く評価された。
様々な背景や思考を持つ人々が同時に暮らし働いている現代社会において、複雑化した人付き合いのあり方に、シンプルな「会話」という方法を用いて「伝える力」を高めるという点も非常にアクセシブルである。
家庭だけではなく教育や職場の研修などでも広く用いられる可能性を持つ素晴らしい製品提案である。
(出典:2022年度グッドデザイン賞公式ページより)
エド・はるみ コメント
じつは、5〜6年前から「グッドデザイン賞」のことは気になっていました。
そしていつかあの赤い「G」マークを商品に付けてみたい!と。そこへ、私が開発したゲームが商品化される幸運に恵まれ、そのタイミングで「グッドデザイン賞に応募したいです!」と思い切って提案したところ、「やりましょう!」と。そこから審査に向けてやれることは全てやり審査に臨みました。
なので、今回の受賞は、本当に嬉しいです。
ぜひ皆さんに赤い「G」マークを受賞した、ゲーム<シンパサイズ>手に取って遊んでもらえたら、グーググー「G」最高です!
※注)
グッドデザイン賞とは
1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。
デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。
これまでの受賞件数50,000件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。
(公式HPの文言を抜粋)
合格率に関して
グッドデザイン賞では、受賞する点数や合格率を設定していません。なお、2021年の審査対象数 は5,835件、全受賞件数は1,608件となっています。受賞件数のみに着目すると多い数字に見えるかもしれませんが、そのジャンルは有形無形を問わず多岐に渡るため、個々のジャンルに着目した場合、その受賞数は少ないといえます。
(出典:2022年度グッドデザイン賞応募ガイドより)
「シンパサイズ」とは
新感覚の会話型カードゲームです。プレイヤーは役者2人と進行役を各々担当し、様々なシチュエーションの会話劇に挑みます。役者2人は、それぞれの事情を抱えた登場人物になりきり 、互いの事情がわからない中で、進行役から繰り出される指令カードに振り回されながらも、より多くの評価カードを獲得することを目指します。その役を演じつつ、相手の事情を汲み取りながら自分の意見を上手く伝えることができるでしょうか? そして、最後に相手の事情を知った時には、「Oh! そうだったんだ!」と驚くはず!
・プレイ人数:3人〜(役者役や進行役を交代することで、大人数でのプレイも可能)
・プレイ時間:10分
・対象年齢:12歳以上
商品概要
「シンパサイズ」
販売価格:2,750円(税込)
【製作スタッフ】
原作/ゲームデザイン:エド・はるみ
プロデューサー:小林 陽介(オルトプラス)
編集・監修:白坂 翔(ピチカートデザイン)
ディレクター:天野 渉(オルトプラス)
アシスタントディレクター:長島 愛里香(オルトプラス)
シナリオライティング:片岡 正徳(オオカミ少年)、キャプテン★ザコ(キャベツ確認中)
パッケージデザイン:佐野 仁美(オルトプラス高知)
プロモーション協力:星野 太翔(吉本興業株式会社)
協力:ゲーミフィジャパン
製造・販売元:株式会社オルトプラス