芸歴35周年迎えた島田珠代、パワーの源は帰宅後の缶チューハイ2本!? 記念公演には藤井隆も参戦【新喜劇・寛平GM月例会見】

吉本新喜劇の間寛平ゼネラルマネージャー(GM)による恒例の第十五回月例会見が、4月26日(水)に吉本興業大阪本社で開かれました。この日の会見には、5月になんばグランド花月(NGK)で芸歴35周年記念公演を行う島田珠代と、同じく5月に冠イベントを控える筒井亜由貴&小林ゆうからなるユニット「なんでもいいよ!!」が登場。怒涛のアピール合戦を繰り広げました

出典: FANY マガジン
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筒井&小林の冠イベント入場券はブロマイドつき

まずは寛平GMがMCのすっちーとともに最近の新喜劇について振り返ります。3月には14もの新喜劇関連イベントが開催され、3月21日(火・祝)の特別公演『吉本新喜劇記念日2023』ではアキ、吉田裕の座長就任がサプライズ発表されました。

ほかにも、佐藤太一郎&小西武蔵のコンビや、「バレエ大好き!」でお馴染みの松浦景子がNGK公演を成功させました。佐藤&小西は、5月30日(火)からNGKでのリーダー週公演に挑戦することが決定し、松浦も東京・ルミネtheよしもとで単独公演を行うことが決まりました。

寛平GMは若手たちの成長を喜びながら、「あの子らがどんどん燃えてきたので頑張ってほしい」とさらなる奮起を促します。

続いて呼び込まれた筒井亜由貴、小林ゆうの2人は、「なんでもいいよ!!」のネタでおなじみのギャグを披露し、寛平GMとすっちーまで巻き込んで大暴れ。筒井と小林は、若手座員12人で構成されるユニット「秘蔵っ子」のメンバーに名を連ね、セカンドシアターで毎月開催されている『寛平GM杯争奪ネタバトル』では5回も優勝している実力派です。

出典: FANY マガジン
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2人は「若さの爆発力は先輩方に負けない」と宣言。すっちーも「キレのある動きとボケが魅力」と評価します。

そんな2人は、5月6日(土)、7日(日)に冠イベント「小林ゆう・筒井亜由貴の楽しかったら『なんでもいいよ!!』的な感じの新喜劇的なやつ」(吉本新喜劇セカンドシアター)を控えています。チケットにオリジナルのブロマイドが必ず1枚ついてくる特典も用意。ブロマイドは40種類あり、小林はコンプリート目指すために「ぜひ40人で来てください!」と呼びかけました。

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珠代がロングコートダディ・堂前に寄せる思い!?

続いて、島田珠代が激しいギャグを繰り出しながら入場し、報道陣を圧倒します。すっちーが「むちゃくちゃすんの、やめてください」と制止するほどの勢いは、歳を重ねて増すばかり。珠代本人は、「ずっと9年目みたいな感じで生きてきたんですけど、最近、ファンの方に『珠代姉さん』と言われるようになった」とポツリ。

珠代は、最近ときめく人としてロングコートダディ・堂前透の名前を挙げ、「すごいタイプなんです。(堂前が)私の前に来たら、パンティのあたりがゼロ、ノーパン状態になる」と熱い思いが溢れ出ます。

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ただ、当の堂前からは「こんな(小さい)ときから見てました」と言われたそうで、「珠代、二度と恋なんかしない! と思っちゃう」と吐露。そして、「長いことやってきたんだなって、そういうときに実感する」と話しました。

5月16日(火)~5月22日(月)の芸歴35周年記念公演には、藤井隆も参戦。「ハジけた公演になると思います。(ほかの出演者も)ずっと家族みたいにやってきたメンバーなので、どこで何が挟まってくるか……」と、当日まで予想がつかない舞台になりそうです。

寛平GMは、珠代について「自分を捨ててやってくれるところがすごい。ウケるかウケへんか関係なく、思い切りいくもんね」と評価。すっちーも「(珠代が出てくると)空気がガラッと変わります。若手だけでなく、我々も見習いたい」と絶賛しました。

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この日はさらに、寛平GMが座員を率いて全国を回る「新喜劇出前ツアー」の継続開催も発表。今年はすでに福岡、福井、新潟、石川、東京、広島での公演が決まっていて、辻本茂雄、珠代、千葉公平ら豪華メンバーが各地に爆笑を届けます。

寛平GMは「年齢的にギリギリなんですけど、自分が元気でいる限りは一生懸命がんばって、あとのみんなにつないでいくようにやっていきます」と気合を入れ直しました。

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寛平GMは“第2の珠代”を熱望

質疑応答でパワーや健康の秘訣を聞かれた珠代は、「家に帰ってからの缶チューハイ2本。これだけを楽しみに生きてるんです」と、まさかの回答。舞台が始まる前にストレッチくらいはしているそうですが、「(基本的に)私はいけるっていう思い込みだけ。結局、体力より精神面のほうが重要なのかも」と言います。

寛平GMは「珠代みたいなん(若手)出てきてほしいよな」と“第2の珠代”登場を熱望。現在、重谷ほたるがその座を狙っているようですが、「まだまだ珠代には勝てん」と話します。

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「35年で進化したところは?」という質問にも、珠代は「垂れ流し状態なので、何の考えも組み立てもない。その時々の感覚で……その感覚は、おそらく進化してると思うんですけど」と話し、あくまで自然体。

すっちーによると、珠代はギャグのフレーズを時代に合わせてソフトな表現に変えたこともあったそうですが、「すぐ戻してました。つまり、コンプライアンスを打ち壊した人でもある」と笑わせました。

珠代は、「40周年までに新しいギャグを生んで、みなさんの前でそれをしながら登場できるように」と新たな目標を掲げます。また、番組収録で会ったタレントのYOUから、海外のオーディション番組出場を勧められたそうで、実現すれば“パンティーテックス”が世界にその名を轟かせる日が来るかも!?