天才ピアニスト×ヨネダ2000のメラメラに中田カウス「そういう競い合い、ええなぁ」【神保町マンゲキ3周年・特別公演】

吉本興業の若手芸人の拠点、神保町よしもと漫才劇場のオープン3周年を記念して『神保町よしもと漫才劇場3周年 特別公演』が、4月4日(火)に開催されました。大御所・中田カウスの登場で注目の「漫才のDENDO」には、今年の第八回上方漫才協会大賞を受賞した天才ピアニストと、新人賞を受賞したヨネダ2000の2組が出演。ふだんは見ることのできない貴重なネタとトークで、会場を沸かせました。

出典: FANY マガジン
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中田カウスがギリギリトークで攻める!?

まずは、勢いある劇場所属の若手漫才師たちのネタから。狛犬、シノブ、金魚番長、プール、もりやすバンバンビガロ、ブラゴーリ、ネイチャーバーガー、ドンデコルテがフレッシュなネタで観客を笑わせます。

そして「漫才のDENDO」では、神保町を拠点にするヨネダ2000(誠、愛)と、大阪のよしもと漫才劇場所属の天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ)が漫才を披露。さらにカウスとのトークでは、お笑いの世界に入る前の仕事の話、コンビでお互いに直してほしいところ、リフレッシュの方法などさまざまな話題で、予定時間をオーバーするほどの大盛り上がり!

出典: FANY マガジン
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臆せずボケまくるヨネダ2000に天才ピアニストがツッコみ、カウスも大笑いです。茶目っ気たっぷりなカウスのギリギリトークも飛び出しました。

ヨネダ2000「この劇場が母であり父」

イベント後の会見では、「このメンバーでツアーも回れそう。相性がいいのか、非常に楽しく時間を忘れてしゃべってしまいました」と、手応えを感じた様子のカウス。

芸歴10年目以下の若手が所属する神保町よしもと漫才劇場については、「これぐらいの大きさのところで、まず爆笑を取れたら安心ですね。子どももそうだけど、芸人も育ち盛りがいちばん楽しみ。それぞれの才能が見える素敵な劇場です」と、未来を担う有望な若手たちに期待を寄せていました。

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かつて神保町の劇場で単独公演を行ったことがある天才ピアニスト・竹内は、「一体感があって、演者の熱がお客さまに伝わりやすい劇場だなと思います」と語ります。

ヨネダ2000とは、東西の垣根を越えて合同ライブも行ったことがある天才ピアニストですが、ますみは「負けたくないという気持ちはあります。目合わせてるの、いまだけですから」と冗談めかしつつも競争心メラメラ!? そんな言葉にカウスは「そういう競い合い、ええなぁ」と大喜びでした。

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一方、昨年のM-1決勝に進出するなど活躍の場を広げるヨネダ2000は、神保町が開館した2020年結成のコンビ。「この劇場からいろんなところに行けるようになったので、われわれにとってはホーム。この劇場が母であり、父でもあります」(誠)、「私たちを知っていただけるきっかけになった劇場なので、本当にありがたいし大切な場所」(愛)とそれぞれ劇場への想いを語ります。

上方漫才協会大賞で文芸部門賞を受賞した狛犬も、「受賞後、いろんなところでネタをやらせていただくことが増えたんですけど、大阪の漫才劇場はけっこう広くて。ここ(神保町)での経験がなかったら、絶対うまくやれなかったと思う」(坂口トラック)、「出番の一つひとつがいろんなことにつながっている」(櫛野)と、あらゆる局面で神保町での経験が活かされていると明かしました。

出典: FANY マガジン
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「青田買い」なら神保町へ!

最後に、劇場のアピールポイントを尋ねられた誠は、「小さい劇場なので、本当に出演者が間近で見られます。来るか(来ないか)迷ってるなら、来ればいいじゃん!」となぜか上から目線で語り、一同から総ツッコミ。

一方の愛は、「若手の劇場ということで、あまりテレビに出てない人も常に出ていて、知らない芸人を知ることができます。青田買いできます!」と力強くPRします。

出典: FANY マガジン
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さらに櫛野が「僕ら組んでまだ1年しか経ってないんですけど、それぐらいのコンビが他にもどんどん上がってきている。おっしゃる通り青田買いできます」と語ると、「今日は素晴らしい引退公演でした」とカウスがチャチャ入れ。

「いやいやいや!」「ここから頑張らせてもらうんですよ!」と焦る狛犬に一同爆笑となりました。

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