『日プ』元練習生が舞台で再集結! 円神とBoom Triggerが語る“知られざる”仲良しエピソード

出典: FANY マガジン

サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の元練習生9人で結成されたパフォーマンスユニット『円神-エンジン-』。彼らのプロデュース舞台である「円神プロデュース公演 vol.1 『幕末バトルサークル』」が、5月6日(木)~9日(日)に東京で、5月14日(金)~16日(日)に大阪で開催されます。今回は、出演者の中から、円神のA.rik、瀧澤翼、中本大賀、Boom Triggerの安藤優、大水陸渡の5人にインタビュー! 公演のことはもちろん、『PRODUCE 101 JAPAN』の思い出などたっぷり聞きました。

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『PRODUCE 101 JAPAN』出身の円神、Boom Trigger、俳優・秦健豪に加え、若手実力派の俳優・眞嶋秀斗、泰江和明が出演する本作。原案に広井王子、脚本・総合監修にマンボウやしろを据えたこの作品は、明治時代の大阪をベースにした架空の近未来フィールドを舞台に、実在した偉人たちと9人の神「円神」たちが入り乱れ、魂のバトルを繰り広げるステージです。

気になる出演メンバーは!?

A.rik(エーリック)、草地稜之、熊澤歩哉、瀧澤翼、中谷日向、中林登生、中本大賀、宮里ソル、山田恭の9人からなる円神は、グループとして音楽&ステージ出演を展開しながら、個々のメンバーがタレント、俳優、ファッションなど多ジャンルで活動するパフォーマンスユニット。2021年2月には1stシングル『Say Your Name / ENJIN』をリリースしました。

一方、K-POP、J-POP、ヒップホップを融合した新しい音楽のジャンル「K・J HOP」の確立に挑戦するBoom Trigger(安藤優、稲吉ひかり、大水陸渡、岡野海斗、結城樹)は、2020年3月に結成され同年8月にデビューシングル『Shaking/The Party Must Go On』をリリース。2021年4月14日(水)には初のミニアルバム『Only One / Guerrilla’s Way』をリリースし、2021年、更なる活躍が期待されているボーイズグループです。

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秦は2020年にデビュー。舞台『ドブ恋+エグ女(♀→♂)』出演のほか、6月に公開される映画『胸が鳴るのは君のせい』に出演予定です。

俳優として活躍する眞嶋秀斗は、斬劇『戦国BASARA』、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンや最近舞台化もされたテレビドラマ「小山内三兄弟」シリーズに出演。泰江和明はミュージカル『新テニスの王子様』The First Stageをはじめ映画、ドラマ、舞台、テレビCMなど多方面に活躍中。2021年7月にはミラクルステージ『サンリオ男子』への出演も決定しています。

本作では、そんな個性豊かな17人の演者が舞台をところ狭しと暴れます!

切磋琢磨した仲間と成長した姿で共演

――『PRODUCE 101 JAPAN』で戦ってきた仲間たちと、再び同じ舞台に立つというのは感慨深いものがあると思います。まずはお気持ちを聞かせてください。

中本 Boom Triggerと(秦)健豪と一緒に舞台できることがすごく嬉しいし、(大水)陸渡くんとか、個人的に仲良い人も多いので、バチバチすることなく、みんなと高め合えそうだなって思います。作品としても面白くなりそうな予感がしていて、楽しみですね。

瀧澤 個性の集まりだなって感じています。円神、Boom Trigger、俳優さんが、各々の色を生かして、皆さんにいい化学反応を見せられたら嬉しいです。円神のステージ以上にパワーアップするんじゃないですかね。

A.rik オーディションが終わってから、一緒に戦ってきた仲間と仕事することがなかったので嬉しいです。舞台がすごく楽しみで、初心に返る意味でも、(オーディション)当時と同じ感じの前髪(色やカラーの配置)に戻しました(笑)。

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大水 すごくワクワクしています。お仕事で共演させていただくのはありがたいし、一緒にいい作品を作っていけたらなっていう気持ちでいっぱいです。

安藤 自分たちは舞台や演技の経験があまりないので、楽しみがありつつも不安だったんですけど、円神の舞台を観に行ったときに、みんながすごく成長していて、頼もしいなって思っていて。一緒にいい作品にできたらなって思います。

――円神が出演した初舞台『nonagon(ノナゴン)~始まりの音~』に引き続き、脚本・演出を、マンボウやしろさんが担当します。どんな印象を持っていますか。

中本 僕の勝手なイメージなんですけど、“当たり前”をしたくない方なのかなって思います。ひとひねりしたお芝居やストーリーが好きなイメージがあって、円神の個性を生かしてくれるような作品を作っていただけたなって。今回も、どういう作品になるのか楽しみです。

瀧澤 舞台の話をしているとき以外のマンボウさんはすごくのほほんとされていて、すごく優しい方なんですよ。でも、いざ舞台になると、最後の最後までこだわって諦めないし、芯の通った熱のある方だと思いました。この舞台も人数は多いけど、すごくいいステージにしていただけるんじゃないかって思っています。

A.rik マンボウさんの舞台は、芸人さんならではのいままでに見たことのない面白いステージになって、ずっとワクワクしていました。前回はマンボウさんとしゃべる機会があまりなかったので、今回は演じるキャラクターについて話したいです。

――Boom Triggerのおふたりは今回が初舞台。非常に面白い設定ですが、プロットを聞いた時、どんなことを思いましたか?

大水 舞台でいろんなことに挑戦すると聞いて、すごく面白そうだなと思いました。現実的でありながら非現実的な部分もあって、役に入り込めば込むほど楽しいストーリーになるなって思います。先にキャラクターデザインを見させてもらったんですけど、みんなの衣装を見るのがめっちゃ楽しみです。

安藤 資料をもらったときに“どうなるんだこれ!”って、自分の想像力では追いつかないような舞台が出来上がるんだろうなって思いました。深く掘り下げてなりきってみたい役どころですし、円神さんといいものを作りたい気持ちでいっぱいです。

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それぞれの2020年とこれから…

――Boom Triggerはパフォーマンスグループとして活躍中ですが、俳優業というジャンルも視野に入れていたんですか?

安藤 やりたい気持ちがありつつ、いまの事務所に所属させていただいたので、今回、チャンスをもらえたことで、演技力も成長するだろうし、みんなで切磋琢磨できるんじゃないかって期待しています。

中本 お芝居は少しずつやっているよね。

――ドラマに出演していましたよね。

安藤 少し出させてもらったんですけど、(ドラマの)現場と舞台の違いはどうなんだろうっていう未知数な部分があります。本番一発勝負だし、広い舞台で注目されるし……。“これはヤバいことになるな”って(笑)。

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大水 僕も演じることに興味があるので、円神さんから盗めるところは盗む勢いで頑張りたいです。もちろん敵視するわけではなくて、お互い高め合いながら成長していきたいし、お客さんの心に残るようなステージを作っていかないとなって思います。

――両グループとも2020年に活動を開始しました。デビューから現在を振り返ってみて、どんなことを感じていますか?

中本 2020年は『nonagon(ノナゴン)~始まりの音~』を大成功に収めることができたのが、いちばん嬉しかったです。ただ、『PRODUCE 101 JAPAN』をきっかけにいろんなグループが誕生しましたけど、個人的には、ほかのグループを気にしすぎたのかなって思います。やっぱり違うグループだとライバル意識も出てくるので、そういった面で自分のやりたいことを見失っていた時期もありました。でも、途中から一人ひとりが頑張れば、円神の舞台を観にきてくださる方が増える“やりがい”を持てるようになったので、そこに気づけたのは大きいと思います。

瀧澤 新しい自分たちにチャレンジできる準備段階の年だったと思います。みんなで「スキル面をもっと上げなきゃね」って話はしていましたし、結束力が上がったことで、多くの課題が見つかりました。2021年は、課題を1個ずつ解消できるように、階段を上がっていければいいなって考えています。

A.rik 僕たちはオーディションで1回ダメだったので、まだ悔しさは残っているし、悔しさを覚えているから成長したいと思えていて。2020年は始まりの年だったので、今年はもっと進化していきたいです。なかなかファンの方と交流する機会もなかったので、今年はコロナが収まると願って、応援してくださる人を楽しませるようなことをしたいなって思います。

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大水 この1年は、コロナ禍で決まっていたステージもなくなって、すごく悔しい思いでいっぱいだったんですけど、そのなかでも“自分磨き”の時間として使えたので、(次第に)こういう時間も必要だと実感しました。最近ようやく活動できるようになって、ステージの上で活動できるありがたみを感じています。

安藤 チームを結成してもライブができなかったので大変な年でしたね。でも、ステージができないぶん、ダンスや歌の練習に打ち込むことができたので、チーム力も上がったし、いい準備期間になったのかなって思います。2021年も実力をつけて、頑張っていきたいです。

知られざる『日プ』時代のエピソード

――『PRODUCE 101 JAPAN』時代の印象的な思い出を聞かせてほしいです。

A.rik 僕は(安藤)優と一緒にFからCクラスに上がった組で……頑張ったね。

安藤 頑張ったね(笑)。2人で喜びながら一緒に頑張って。移動のバスの中でしゃべって、Cに上がってまたさらに仲良くなって……。終わったあともご飯食べたよね。

中本 2人は、韓国合宿の時にずっと一緒にいたイメージがあるな。

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大水 僕は大賀と仲が良くて、初めてしゃべったときから、フレンドリーで合うなって思いました。(ポジションバトルの)1組で(米津玄師の)『Lemon』を一緒に歌って、いいステージを作れた思い出があります。自分がリズムを早取りしてしまうクセがあって、最後まで大賀が一生懸命教えてくれたんですよ。年下なんですけど、お兄ちゃんみたいな印象です。

中本 (大水は)オーディション時代に、いちばん大切にしていた存在です。僕も陸くんと同じで、初めてしゃべったときから合うと思ったし、“お兄ちゃん”って言ってくれましたけど、僕もお兄ちゃんって思っています。優しいから、めっちゃおごってくれるんですよ。

大水 そこが8割なんじゃないの(笑)!?

中本 違うよ(笑)。でも、こうして一緒に仕事することができて光栄です。

A.rik あと(Boom Trigger)岡野海斗とは、(グループバトルの)ぷち☆ぱんぷっていうグループで一緒でした。練習中は、みんなのほほんとしていたので平和な感じで、楽しく盛り上がっていました。

安藤 放送には乗ってないかもしれないけどさ、俺らのグループと、ぷち☆ぱんぷが同じ練習室でパフォーマンス練習していた時、(仕切りをしている)隣から何も聴こえてこなくて、何しているの?って思ったら、みんな床で寝ていたことがありました(笑)。

――瀧澤さんは最年少練習生で、注目を浴びることもあったと思います。プレッシャーはありましたか?

瀧澤 メチャメチャありました。“最年少”ということで、いろんな人になめられたし(笑)、“どこまでできるの?”っていう目を向けられているんじゃないかって感じていました。一つひとつ真剣にこなしていかないと、みんなには追いつけないと思っていたので、達成できないことがあったら泣いていましたし、バカ真面目でしたね。

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安藤 すごくしっかりしていたよね。

中本 初めてパフォーマンスを見たときに、すごく真面目にやるし、トレーナーの方にも褒められていたので、“こいつもしかしたら11人に選ばれるかも”って思っていました。デビューしたいっていう強い意志が見られたので、さすがだなって思います。

元気を与える舞台にしたい!

――最後に、舞台への意気込みをお願いします。

中本 デビュー舞台では、MU3E(円神ファンの呼称)の皆さんしかいなかったんですけど、今回はBoom Trigger、健豪、眞嶋さん、泰江さんのファンもいらっしゃって、なかには円神のことを知らない人もいると思うんですよ。そういう方たちにも、みんなで一致団結してお客さん全員が“楽しい”って思ってもらえるようなパフォーマンスをしたいなって思います。

瀧澤 過去と未来を合わせたまったく新しいステージになっているし、歴史にも沿った物語になっているので、そこを僕たちがどう演じるかが見どころだと思います。これほど、いろんな個性を集めた華やかなステージはないと思うので、ぜひ注目してほしいです。

A.rik この舞台で、1人でも多くの人の考え方が変わったり、元気を与えられたり、何かに挑戦しようっていう気になったり、観た人が何かを得られるような舞台にしたいです。そうするためには、僕たちが芯を持った状態で練習をして、最高のパフォーマンスを見せなきゃいけないなって思います。

大水 ずっとワクワクしているんですけど(笑)、そのワクワクだけではなく、それに伴った行動も必要なので、上にあがっていけるように、円神さん、Boom Trigger、健豪、眞嶋さん、泰江さんとともに一緒に頑張っていきたいです。

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安藤 Boom Triggerとしては、これまでと違う一面だと思うので、観にきてくださるお客さんを満足させて、元気を与えられる舞台にしたいです。個人的には、シャイなところがあるので、そのカラを破っていきたいなって思います。

取材・構成=浜瀬将樹

公演概要

円神プロデュース公演vol.1 『幕末バトルサークル』

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【東京公演】
日時:
5月6日(木)18:00開場 19:00開演
5月7日(金)18:00開場 19:00開演
5月8日(土)13:00開場 14:00開演/18:00開場 19:00開演
5月9日(日)13:00開場 14:00開演
場所:天王洲 銀河劇場
料金:6,800円(前売 全席指定・税込)/7,000円(当日 全席指定・税込)

【大阪公演】
日時:
5月14日(金)18:00開場 19:00開演
5月15日(土)13:00開場 14:00開演/18:00開場 19:00開演
5月16日(日)13:00開場 14:00開演
場所:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
料金:6,800円(前売 全席指定・税込)/7,000円(当日 全席指定・税込)

出演:円神(瀧澤翼、A.rik、草地稜之、熊澤歩哉、中谷日向、中林登生、中本大賀、宮里ソル、山田恭)、Boom Trigger(安藤優、稲吉ひかり、大水陸渡、岡野海斗、結城樹)、秦健豪、泰江和明、眞嶋秀斗
原案:広井王子
脚本・総合監修:マンボウやしろ
演出:白鳥雄介
音楽協力:UNIVERSAL MUSIC
照明:高橋英哉/佐藤公穂
美術:中根聡子
ヘアメイク:小竹珠代
衣装:大西理子/とわづくり
殺陣指導:森貞文則
舞台監督:DDR
宣伝:吉本興業株式会社
票券:チケットよしもと
プロデューサー:内藤豊
主催:吉本興業株式会社

チケット販売スケジュール
3月20日(土)各プレイガイド先行
3月27日(土)一般発売

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