ペナルティ・ヒデが暴露するワッキーの「困った弟気質」に美人「シンクロ」双子姉妹も共感!?

お笑いコンビのペナルティ・ヒデが、アスリートをゲストに招いてインタビューやゲームを楽しむイベント『ヒデのアスリートーク』。第2回となる9月17日(木)のゲストは、双子のプロアーティスティックスイミング選手として活躍する木村真野・紗野姉妹。世界大会でも数々の優秀な成績を残す“ミラクル”な双子の人生を振り返りました。

出典: FANY マガジン

ヒデは、サッカーの名門・市立船橋高校のレギュラーとして活躍後、専修大学へ進学。卒業後にはJリーグチームからスカウトがきた逸話を持ち、アスリートとも広い交友関係があります。毎月第3木曜日に東京・よしもと有楽町シアターで開催(オンラインでも配信)されるこのイベントでは、アスリートと仲が良いヒデだからこそ聞ける本音トークで、その素顔を引き出します。

人魚姫になりたくてシンクロを始めた

アーティスティックスイミングは、かつてシンクロナイズドスイミング(シンクロ)と呼ばれていた競技です。3人はまず、写真を交えながらアーティスティックスイミングを始めた当初を振り返りました。

「シンクロなら人魚姫になれる!」

人魚姫になりたかった姉の真野さんが、こう母親に直談判したのは4歳のころ。妹の紗野さんとともに競技生活をスタートさせました。はじめから“泳ぎ”の面で苦労はなく、2人は口を揃えて「飛び込んだら泳げちゃいました」と言い切ります。

以降、数々の優秀な成績を残し、進学した中京大学の卒業式にはマスコミが殺到するほどの人気に。2008年に初めて日本代表に選出され、スペイン・マドリッドで開催されたワールドトロフィー世界大会で銅メダルを獲得。当日は自分たちの誕生日であり、応援に来てくれた祖父母にメダルを見せることができたと語ると、ヒデは「アスリートの方ってそういうヒキを持っているよね」と感嘆していました。

出典: FANY マガジン

2人は、改めてこう振り返ります。

「自分たちのシンクロ生活を支えてくれたのはおじいちゃんだったんですけど、この(大会の)2カ月後に亡くなってしまって、最後に最高の舞台で最高の演技を見せられました」

その後、2人はプロに転向。懸命にサポートしてくれるスタッフに恵まれたことや、真野さんとご主人との出会いなど、彼女たちの半生をエピソードとともに辿りました。

双子の姉は「ジャイアン気質」?

姉妹は、中学生のころは学校も一緒、練習も一緒なうえ、思春期も相まって「不仲」だったそう。いまでも些細なことで喧嘩になると苦笑いを浮かべます。

そんななか、紗野さんは、真野さんが勝手に自分の化粧品を使ったり、靴下を履いたりすると暴露。「妹のものは自分のものみたいな……」という真野さんに対して、ヒデは「ジャイアンじゃん!」とツッコミます。

姉妹の話を聞いたヒデが思い出したのは、相方のワッキーのエピソード。“弟気質”があるワッキーは「すぐに人の食べているものをほしがるヤツ」だそうで、向かい合って食事をしていると、勝手にヒデのおかずを食べてしまうと言います。ヒデが注意すると「ごめん。そっか。俺のじゃなかった!」と慌てて取り繕うんだとか。

さらに、たとえばお店でヒデが鴨南蛮、ワッキーがカレーを注文すると、「いいなぁ……。鴨南蛮にしておけばよかった」とつぶやき始め、じゃあ取り替えようかとお皿を交換すると、「やっぱりカレーがよかったなぁ」とこぼす……。いかにもワッキーらしいエピソードの数々に、姉妹も笑みをこぼしました。

出典: FANY マガジン

目指すは「100歳まで現役」

双子とはいえ、当然ながら、考え方が違う面もあります。

真野さんは時間通りにキッチリ動きたいタイプで、「めちゃめちゃせっかちで、試合や合宿の時は30分前に着いておきたいタイプ」と言います。一方の紗野さんは、時間ギリギリまで動かず、いつも姉に叱られているんだとか。妹の行動について真野さんは、「挙句の果てに『やっぱり行かない』(と言い出す)」とお手上げ状態。

真野さんと同じく、せっかちタイプのヒデは「(紗野さんが)ウチの相方とそっくりだ!」と共通点を発見。ヒデは、コンビを組んで27年、ワッキーが一度も時間通りに来てくれたことがないと告白します。過去にも、電車で20分かかると分かっていながら、「15分くらいで着く気がした」と言われたと吐露し、「めちゃくちゃ宇宙的な発想」と呆れてみせました。

そんなトークで大盛り上がりした最後に、ヒデは「今後の夢」について質問しました。

2人の答えは「100歳まで現役」。アメリカに90歳の現役スイマーがいて、「自分たちも90歳、100歳まで泳ぎたいと思った」と言います。なによりも試合が楽しいと言う2人は、「私たち的には死ぬまで泳ぎたいって思っています」と語りました。

出典: FANY マガジン

ヒデだから聞ける“のろけ話”炸裂!?

イベント終了後、ヒデに今回のイベントを振り返ってもらいました。

—木村姉妹とのトークはどうでしたか。

ちゃんとお話をするのは初めてだったのですが、イメージ以上にかわいらしく、それでいて姉妹愛を感じさせてくれましたし、根本的なところにアスリートの強さや芯を感じました。

今回みたいに、アスリートの方とお話しさせていただくと、自分の忘れていたことを気づかせてくれる。アスリートにはそんな力があるんだなと思いました。せっかくお客さんにも来ていただいているので、いろいろお聞きしたいと思いつつも、誰よりも僕が楽しませてもらったという感じですかね。年齢的には彼女たちのほうが下なんですが、あらためてリスペクトしました。

出典: FANY マガジン

—次回(第3回)はフェンシング日本代表・三宅諒選手が出演します。

フェンシングを頑張っている方々はもちろん、「フェンシングとは、どんなスポーツなんだろう?」と思う方々に、興味を持っていただけるように話を引き出せていけたらなと思っています。

三宅選手がご結婚されたので、そのあたりの“のろけ話”とかもいいですね。僕との関係性だからこそ、スポーツ新聞には話さないようなことも聞けたらな、と。今後も、吉本でスクープを狙っていきたいです!
皆さんには、会場に来ていただきたいのですが、遠方の方はオンラインからでもぜひ。今後も、サッカーだけでなく、いろんなスポーツにメスを入れて楽しくお伝えしていきたいと思いますので、次回もお楽しみに!

イベント情報

『ヒデのアスリートーク』(第3回)
開催日時:10月15日(木)時間開場18:30 開演19:00|終演20:00
出演者:ペナルティ・ヒデ、三宅諒選手(フェンシング日本代表)
チケット:前売3,000円 当日3,200円 配信1,000円
※24時間の見逃し視聴サービスあり

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