バレリーナ芸人・松浦景子、初のNGK単独ライブは「バレエとお笑いの融合」 豪華ゲストが続々登場して…

吉本新喜劇で活躍する“バレリーナ芸人”松浦景子が3月26日(日)、大阪・なんばグランド花月(NGK)での初の単独ライブに臨みました。『松浦景子のバレエ大大好き〜なんばグランド花月からこんにちワルツ〜重大発表あり』と題されたライブには酒井藍、清水けんじら新喜劇メンバーや、守谷日和、ミルクボーイ(駒場孝、内海崇)、男性ブランコ(浦井のりひろ平井まさあき)、おばたのお兄さん、さらには元宝塚歌劇団の彩羽真矢といった豪華ゲストが出演。バレエ&お笑い愛あふれるステージで、満席となった笑いの殿堂を盛り上げました。

出典: FANY マガジン
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ミルクボーイに漫才をさせない!?

3歳からバレエを始め、数々の賞を受賞してきた松浦は、まさに“ホンモノ”のバレリーナ芸人。YouTube『けっけちゃんねる』のフォロワーは25万人を超え、新喜劇座員初の個人ファンクラブ「チームけっけ」の開設や、オリジナルバレエブレンド「Kekke」立ち上げなど、枠にはまらない多彩な活動で注目をされています。

昨年、大阪・YES THEATERと東京・ヨシモト∞ドームで行われた単独ライブ『くるみ割りすぎ人形』は、いずれもチケットが即完売。今回はその勢いのまま、NGKに凱旋しました。

『白鳥の湖』が流れるなか、幕が開くと舞台上の階段に松浦の姿が。華麗に中央へと踊り出してお辞儀をすると、さっそくネタがスタートします。バレエやダンスをからめたネタの数々は、フリップにショートコント、“あるある”までバラエティ豊か。

出典: FANY マガジン
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ふだんの生活でついバレエのクセが出てしまう瞬間や、「もしもバレリーナが関西人だったら……」「もしもバレリーナが漫才師だったら……」というネタで客席は爆笑。「日本のバレエ界への不満を発散させる」というショートコントでは、松浦が怒りのあまり必殺仕事人と化してしまう一幕もありました。

続けてゲストとのコラボレーション企画へ。打ち合わせなしで臨んだという即興コンテンポラリーダンスでは、男性ブランコと『ホール・ニュー・ワールド』、守谷日和&おばたのお兄さんと『レット・イット・ゴー〜ありのままで』というディズニー映画の名曲で踊ります。

男性ブランコの2人は、必死で松浦についていこうと大奮闘。松浦は「コントがすごい方は即興ダンスもできると思った。すごかった。さすが!」と絶賛しましたが、男ブラ・浦井は「マネしかしてない」と自信なさげです。

おばたのお兄さんは、持ちネタの「まーきの!」の動きを取り入れたダンスやバック転で身体能力の高さを披露。守谷はおなじみ「表現力選手権」の衣装で情感たっぷりのダンスを披露したうえ、おばたのお兄さんに触発されたのか、できもしないバック転に挑んでいました。

出典: FANY マガジン
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元タカラジェンヌの彩羽とは、宝塚歌劇の舞台『風と共に去りぬ』のフィナーレから『Night and Day』をパフォーマンス。宝塚歌劇を愛し、身長を偽って宝塚音楽学校を受験したこともあるという松浦が、長年の夢を叶えた形です。息の合ったダンスに自然と手拍子が湧き上がり、NGKが宝塚大劇場のようでした。

フリップネタに駆り出されたのはミルクボーイの2人。「バレエあるある」を発表するはずが、松浦が踊りまくってなかなかフリップをめくらないというボケのあとに、内海と駒場とともに「ミルクボーイあるある」「NGKあるある」を連発していきます。

ミルクボーイの2人は「何をするのかまったくわからない」とぼやきながら、松浦の一挙手一投足にツッコミが止まりません。内海と駒場の「帰らしてくれ!」「漫才させんかい!」という絶叫も完全スルーで、ついには内海と即興ペアダンスまで始める松浦の狂気がシュールな笑いを生み出していました。

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「本当に幸せ」思わず涙も…

新喜劇のコーナーもしっかり用意されています。酒井、吉田裕、清水、松浦真也とともに、まずはショートバージョンの新喜劇を上演し、続いてその“バレエバージョン”を演じるという松浦ならではの舞台です。

ラーメン屋台店主に吉田、アルバイトに酒井、吉田の彼女に松浦、借金取りに清水&松浦真也という配役。そして王道ドタバタ劇を展開したあとは、動きや衣装、セリフの端々にまでバレエテイストを散りばめた“バレエ新喜劇”がスタート!

吉田と清水による“乳首ドリル”に松浦が乱入して「バレエ大好き!」を決めたり、松浦真也のギターネタでも『白鳥の湖』が飛び出すなど、こだわりが満載です。

出典: FANY マガジン
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コーナーの合間に流されるVTRも、「細かすぎて伝わらないモノマネ」集や「THE FIRST TAKE」のパロディなど見応えたっぷり。お祝いコメントには、辻本茂雄、阿佐ヶ谷姉妹、霜降り明星、彦摩呂、元SKE48の須田亜香里、元乃木坂46の渡辺みり愛らそうそうたるメンバーが登場。スポーツ界やバレエ界からもあっと驚く面々が「バレエ大好き!」のメッセージを寄せました。

エンディングの挨拶で松浦は涙で言葉を詰まらせながら、「いろんな方に協力いただいて、なんばグランド花月で単独ができて本当に幸せ」と感謝しました。

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公演タイトルにあった「重大発表」は、なんとふたつ! ひとつは、2021年に発売されて大好評を博した書籍『松浦景子のバレエあるある』の第2弾が5月25日(木)に発売されること。もうひとつは、東京・ルミネtheよしもとでの単独ライブ開催です(日時未定)。

思わぬビッグニュースに観客は大喜び。最後はゲストと一緒にトークや記念撮影で盛り上がり、松浦は「みんな大好き!」と感無量の様子でした。

酒井驚き「どっからこのパワーが…」

終演後の囲み会見には、松浦、ミルクボーイ、酒井が出席。松浦は「1人でいろんなことをいっぱいやったので、準備がとにかく大変でした。体力が持ってよかった」とホッとした表情を見せます。また、「お客さんがすごい喜んでくださったので、いまはひと安心。あとで絶対、反省いっぱいすると思います」と笑顔で語りました。

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一方、松浦の大阪芸術大学の先輩にあたるミルクボーイ・内海が、「(松浦は)ちょっとトガってるというか。今日もミルクボーイをゲストに呼んだのに漫才させないというトガり方を……」とクレームを入れると、松浦は「ほかの人がやらないやり方を、と思った」と話します。

そのトガった感性が炸裂したこの日のライブについて、駒場は「いろんなことやってたけど、何も覚えてないのがすごい」と“称賛”していました。

酒井は松浦について、「このちっちゃい体で、どっからこのパワーが出てくんのかなっていうぐらいずっと動いてました。すごいなと思いました」と目を丸くします。松浦は連日、徹夜でライブの準備をしていたそうで、「いま、めっちゃかわいいけど、朝方は目も当てられない姿だった。声かけられへんぐらい」とのこと。さらに「いつもずっと気持ちが張り詰めてるから、今日はひと息ついて、お風呂で足揉んでほしい。一緒に入って揉んであげたい」とねぎらいました。

出典: FANY マガジン
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今後やってみたいことを聞かれた松浦は、次のように語りました。

「私を応援してくださってる方は、めちゃくちゃお笑い好きな人とめちゃくちゃバレエ好きな人、両極端。今回はうまく融合できたと思いますが、これからはバレエ側に新鮮に思ってもらえるものもやりたいし、お笑い側に新鮮と思ってもらえるものもやりたい」

一方で、「1年後も、みんなこのまま応援してくれるんかな……」と急に弱気なところを見せると、酒井から「張り詰めないで。あったかいミルク飲んで寝なさい」とやさしいツッコミが入りました。

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