ゆりやんの“温暖化対策”に男性ブランコの“死生観”…しまじろうもチコちゃんも登場した遊びと学びの『春のキッズフェスタ』が大盛況

大人から子どもまで、遊びながらさまざまなことを学べる大型イベント『春のキッズフェスタ』が5月27日(土)、28日(日)の2日間にわたって東京・国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されました。今年も多くの人気芸人たちが参加したイベントは、天気にも恵まれ、会場は子どもたちの楽しそうな声があふれていました。そこでほんの一部ですが、プログラムの様子をご紹介します!

出典: FANY マガジン
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このイベントは「みんなが『笑顔』でつながる場所になる よく遊び よく学び よく笑う 一日を!」をコンセプトに、国立青少年教育振興機構、ラフ&ピース マザー、CANVASが主催。創造力・表現力を刺激するワークショップや体験型展示、スポーツ教室、自然体験、そしてお笑いファミリー劇場など盛りだくさんのプログラムが実施され、今年も多くの人気芸人たちが参加しました。

親世代に向けて「小栗旬です!」

【おやこでできタッチ「しまじろうのハッピーステージ」】(5月27日開催)
「こどもちゃれんじ」でおなじみのしまじろうと遊びながら、「達成感」や「家族の絆」を感じる参加型ステージ。第2部に、おばたのお兄さん、ネイチャーバーガー(三浦リョースケ、笹本はやて)が出演しました。

しまじろうが登場すると、子どもたちは大興奮! お姉さんとしまじろうが一体となって歌って踊ります。一方で、おばたは「『花より団子』世代のみんなこんにちは! 小栗旬です!」と親に向けて挨拶し、笑いを誘います。

おばたとネイチャーバーガーは、しまじろうやお姉さんとステージで、ときには客席に降りて、子どもや大人たちと一緒にダンスをするなど、ステージと客席が一体となって盛り上がりました。

出典: FANY マガジン
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【チコちゃんと学ぶSDGs】(5月27日開催)
SDGsについて学ぶこのプログラムには、NHK「チコちゃんに叱られる!」のチコちゃん、国連広報センター所長の根本かおるさん、MCの次長課長・河本準一、男性ブランコ(浦井のりひろ、平井まさあき)、ゆりやんレトリィバァが出演しました。

今回は、SDGsに掲げられている、持続可能な世界をつくるための​​17の目標から​​「気候変動に具体的な対策を」に着目。実は、温暖化対策を進めているにもかかわらず、2100年には平均気温が2.8度上がると言われています。このままだと、災害が起こりやすくなったり、魚が食べられなくなったりする可能性が……。そうならないために、いま何をすればいいのか、チコちゃんと一緒に考えていきました。

子どもたちに、SDGsに取り組んでいることがあるか尋ねると、​​「給食を残さないようにしている」「遠い距離でも自転車に乗って移動している」などの返答が。子どもたちの意識の高さに河本も「すごい!」と賞賛します。

一方、芸人たちもしっかり対策しているようで、平井が「今年36歳なんですけど、中2のときに買ったPIKOのTシャツをまだ着ています」と答えれば、ゆりやんも「エアコンを使わずに、私の地熱だけで部屋を暖めてます」と笑いを誘いました。

出典: FANY マガジン
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続いてチコちゃんが、二酸化炭素の増加が、なぜ温暖化につながるのかを質問。正解は「赤外線が宇宙に逃げにくくなるから」ですが、具体的に答えられなかったゆりやんは「ボーっと生きてんじゃねーよ​​!」とおなじみのフレーズで叱られていました。

このほか、具体的に自分たちでどんな対策ができるのかを考えることに。子どもたちには「会社に行かずにパソコンを使って家で働く」「家の電球を、電気をあまり使わないLED電球に変える」など、10個の温暖化対策が書かれたカードを配布。これらを、二酸化炭素を減らす効果の高いもの順にランキング形式で並べていくなど、楽しくSDGs​​を学んでいました。

かいけつゾロリがスペシャルコラボ

【見える世界の向こう側~人は死んだらどうなるの?~ー放送大学石丸先生と一緒に「いのち」の裏側を探ってみましょうー】(5月28日開催)
人間やペットなど、生き物にとって「死」は避けられないもの。プログラムの中には、男性ブランコのMCのもと、放送大学・石丸昌彦教授を迎えて「死」について考えるものもありました。

石丸教授は、子どもや大人たちに向けて、「目に見えない『大切なもの』には、どんなものがありますか?」「目を閉じると見えてくる大切なものには、どんなものがありますか?」などと問いかけます。大人でも答えるのが難しい問いかけに、積極的に手を挙げて自身の考えを語る子どもたち。

石丸教授は、世界各国にある「生と死」について人々が気軽に語り合う「デスカフェ」を紹介。自分だったらそこで何を話すのか質問された平井が、こう答えました。

「いまの感覚でしかないですけど、気軽に話してもらいたいなとは思いますよね。寂しいだけじゃなくて、『あいつの腹立つところ最後まで直らんかったな』とか、生きてる人が寂しくならないような(楽しい)話をしてほしいなとは思います」

男性ブランコは笑いをまじえて場を和ませつつも、真剣に「死」について考えていたようでした。

【お笑いファミリー劇場】(5月28日開催)
このステージには、「親子で楽しめるネタ」をテーマに人気芸人が大集合。童謡や絵描き歌を取り入れた漫才を披露した2丁拳銃、クイズで盛り上げた佐久間一行、独自の世界観で会場を魅了したもう中学生、ジャングルポケットはテレビやYouTubeでおなじみのストレッチャーズ​​ネタで笑いを起こします。

出典: FANY マガジン
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また、くまだまさし&ハイキングウォーキングがコラボで爆笑芸を繰り出せば、もりやすバンバンビガロは大道芸で拍手喝采! バルーンアートのキャプテン☆ザコ、空気砲を使ったかがくと森田くん、マジックを披露したマジカルかとー、そしてけん玉日本一の磯本五段の4人は、それぞれの得意技で会場を盛り上げます。

トリは、パントマイムパフォーマーのGABEZと、特別ゲストのかいけつゾロリがスペシャルコラボネタを見せました。

出典: FANY マガジン
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【クマーバチャンネル にこにこクマイルコンサート】(5月28日開催)
大人気のキッズ向けYouTubeチャンネル「クマーバチャンネル」から「クマーバ」が登場! 童謡や歌で会場を盛り上げます。

後半には、バンビーノ(石山タオル、藤田ユウキ)がやってきて「ニーブラ」ネタを披露。石山がクマーバをニーブラする際には、「何かしらの苦情が来そう」と笑わせつつ、ハグで捕まえます。最後は、子どもたちを壇上に上げて一緒にニーブラをして楽しんでいました。

出典: FANY マガジン
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