吉本新喜劇の西川忠志が10月13日（木）、大阪府警・吹田警察署が実施する特殊詐欺被害防止キャンペーンに参加しました。20日（木）まで行われている「全国地域安全運動」の一環として行われたこの日のイベントで、西川は一日警察署長に就任。JR吹田駅前で行われた啓発運動に臨み、特殊詐欺被害防止を訴えました。
特殊詐欺被害がワースト１
父・西川きよしらとともに「大阪府安全なまちづくり大使（安まち大使）」を務める西川が、制服に身を包んで署長室に入ると、高野敏弘署長らが出迎えます。「お父さんにそっくり」と声をかけられた西川は、「父に寄せているつもりはないんですが」「DNAでしょうか」と照れ笑い。
そして「北摂に住んでいる私たちにとって吹田は仲間」「幼いころに吹田に住んでいた時期もあります」と思い入れを語ります。西川は「そんな吹田が（府内で）特殊被害詐欺ワースト１であることは、安まち大使として不徳の致すところ」と、この日のキャンペーンで1件でも被害を減らそうと意気込みました。
「特殊詐欺被害を防ごう」と呼びかけ
委嘱式で一日警察署長のタスキを交付された西川は、JR吹田駅前へ移動。駅前のさんくす夢広場で防犯グッズなどを配って「特殊詐欺被害防止」の啓発を行いました。西川の姿を一目見ようと集まった市民でにぎわうなか、近隣住民の人たちにも届くような力強い声で「みんなで力を合わせて高齢者を狙った特殊詐欺被害を防ぎましょう」とPRしました。
続いて、同じく駅前にある三井住友銀行吹田支店へ移動した西川は、ATM利用者に対して「高齢者が電話をかけながらATM操作しているのは不自然なこと。お声がけをお願いしますね！」と1人ひとりに丁寧に語りかけます。
無事に一日警察署長の任を果たした西川は、改めてこう呼びかけました。
「たくさんの皆さんが私のお話に耳を傾けてくださって、ご苦労さまですとお声がけもいただき本当にありがたかったです。また、『友人や家族にも知らせて、お年寄りを守りますね』というお声も聞くことができて、たいへん嬉しく思いました。こうした輪が、ますます広がっていくように僕も啓発活動に努めていきたいと思います！！」
