天才ピアニストますみ、賞金で首の老人性イボをレーザー治療!? 「ytv漫才新人賞」決勝ネタ順が決定

関西の若手漫才師の登竜門『ytv漫才新人賞決定戦』の決勝出演順を決める抽選会が3月1日(水)、大阪市内で行われました。決勝の舞台に登場するのは、「ROUND1」から「ROUND3」まで3回にわたって開催された予選会で勝ち上がった5組と敗者復活枠1組の計6組。早くも火花を散らしながら、それぞれ意気込みを語りました。決勝は3月19日(日)に読売テレビで生放送されます。

©ytv
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『ytv漫才新人賞決定戦』は、関西を拠点に活躍する芸歴10年目までの若手芸人が対象で、これまで銀シャリ、霜降り明星、ビスケットブラザーズ、カベポスターといった人気芸人たちが受賞しています。

今回から敗者復活枠が復活。決勝の出演順は、早いラウンドで通過したコンビから選んでいきます。採点は、審査員1人100点の500点満点で2組が最終決戦に進出、優勝は審査員たちの投票で決まります。

オール巨人「稽古量が見えて大好き」

まずは、ROUND1を1位通過したドーナツ・ピーナツ(ピーナツ、ドーナツ・芸歴9年目)が登場。名前が呼ばれると会場が一瞬、静寂のあと、笑いが起きると「俺らアウェイなん?」とドーナツ。予選最高得点をマークしたことが伝えられますが、「最高得点やったのに……」とピーナツも不満顔です。

ROUND2の1位通過コンビ、フースーヤ(田中ショータイム、谷口理・芸歴7年目)は、昨年に続いて2回目の決勝進出で、型破りな漫才が持ち味。審査員長のオール巨人の「稽古量が見えて大好き」というコメントが伝えられます。

2位通過のダブルヒガシ(大東翔生、東良介・芸歴9年目)は、大東が相方の好きなところとして「ポジティブなところ」、東は「(大東が)なんでも笑ってくれるところ」という発言を暴露されていました。

「ラストイヤーの最後の予選会で初出場をつかんだ」と紹介されたのが、ROUND3を1位通過した豪快キャプテン(べーやん、山下ギャンブルゴリラ・芸歴10年目)。山下がネタ合わせ中、1人で考えたいとパチンコへ行っていたエピソードが明かされると、「漫才してるよりパチンコのが楽しいです!」とぶっちゃけていました。

「敗者復活枠」はチェリー大作戦

昨年は上方漫才コンテストやTHE Wで優勝と勢いに乗る天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ・芸歴7年目)が2位通過。決勝進出は今回が初めてです。ますみは首に老人性のイボができ始めたことをバラされると「言わんといてよ〜」と言いつつ、みんなに見せて「賞金で、レーザーで焼きます」と宣言していました。

今回から新設された「敗者復活枠」での進出となったのが、チェリー大作戦(鎌田キテレツ、宗安・芸歴9年目)。蒲田が爪楊枝を各歯の隙間に1本ずつ使うのでテーブルがいっぱいになる、宗安はにんにくを食べていればコロナにかからないと後輩に豪語した翌週罹患したというエピソードが公開されていました。

出演順は、ROUND1を制したドーナツ・ピーナツから選んでいった結果、以下のように決まりました。

1 チェリー大作戦
2 天才ピアニスト
3 ダブルヒガシ
4 ドーナツ・ピーナツ
5 フースーヤ
6 豪快キャプテン

すでにライバル同士の激しい火花が!

質疑応答では、優勝の自信を問われて、いちばんに挙手したダブルヒガシ・東が「勝つんは僕だぞと思ってる。去年も準優勝だけに、人一倍優勝したい気持ちが強い」と力を込めると、フースーヤ・田中ショータイムが「劇場で僕たちがいちばんウケている。誰よりも笑顔にできる自信がある」とライバルとして名乗りを上げました。

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視聴者や審査員へアピールポイントでは、「北九州出身で言葉がきれいではないが、それも含めて、テンション・空気感も楽しんでもらえたら」とドーナツ・ピーナツ。フースーヤは、田中ショータイムがこうアピールします。

「テンポのいい漫才、奇想天外なギャグ、全力のかけあい、白目、寄り目の顔、ポーズ、さまざまな笑いのギミックが4分間に凝縮されている、お客さまの脳みそをかきまぜて知らない世界へ連れて行く、トラベリック、ファンタジスタなネタをやる」

ダブルヒガシは「大東翔生という男がすべて、全国にお届けするということです」と東。豪快キャプテンは、べーやんが聞こえないくらいの小声で話し、口から笛の音を鳴らすと、「ネタやんけ!」とガヤが入ります。

天才ピアニストは、竹内が「私のツッコミも見てほしいけど、うしろでますみがしっかり顔芸やってるので、それも」と話すと、ますみは「男性陣が多いので花を添えたいと思います」と笑顔。

チェリー大作戦は、宗安が「芸風的にも令和のキングコングといわれてるので、バージョンアップと思って見ていただいたら、イエイイエイ!」と最後までボケていました。


「ytv漫才新人賞決定戦」は3月19日(日)15:00から生放送。決定戦の総合司会は千鳥とytvアナウンサー・佐藤佳奈、審査員をオール巨人(審査員長)、ハイヒール・リンゴ、ザ・プラン9 お~い!久馬、スピードワゴン・小沢一敬、フットボールアワー・岩尾望の5人が務めます。さらに笑い飯、和牛、ミルクボーイ、カベポスターが珠玉の漫才を披露!

決定戦の模様はTVer(SPECIAL LIVE)、読売テレビホームページ、ytv MyDo!でも同時配信。番組直後には、優勝者の記者会見を吉本興業のプラットフォームで生配信します。果たして、12代目王者に輝くのはどのコンビか――!?

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